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理動ではなく感動で人は動く

こんにちは!矢上です。

みなさんは理屈で考えてから動く派、思い立ったら衝動で行動する派のどちらでしょうか。
最近こんな記事を見ました。

ビジネスの現場にいる方だと納得していただけると思うのですが、人は論理=ロジックやデータだけでは動かないものです。むしろ感情で動くことの方が多いくらいですよね。
重要な案件を決める会議で、客観的な資料から結論はほとんど決まりかけていたのに、誰かの感情的な発言によって、話の流れが大きく変わってしまう。
あるいは、プレゼンの現場でこちらのデータやロジックは完璧なはずなのに、得意先は退屈そうな表情で聞いている。

ストーリーブランディング!初めて耳にしました。
でも確かに心が動いて行動が変わった経験はたくさんあります。

ラクロスを始めたのもラクロスのルールを知って面白そうだったからではなく、人の魅力に惹かれ、こんな4年生になりたい!と思ったのがきっかけです。
女性とお付き合いした時も「ここがこうでこう好きなんだ!」と説明できるのではなく、「なんとなく」好きな場合が多いのでしょうか?

つまり、人は「面白そう」「楽しそう」「なんとなくいいと思った」などの感情の部分が行動を大きく支配しています。


そしてこの記事にもあるように人や物、商品のストーリーを知ることが感情を大きく動かします。
この記事ではサッカー界のスーパースター、リオネル・メッシ選手が自らの人生を語るスポーツ用品メーカー、アディダス社のCMなどをその典型例として紹介しています。

CMは、「これが僕のストーリー」というメッシの語りで始まります。ビジュアルはストーリーの内容とシンクロしたかわいいアニメーション。メッシはそのストーリーの中で、11才のとき、成長ホルモンの分泌に異常が見つかったというエピソードを告白しています。

メッシは身長169センチでサッカー選手の中ではかなり小柄な方です。しかし、病気が原因だったということを知る人は少なかったでしょう。

メッシはさらに語ります。「でも小さかったおかげですばしっこく、足に吸いつくようなドリブルを習得することができた」と。そして「人生は意外にいい方に転ぶ」と締めくくり、最後にアディダスのワールドワイドのキャッチフレーズである"IMPOSSIBLE IS NOTHING"で結ばれるという構成です。
引用:https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3110701029052018000000?page=2

このCMを見た視聴者はメッシのストーリーに心を動かされ、アディダスの想いにも共感します。
つまりストーリーの持つ力は絶大なのです。

営業や恋愛、友人関係でも裏側の背景を知っている商品や人には愛着が湧いてくると思います。
逆に言えば、好感度の高い人は自分をさらけ出すのがうまく、いい意味でいろんな人の自分のストーリーをアピールできてる人なのではないでしょうか。


ストーリーブランディング。
僕も今後意識して人間関係を構築していきます!

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