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イベント反省会【総社宮回廊 こころ夜市】編

2022年12月3日(土)
3年ぶりに開催された【総社宮回廊 こころ夜市】というイベントに参加しました。
対面イベントに参加するのは、1年ぶり以上ではないだろうか、という勢い、もはや浦島太郎状態でした。

いよいよ寒さが厳しくなってきた、夜のイベント。
コロナ対策か、以前に比べると出店数は減少したように感じましたが、会場にはたくさんの親子連れが遊びに来てくれていました。

ご来場くださった皆様、たいくつ堂グッズをご購入くださった方や面白がってくださった方、お寒い中足を運んでくださり、ありがとうございました。そして、声をかけてくださり、最後までイベントのために尽力してくださった主催「あかりプロジェクト実⾏委員会」の皆様、本当にお世話になりました、お疲れさまでした。

こころ夜市のたいくつ堂コーナー
こころ夜市 御礼

たくさんの人々の笑顔に癒された、そんなひと時でした。

さて、今回は、ここからが本題。

今まで、イベント後は主催のかたやお客様に感謝を伝えるぐらいで、特に次につながるような反省やアクションを起こしてこなかったたいくつ堂。
コロナ禍前、かつては2週間に一度はイベントに出店し、【下手な鉄砲数撃ちゃ当たる】の精神で、勢いだけで突っ走っていました。

たいくつ堂発足から20年、ようやく、こりゃだめだ、と思うに至りました。
それはなぜか。
自分の活動をもっと知ってもらいたいし、たくさんの方に商品を手に取ってもらいたい。
ただ楽しいだけでなく、人生において意味のある時間にしたいと思ったからです。
成長がしたい!!!
そんなわけで、きちんと振り返り、次につながるよう記録していきたいと思います。

まずは、イベントのお客様の層から。
主催さんからの連絡によると、近隣小学校へのチラシ配布、山陽新聞、ケーブルテレビ、ローカルラジオにて広報活動が行われたそうです。
おそらくご近所から来られたであろう、親子連れ、小さなお子さん連れのご家族、若いカップルが多かったです。
イベント前半は小学生がたくさん来て、おこずかいを握りしめ、あっちこっちと楽しそうに探検していました。

ここで、以前の出店後のことを思い出したたいくつ堂。
小学生がたくさん遊びに来てくれて、次回出店することがあれば、子どもたちがおこずかいの範囲で買えそうな価格帯のものをいろいろ用意しよう!と心に決めていた、はずでした。

しかし、すっかり忘れておりまして…
各地の古墳イベントへ作品をお送りするときのようなテンションで、ほぼ何も考えず、なセレクション。
その結果、前回と同じような反省をすることになったのでした。

今回も、かわいい小学生たちが、店の前で目をキラキラさせながら、買いたいものを決めています。
中には、前回も来たけれど、買える値段のものがなかったと教えてくれる子もいて、大反省。

今日のおこずかいの金額を決め、まずは美味しいものでおなかを満たし、ここでしか買えないような、とっておきの衝動買いをしたり、家族や友達にお土産を買っていく。
それが今も昔も変わらない、お祭りの楽しみ方、だったように思います。
そういうの、すっかり忘れちゃっていたなぁ、自分。

もしあの作家さんが出てたらこんな面白いことしていただろうなとか、あの作家さんのあの作品ならたくさんの方が買っていっただろうなとか、せっかく出店させていただいたのにもかかわらず、そんなことばかり考えてしまいました。

もし次回があるのなら、必ずリベンジ!
子どもを中心に大人まで、みんなが足を止めて楽しんでいってくれるようなお店作りをしたいなぁ、と思います。

今日たまたま観たテレビで秋元康さんが言っていた言葉が絶妙に刺さったので記録しておきます。
1.大衆は自分である
2.記憶に残る幕の内弁当は無い

自分がお客さんだったら、欲しいものはあるか、楽しい店づくりができているかという視点、忘れてないだろうか。
正直、高いなぁ、売れないだろうなぁ、と思いながら準備していたことは明白。
案の定、そうそうは売れません。

あれもこれもと欲張って盛り込んでみたものの、自分の一番の売りはなんなのか。
殺風景に見えないように、あれも見てもらいたい、これも見てもらいたいと、品数だけは豊富。
その中に、ぱっと手に取って買いたくなるものがあったか。
結果、そんなに無かった…。

誰かに何かを売る、楽しんでもらうということのベースとして心にとめておかなければならないことが、今回、少し見えてきたように思えます。
実は、これ、いろんな意味で、最近の自分のテーマでもありました。
タイミングよく、いろいろな学びがやってきています。
ご縁に感謝!

次に同じようなイベントに出店することがあるなら、大胆にも以下のことにチャレンジしてみようと思います。
・イベント性のある、愉しめるブースづくり
・販売品目を絞りこむ(目指すは5品!)

まだまだできることはたくさんある、という心構えで次につなげていきたい。
今からでも変わりたいなぁ、変われるかなぁ。
ただものを売るんじゃなくて、想いを共有できるような、作品をとおしてコミュニケーションとれるような、そんな作家になりたいと思います。

まだまだ、夢は広がります。





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