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私の思ったこと

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1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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行為の中に宿るもの

行為の中に宿るもの

昨日こんなツイートを見つけた。

簡単永代供養というサービスらしい。

みなさんはどう思われたでしょうか?

ええやん、助かると思われた方や、じぶんが喪主の時にこれがあればと思われた方などもいたかもしれない。

ボクもいざじぶんが利用する側になったら、一瞬頭をよぎるかもしれない。

しかし実際利用するかと言われたら利用しないし、多くの人は抵抗感を持ったに違いない。

ボクなんかだと縁のあった人の最

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じぶんの力が出る構造

じぶんの力が出る構造

株式会社で製品やサービスによって課題を解決することで、その需要が増し、会社の売り上げが上がる。

その上がった売り上げで、会社は更に質の向上や設備投資ができるようになり、やれること、届けられる範囲が広がる好循環が生まれ、社会の暮らしやすさが上がる。

これが現在の資本主義の流れになっていて、この通り動いていれば、ボクらは幸せで快適になれている。

しかし現実を見渡すと、必ずしもそうなっていないのは

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他者を頼る

他者を頼る

ボクの人生の中で、クセのように同じパターンを繰り返してしまい、結果が似てくるというものがあります。

それが「結論まで一人で決める」というもの。

例えば「仕事を辞めるか、今の職場に残るか」みたいな問題があったとする。

ボクはその時、じぶん一人で辞めるか残るかを考えてしまう。

行動から察するに、何度か「相談しなければよかった」という体験をしたのではないかと想像できる。

なので他者に打ち明ける

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静寂で賑やかな世界

静寂で賑やかな世界

単純作業の時、お供として動画や音声コンテンツを耳で聴きながら作業している。

ワイヤレスイヤホンの電源がなくなるくらいまで、聴き続けることもあるくらいで、それらの音がなくなると、静寂で何もない世界に放り込まれたような、不安な気持ちを感じることが、ままある。

でもふと音の摂取をやめてみると、実はじぶんがいる世界は決して静寂で、何もない世界ではないことに気付く。

バイクや車の走る音、近隣の学校の体

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大事なことを決めるタイミング

大事なことを決めるタイミング

決めることには時間を使わないで、決めたあとそれを正解にするよう頑張ればいい。

当たっていると思う。

第一志望じゃない学校に入っても、その学校やクラスのいいところを見つけて、その人やコトとの関わりを楽しめばいい。

職場も、旅行も、偶然入ったお店も、たまたま買ったものも、多くのことはこの心持ちで正解やご縁にできる。
だからあながち間違いではない。

しかしそうだとしても、選ぶところで防げることも

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話し合いに必要なこと

話し合いに必要なこと

話し合いやコミュニケーション、ひいては人間関係に必要なものは、案外解決策ではない。

その手前にもう少し大切なことが眠っていて、その上に初めて解決策がある。

友だちの夫婦の話を聞いていて、仲良しな方たちと争いが絶えない人の両方の話を聞いていると、明確な違いがあることがわかる。

一つは話し合いの中で話される内容が相手のこと、相手への要求ばかりだと話し合いは拗れがちになる。

なぜなら相手からじぶ

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じぶんとの約束

じぶんとの約束

年度末の忙しさみたいなものがめずらしくある。

春から新しく始めるために必要な手続き、年度末から新しく始まったこと、これまでお任せしていたことがじぶんの領域になったこと、している仕事の数や時間がそもそも増えたことが重なっており、それが忙しさになっている。

そして忙しくなると普段していたことが、普段通りできなくなるという弊害が当たり前のように起こる。

やっていた家事が、取っていた睡眠時間が、観て

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変化の時代の変わらないこと

変化の時代の変わらないこと

今の時代は変化の時代であり、変われること、変化に抵抗がないことが良しとされる。

仕事のプロジェクトや働く人、職場なども刻々と変化し、これまでは変わりにくかった住まいなども、テクノロジーの発展と共に土地に縛られにくくもなってきている。

移動を伴いながら、未体験の土地で、違う景色で目覚める。

そんなこともできるはず。

でもここで大事なことは、その生活をじぶんはしたいのか?ということ。

社会的

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人の幸せ

人の幸せ

5人くらいの人で話していると、つくづく人はそれぞれ違うと思う。

何が快適で、何が心地よく、どういうところにストレスを感じ、何が苦手で、何が得意か。

そういうあらゆる面で違いがあり、だけどボクらは集い、一緒に居ようとする。

なのだから、不一致や不和は起こって当然だ。

ズレによってトラブルがあるように、また人それぞれ幸せの形も違う。

社会や世間のようなものにはそれらを規定してくる力があるが、

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じぶんたちのことをじぶんたちで決めること

じぶんたちのことをじぶんたちで決めること

反対しないということは、イエスと言っているのと同じだ。

こち亀の両津勘吉はそうやって怒り、じぶんで政治家になろうとするという話がある。

様々な不公平な制度、誰のためか分からない組織、強固な利権、じぶんたちのことしか考えていない様々な所作に、あれやこれに目を覆いたくなるし、驚き、怒り、呆れ、失望し、最後にはどうでもいいと思い、考えなくなり、見なくなる。

じぶんには関係ない、興味ない。

でも実

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なくなって初めて分かる

なくなって初めて分かる

日常のじぶんを支えていたものというのは、案外認識していないことが多い。

それに気づくのは多くの場合、それがなくなった時だ。

最近仕事がワンオペで行う日が増えていて、それはそれで快適だぜと思っていた。

しかしふとした連絡やお願い事をする時に、変な抵抗感を覚えることがあった。
はたまたその返信の中に、じぶんのことをよく思わないという意味あいを付け足してしまうことが増えた。

それを信頼できる人に

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キツさからゆるさへ

キツさからゆるさへ

ボクは三十代なのだけど、同じ時代を生きた人は、ファッション的にタイトフィットが流行っていたことはご存知だろう。

一番有名な言葉はスキニーという言葉で、身体のシルエットを拾いまくるデザインだった。

肩幅も身幅も絞り、お尻が隠れないジャケットで、下半身はぴちぴち。

それが美しく、カッコいいとされた時代だったし、今見てもそこに美しさを見出してしまう。

現にその時代を生きた人はルーズなものやゆるい

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休みの力

休みの力

九時までじっくり眠れた。

今日は何の力みも緊張もないからか、朝までしっかり眠れた。

頭では一旦寝る前にリセットできているつもりでも、身体は奥底でその緊張を持っていて、それが睡眠に影響している。

ボクの周りの人だけではないだろうが、今を生きる人々は頑張り過ぎている。

何かに追われ、何かをしなければ、足さなければ、あたかも生きていけないような、そういう緊張感や力みを常に抱えている。

下手をし

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直接会うと解消すること

直接会うと解消すること

現代人の大きな誤解の一つにオンラインで親密なコミュニケーションが取れていると勘違いしていることがあると思う。

もちろん仕事のやり取りや、業務連絡なんかは映像やテキストでやり取りすればよいし、多くはそれでなんとかなる。

ただ仕事の領域だとしても、齟齬や意思疎通が図れない部分が見受けられ、案外そこから一緒に働いている人との信頼が崩れることがある。

ことこれが親密性の話になれば、テキストや映像で補

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