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逃げ回るプロメテウス

気持ちの整理をしておきたい。ただの記録。

学部2年の時にアメリカから資本主義と表現に悩みながら帰ってきてから
COVID-19の流行、オリンピック、国内情勢に対し、自身の生活がアンビバレントに乖離し過ぎていて、何かよくも分からない関係付けにふりまわされたり、腐ったルールやどうしようもない事が多すぎて、他拠点で生活するようになったんだけど。
結局のところその二項対立も下らないもので、なんだか今日は特に落ち着かない。

元首相は撃たれた。
勿論個人への追悼の声は聞こえるんだけど、盛り上がりもそれまでで、都市部は今日も普通に代謝してる。
自分の見ていた都市部への眼差しはあっけらかんとしていて、ただ集権的なだけ。
なんだかむしろ凄く福井が平和で、面白く健全に見える。

何も変わらない何も感じない。
それこそ言論や思想なんて耳を通り抜けるだけで、煮詰まった人間は道を踏み外せば暴力を手にしてしまう。

けど僕らは暴力なんてものでもなくて、画面でも見ながら柔らかい手で空想にふけるだけ。
まぁどちらも健全でない気はする。

どうすればいい。ただなんとなく個人が手工業的であるしかない気がする。2次産物的で小ブルジョワ主義と以前のエンゲルズや哲学者は批判していたけれど〈住宅問題-1929〉、自分のように豆一つない柔らかい手で机上を叩くよりはよっぽどまし。それこそ今の自分はただのユートピアを見てる。

そんなことを考えながら今日も日本を移動してる。いや、本当は逃げ回ってるだけなのかもしれない。

未来を想像できても僕はプロメテウスのように強くはない。
目の前の連続である。

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