「彼氏・彼女」よりも作るのが難しい「恋人」という存在。
僕は想うのです。
彼氏や彼女を作ること自体は、難しいことではない。
自分の異性への理想だったり、妥協点などを見つけ、
ヒトリの異性とお付き合いをする関係になろうと想えば、
なれないこともない。
しかし、それは果たして「恋人」と言えるのだろうか。
ここでの「恋人」というのは「お付き合いをしている相手」というよりも、
「好きな相手」という意味合いのほうが強い。
仮に、
相手が自分のことを好きになってくれて、
それに対し、自分は相手に対して「好き」ではないけど
「嫌な気はしない」という想いがあり、
「付き合ってみたら好きになるかも」で付き合うとする。
付き合っていて、それこそ一緒に時間を過ごせば、
相手のことを本当に好きになることもあるかもしれない。
でも、どうだろう。
少なくとも僕はそういった付き合いで、
相手のことを、相手が想ってくれているぐらいの気持ちで
想えるようになったことは、すごく少ない。
付き合うことで「育む愛情」と
付き合ってみて「確認する恋」は違うということだ。
更に言うのであれば、
「育む愛情」ではなく「生まれる情(情け)」になるのかもしれない。
彼氏・彼女を意識的に作ること自体は、難しいことではない。
しかし、好きな人を意識的に作ることは、非常に難しい。
タイキ
#恋愛コラム
東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。