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ねごとアルバム感想(2章)

こんにちは。りー。です。

前回に引き続きねごとのアルバムの感想を書いていきます。今回は"Z"oomとVISONについて。

では。


"Z"oom(ミニアルバム)

個人的に革命的なアルバムだと感じています。

ジャケ写のメンバーみんな凄く垢抜けて今までになくクールな感じに仕上がっていました。凄く多彩な音楽が収録されています。


1曲目『真夜中のアンセム』

このアルバムの目玉的な曲で人気曲ですね。今までに無いような『かっこいい曲』に仕上がっています。歌詞も失敗や困難を乗り越えた先に答えがある、というような意味に捉えられるのでそういった意味でも革命的な曲だと思います。シンセにかかっているエフェクトがクールさを引き立てています。


2曲目 『Dreamin'』

この曲も前のアルバムでは無かったような曲で特にギターにこだわりを感じます。所々で2つのパートが演奏されていたりとにかくギターがカッコいいです。ベースもガンガン響いていてテンポも良く、勢いのある曲です。


3曲目 『M.Y.D』

意外と無かったシンセがほとんど無いギター、ベース、ドラムがメインの曲。耳に残るような同じテンポの歌い方が凄く中毒性があり、サビで一気に盛り上がる曲です。サビの所でお客さんと歌える部分もあり、まさにファンとの一体化が実現できる曲だと思いました。途中の幸子さんの語りがあるのもポイント。


3曲目『風惹かれ』

凄く一曲の中で色々な表現方法が施してある曲。特にドラムのリズムの変化や強弱の変化が凄い曲です。小夜子さんの凄まじい表現力が光っています。アルバム通して言える事なのですがなによりも幸子さんの歌い方が変わった部分がすごく大きくて、ガラッと曲の雰囲気が違っていたと思いました。


5曲目『迷宮ラブレター』

テレレ、テレレレ〜が癖になります。このアルバムの中でかなりポップな曲ですが、音の出し時、引き時が聞いていてとても面白い曲です。ノリノリだった所からクッと落ち着く所などすごくスッキリした曲になっています。


エンディング『勲章』

アコギとピアノがなんとも切ない雰囲気を出しています。優しい曲です。他にもギターには凄く音が残るエフェクトがかけられていて(詳しく無いので名前は分からないです...)凄く響きがいい曲です。"Z“oomライブの最後に演奏されていた曲でラストにふさわしいしんみりした曲に仕上がっています。


"Z"oomは凄く変化のあったアルバムで、前のアルバムも確かに良かったのですが、このアルバムはもっと洗練されていて、まとまりがあって『ねごと』の音楽を聴いているという感じがしました。辛い時期を乗り越えたものだと思うと苦労とかをしみじみ感じるような気がして感動しました...


3rdアルバム VISON

"Z"oomでは半歩でも進みたい!と言っていた所からもの凄く進化をしたねごとの音楽が詰まったアルバムでした...初めて聴いたときは衝撃を受けました。


1曲目 『未来航路』

このアルバムの真骨頂とも言える宇宙的なサウンドが特徴的な曲で、この世界観に惹かれたファンも多いのではないのでしょうか。この突き抜けた感じが素晴らしいです。


2曲目『黄昏のラプソディ』

上品で大人な雰囲気の曲でこのアルバムの中でも尖った曲だと思います。こちらも人気の高い曲。


3曲目『endless』

VISONの中でもトップクラスの人気曲。自分がねごとを初めて聴いた頃ぐらいに衝撃を受けた曲です。壮大なウエディングソング。全てが独特でこれまで聞いていた邦楽が過去になりました笑。ダンスミュージックともロックとも違うなんとも新しい曲。解散後も語り継がれるべき曲だと思いました。


4曲目『エイリアンエステート』

こちらも宇宙的な音が特徴的。ギターの演奏に加えてアコギの音が心地よい曲。ラスサビ前の間奏でギターの音が降ってくるような所が1番好きです。


5曲目 『シンクロマニカ』

mvのワンカット映像が非常に印象的。ライブでも盛り上がれそうなアップテンポでサビが特徴的。所々で音が止まり一気に勢いが出てくる曲で聴いていて飽きない曲です。


6曲目『コーラルブルー』

未来航路に曲調が似ている曲です。ドラムのリズムが複雑で、所々で別な音を使っていたり聴けば聴くほど発見がある曲です。


7曲目『GREAT CITY KIDS』

ロック寄りな曲の中でもねごとの雰囲気があって開放的な曲。沙田さんのギターがやばい曲です。


8曲目『透明な魚』

サビの盛り上がりと数回あるコーラスの部分に中毒性があって一緒に歌いたくなる曲。クラップが凄くいいアクセントになってます。


9曲目『真夜中のアンセム』

ここで再登場!先程紹介したので省略します。


10曲目『ドリーミードライバー』

VISONの中でもかなり落ち着いた曲。この曲を聴くと従来のアルバムと決定的に変わっているなぁと再確認します。言葉では表しにくいのですが、表現の部分が凄く変わっていると感じました。


11曲目『アンモナイト!』

凄くポップな曲で、昔の歌い方と打って変わって可愛らしく歌った曲で意外と新鮮な感じがありました。


12曲目『Time machine』

少し寂しげな雰囲気の中でシンセ(?)の不思議な音が聴こえてくる曲。非現実味で不思議な雰囲気に飲み込まれます。


13曲目 『憧憬』

エンディングでしんみりした感じかと思いきや、かなりアップテンポでサビでメンバーが叫ぶ。ライブ映像でもファンのみんなと一体となって叫んでました。VISONの締めにふさわしい曲だと思います。次のアルバムにも期待してしまうような一曲でした。


5からかなり変化のあった二枚で、激アツなアルバムだったと思います。しかしここからまた変化のあるのがねごとの凄いところ。

3章では残りのETERNALBEATとSOAKの紹介をします。ラストです。是非読んでいただけると嬉しいです。


では。



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