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北海道キャンプツーリング2022 8+9日目

そんなこんなでキャンプツーリングも最終日になりました。今回は日数長いなとずーっと思っていたのですが、最終日になるとあっという間だったなという気持ちになります。大人になると時が過ぎるのが早いというのを実感します。
そしてこの日のルートは行ってみたかった所と前回行った所の隠しルートのような所がメインです。本当にそれだけで、後は戻りながら寄り道…というシンプルなルートでしたが、最終日もやらかしが発生してしまいました。

いざ出発

最終日ということもあり、キャンプ場の時間を考慮しなくていいのは助かります。とはいえ、フェリー乗り場に到着しなければならないタイムリミットはあるため、それを考慮しつつ行動します。

朝はまずご飯からです。朝食付きでしたのでバイキングです。まともな朝食というか、食事はかなり久しぶりな気がします。食べたもの振り返ると本当にストイックな食事でした。

ご飯も食べ終わり、最終的なパッキングとチェックアウトをして10時前に出発しました。

行き過ぎる走り過ぎる

その後は札幌の街中を抜け、江別を通りどんどん東に進みます。この辺は自転車も多く、とはいえ道路は広いので自転車も走りやすそうで、練習とかにちょうど良さそうだなと思いながら眺めていました。

そうしているうちに12号線に入り、最初の目的地であるシューパロ湖の方面が近づいてきます。ここも前回行ったポイントではありますが、前回初日に行ったポイントに、今回最終日に行くという工程になりました。

そしてハイペースで流れる山の中を通り、いよいよ桂沢湖の方へ…と思ったのですが、工事現場だと思い曲がり損ねるというハプニング。

そしてこの道、山間のせいでほぼほぼUターンできるポイントがないという道。それっぽいポイントもあったものの、しばらくスルーしてしまい、結局20〜30km走ってUターンできる所を見つけました。結局行く予定のなかった芦別まで行っていたようです。

そして無事引き返し、往復なので40〜60kmも余計に消化して、やっとシューパロ湖の方面へ行けるようになったのでした。

旧国道へ

しばらく走ってシューパロ湖に近づいてくると、夕張川沿いに一本外れた道が出てきます。

一昔前まではこの一本外れた道が国道452号でしたが、シューパロダムの工事に伴い夕張の一部地域が沈んでしまったことに伴い、現在の452号線に切り替わったということでした。奥に見える新しい道路が今の452号線です。

そのため、しばらく先に進むと行き止まりというか湖に近づきます。そこまでの間も建物や看板が少し残っていたりして、人が住んでいた形跡がまだ残っていました。

少しばかり撮影をして、本来の道路に戻り、シューパロ湖を背景に1枚。この時点で既に13時でしたが、朝をそれなりに食べたのでそこまでお腹は減っていませんでした。

夕張と道の駅ツアー

そのまま南下し続けて、少しだけ北に向かいます。目的地は快速旅団さんで、ここのメスティンをずーっと使い続けているということもあり、一度行ってみたかったので、今回時間を見つけて向かいました。少しばかり買い物をしてお話もさせていただき、再出発しました。

その次はそのまま南下し、夕張といえばメロンということで、途中にあったメロンドームでアイスを食べて休憩です。もう午後ということもあり、いいメロンは既になくなっていました。

その後は道の駅ツアーです。夕張メロードにも再び寄りましたが、こちらも収穫はなく断念。そのままさらに道を進み、安平町の道の駅へ向かいました。この辺りは炭鉱の街ということもあり、港へ運ぶための鉄道が整備されていたという縁で本物のD51が整備されて展示されていました。キッチンカーも出ていたりイベントもやっていたりして、大きな道の駅でした。

そしてまたしてもアイスを食べます。この時点では天気も徐々に悪くなり、アイス日和という感じでもないのですが、せっかくなのでもくもくソフトを食べました。

フェリー乗り場へ

アイスを食べた時点で既に3時でしたので、時間的にはタイムアップです。後は粛々とフェリー乗り場へ向かいました。
まっすぐ向かうのもなということで、千歳を経由して新千歳空港を横目にしたり、途中の道の駅も寄ってみようかと思ったらどこも大混雑で、時間も微妙なので諦めたりしつつ向かいます。

そして16時ごろフェリー場着。これで北海道の走行は完了です。後ろ側がすごい汚れているのがよくわかります。

そしてその後はお土産を買ったりしつつ過ごし、バイクに戻る時間になって戻ってもなかなかフェリーに入れないというのがありつつ部屋に入りました。帰りもエコノミーシングルです。

出港

そして19時になり出港。帰る時も来た時と同じぐらい天気が悪目でした。海上も霧のようなモヤのようながかかっています。

夕飯はどうするかというとバイキングにしました。帰りなんでいいもの食べようということで頼みましたが、結局茶色いのが大目になってしまいますね。他にも何度かおかわりをして満腹になりました。

後は部屋に戻って時間を過ごすだけです。道の振り返りをしたり、またしても通販しかないBSを見て過ごしたり、やっぱり繋がらないWi-Fiを駆使したりして過ごしていました。そんな中ふと靴を見るとすごい汚れていましたので、ブーツ履いててよかったなと思いました。

そして帰還

翌日は片付けをしたりテレビを見たりして過ごしつつ、微妙に船酔いっぽくなったのでゴロゴロしていました。そうこうしているうちに着岸の時間も近くなってきたので外に出てみるとかなりの晴天。そして激熱。36度ぐらいあったようです。

外にいるとカモメが飛んできていました。

そして時間になったのでバイクに向かいました。もちろんすぐ出られる訳ではなかったのでのんびり待ちつつどれぐらい走ったのか見てみると2093kmでした。大体2100kmなので、1日300kmペースということになりそうです。

出られるようになったので出発しましたが、暑すぎて止まるたびに汗を拭っていました。幸いなことに渋滞にはハマらず無事帰宅。その後少し休憩して、汚れた車体を洗車して全行程終了でした。

おわりに

ということで、北海道キャンプツーリング、今回も事故も怪我も大きなトラブルもなく無事に乗り越えられました。
やはり北海道は走っていて楽しいですね。走るたびに新しい発見もあり、出会いもありということでとても良いです。
ライダーとして1度は走りたいとよく言われますが、1度と言わず2度3度、何度でも走りたくなります。とはいえ、そろそろ距離を稼ぐという旅行よりは、どこかを拠点としてその周りをぐるぐる回るようなのもしてみたいなと思いました。それもキャンプで。
後は工程や走行距離を振り返ると、あと2〜3日あれば1周できたのでは?という所にも気づいたので、それも挑戦してみたいなと思いました。道南の方はほぼ未開拓になりましたので、そっちも今度は行かねばならぬと思っています。距離稼ぐよりはと言っておいてなんですが。

最後に、今回の北海道キャンプツーリングにおいて、お世話になった方々や出会った方々、温泉地やキャンプ地などの運営の方々、立ち寄った観光地に携わる方々、そして船会社の方々に今回無事に全ての工程を何事もなく終えられたというお礼を言って締めにしたいと思います。ありがとうございました。

旅先でのお土産代とか食事代に使います。