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北海道キャンプツーリング2022 7日目

いよいよ南下を初めて、終わりに近づいてきている感じがする7日目です。この日は移動開始ギリギリまでルートの検討をしているという史上最大の迷い具合でした。その結果、紆余曲折あり発見あり、でもほぼ走りっぱなしという迷いまくった結果のようなルートになってしまいました。

いざ出発

どれぐらい迷っていたかというと、何時に出発するかも迷っているぐらいでした。色々検討した結果、今出よう!となり、撤収やらゴミ捨てなどをして、結果的にこれまでよりちょっと遅いぐらいの時間となりました。

今回のキャンプ場はゴミも捨てられますので、昨日の分も入れられて助かりました。特に、途中で買ったガスボンベが邪魔で仕方なかったので、これで荷物がすっきりしました。キャンプ最終日だったのですが。

日本最北の水田

そのまま南下し、途中の119号から山道に入ります。山道になると、すれ違うバイクも少なく、走っているのもトラックの方が多くなるという感じがします。

そのまま進み続けると、日本最北の水田という看板が。行ったり戻ったりを繰り返して道を見つけ、ちょっとしたダートを先に進むとありました。何の米だろうと思ったら、もち米の生産地だそうです。ここに限らず、周りでもお米を作っていて、食べてみたい気持ちになりました。

粛々と道を進む

水田を満喫したので走り続けます。北海道命名の地とかもあったのですが、入り口がよくわからずスルーしてしまい、そのまま音威子府の方面へ向かいました。

ここから一旦美深の方面へ向かいますが、この道は2年前にも通ったはず…と思いつつ何も覚えていませんでした。逆方向だったからかもしれません。この辺の恐ろしいところで、休憩しようと思ってもなかなかコンビニがなかったり、あっても微妙にルートから外れてしまうこともあり、ひたすら走り続けました。

美深からは美深国道に入り、またしても山の中を進みます。山の中といいつつ、ゆるーいカーブと直線ばかりなので走りやすいです。

そして美深峠に到着です。これといって見どころがあるという訳ではないのですが、こういうところは到達するだけで気分が良くなります。
そして流石山中、電波もそろそろ怪しくなってきました。ドコモがギリギリ入って、auが入りません。

そして、ここからは幌加内町に入ります。

幌加内を突き進む

引き続き山中を走り続けていて、最低気温記録のモニュメントを通り過ぎてしまったりしているると湖に近づいてきました。朱鞠内湖という湖のようで、人造の湖としては日本最大という話でした。地図で見るとこれまた大きい…のですが、展望台からはあまり近くありませんでした。とはいえ広がった景色だけでも十分です。

幌加内の街の中に入ってくると、蕎麦畑がどんどん広がってきます。そういえば途中に蕎麦畑の展望台がある、という話でしたが、そんなものを見かけないまま道の駅に着いてしまいました。

どうやらそこそこ戻ったところにあるらしく、道の駅の近くにあるレストランのオープンまで時間があるので、少し戻ってみることにしました。

それっぽい所まで戻りましたが、展望台というよりは駐車場のような、でも建物のようなものはある、という不思議な場所でした。とはいえ走ってきた方を見てみると一面の蕎麦畑が広がっていて、改めて蕎麦の名産地であるということを実感させられます。

写真も撮り、道の駅に戻ると時間がちょうどよかったので、レストランで名物の蕎麦をいただくことにしました。開店したばかりということもあり時間がかかりましたが、食べ応えがあり、美味しいお蕎麦でした。一緒に出てきた蕎麦湯もまた格別で、これだけで何杯でも飲みたくなります。

満腹になったところで、次へ向かいます。

赤平へ

続けて向かった先は赤平はエルム高原にある温泉です。そろそろ温泉入りたいなと思って進みましたが、工程と場所的にこちらがちょうど良さそうだったためです。

そうこうして走行しているうちに赤平に入り目的地に近づいてきましたが、見覚えのある看板やマークが増えてきました。そう、水曜どうでしょうのどうでしょうハウスがこのエルム高原リゾートの敷地内なのでした。とはいえ目的地は温泉なので先に進みます。

無事温泉に到着し、レンタルタオルあると思ったら販売だったので買って温泉に入ってゆっくりしました。走ってばかりだと写真が少ない。

で、肝心のどうでしょうハウスですが、行ってみようと思いきや予約制かつ3300円という感じで、これは時間をちゃんと確保して行くべきというスポットでしたので見送りです。別に北海道来た時に行ってみるでもいい気がします。

温泉を後にした時点で時刻は15時前。後は札幌へ向かいます。

渋滞に揉まれながら札幌へ

後は275号線をひたすら南下しました。国道とはいえ、道は広く長く快適…のはずだったのですが、札幌に近づくたびに渋滞気味に。特に石狩川のあたりでは大規模な工事をしていたせいかなかなか進まず、豊平川沿いはダメダメでした。挙げ句の果てに、曲がる道を間違えてぐるーっと回ってしまう始末。どうにか高二化して、札幌のホテルに到着しました。当日は花火大会があったようで、外は賑やかでした。

今回はどうみん割の近隣県条件を行使したので、1万円のところ5000円で泊まれ、さらに2000円分のクーポンが貰えたのでお得でした。前回は札幌市内のみのクーポンでしたが、今回は全道で使えるのでタイミングは広いです。いつ使おうか迷いましたが、お土産に使うことにしました。

その後は少し外をウロウロしてみたりして札幌を満喫し、ホテルまでの道が混まないうちに撤収しました。シェアサイクルのアカウントが共通なのは助かりますね。

さて、残るは1日、走行時間にしたら12時間はありません。12時間も走れませんが…。明日寄りたかったところへ寄り、ついでにおすすめと教えてもらったスポットにも寄ったりしてみる前提で距離を計算するといい感じになりました。後は、フェリーの受付時間までに間に合わせて帰るのみです。最後まで油断せず過ごしたい、と思っていました。最終日につづく。

旅先でのお土産代とか食事代に使います。