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わかったフリと癖

こんばんは、駆け出し眼鏡です。今日はシアトルからの更新です。
今シアトルは17日の夜なのでまだ毎日更新中ということにします。正直時差の関係もあり、途中仮眠を挟んだとはいえ朝起きてから27時間経過しているので、もう脳みそがドロドロです。

今日の日記
- ひたすら徒歩+バスで観光。Nintendo of Americaを見に行ったり、ウィンドウショッピングをしたりしていました
- なんだかんだで英語はちらほら使った。とりあえず主張を伝えることに関しては何とかなりそう。レスポンスが上手く聞き取れないことが多い
- 改めて来てみれば、周りに聞けばなんとかなる。ネットもあるので、今のところ大して困ってない

とこんな感じで一旦備忘録とします。ここから1週間書いていく中でフォーマットは変わると思いますが、まずはこんなところ。

さて、そんな感じで過ごしていたら気づいたことがあります。

分からないのにわかったフリをする癖がついている
英語が話せる人が他にいるとはいえ、アメリカに来ている以上は店員さんやバスの運転手の人と会話する機会がでてきます。例えば「このバス◯◯に行く?」とか「これちょっと試したいんだけど」とか、そんな日常会話はさすがにしなくてはいけません。

ぼくは英語が苦手とはいえ、身振り手振りと圧力で主張を突き通すのはそれなりに得意なので、言いたいことは割と伝わっています。ただ向こうからのレスポンスが正確に聞き取れないことが多いです。

そしてそんなとき、「ああ、うんうん」と言った適当な返しを反射的にしてしまいます。分からないなら、分からないと、聞こえないなら聞こえないと言えばいいのに、なぜかわかったフリをしてしまうんですね。

結果その後の話が噛み合わなかったりして、話がちんぷんかんぷんになります。「実はあそこわからなかったんだけど…」なんて切り出す英語力もないからそのまま露頭に迷ってジエンドです。

でもこの癖、日本人が英語を話しているシーンでめちゃくちゃ目にしますよね。そしてそういう人は、自分を含め、大抵日本語で話しているときにも同じことをしています。

日本語ですら「わかったフリ」をしていた
今日懇親会で、他の参加者と話しているなかで「◯◯に行ってきた」「◯◯についての仕事をしている」といった発言がでてきました。正直雑音で聞き取れなかったり、よく意味がわからなかったものの、スルーしていました。そして「ああ、そうなんですか」「へー」などと適当な相槌を売っていたのです。

これは完全に癖です。英語のときは少し意識的に「まーいいか」で聞き流しているものが、日本語でもどんどん聞き流し、わかったフリをするようになる。結果、自分でもわかっているのか、わかっていないのかがわからなくなります。

今日は結局、「あのときよくわからなそうな顔していたけど、もしかして◯◯知らない?」と相手が聞いてくれたので、素直に「知らない」という機会をもらい、後から教えてもらうことができました。何も恥ずかしいことはありません。その人が知らないことをぼくは知っているし、たまたま会話に出てきたのがぼくの知らない単語だっただけです。

どうしてもぼくらは(突然主語を大きくします)、「分からない」ことを恐怖のように感じ、「わかったフリ」をしてしまいがちです。しかしたかだか数十年しか生きていないのに全部知ってるなんてことはありえません。

しかも「知らないこと」「わかっていないこと」が把握できたなら、あとは知ればいいだけです。そこには悲観的な要素は何もないはずです。

明日からの研修、今日の気づきを頼りに、積極的に「分からない」「知らない」を連発していきたいと思います。もちろん知っていることはギブしながらです。本日はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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