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私の思ったこと

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2021年7月の記事一覧

人を助けるということ

人を助けるということ

人は助けられているというとき、うれしいや有難いという気持ちの中に申し訳なさも少しだけ合わせ持っていたりする。

また反対に人を助けているという人は、善意やその人のためになりたいという崇高な気持ちのその奥に優越感のような感情を持ち合わせていたりもする。

つまり「助ける」や「助けられている」ということが意識の上にのぼった段階でお互い、特に「助けられている」という側は少し力んでしまうことになる。

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ないことであることを想像させる

ないことであることを想像させる

経済合理性のみを考えて作られた家や家具、日用品や料理やサービスにボクらは囲まれて暮らしている。

日頃それに対して疑問を持つことは少ないのだが、歴史ある街や古い建造物がある街などに行くと、ボクらの暮らしの中で未来の人々が残したいと思ってくれるものはあるのだろうか?と不安に思ってしまうことがある。

そもそも古いものが脈々と受け継がれるというのはどういうことなのか?

それはそこ(建物でも机でも食器

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誰かに共有したいじぶんに気づく旅

誰かに共有したいじぶんに気づく旅

この前ラジオの収録で、一人旅の話になった。

ぼくらゲスト二人は一人旅経験者で、かつ二度以上している。

パーソナリティーの人が一人旅に行きたいという気持ちがよくわからないというものだった。

何で行くのか?の理由はおそらく一つではなく、いろんな理由があるように思う。

他者に気を使うことなく堪能したい。
じぶんを知ってる人がいないところに行きたい。
逃避、回避行動としての一人旅。
誰かと行ったけ

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感謝の日記

感謝の日記

今年日記を始めた。

一応毎日続いていたが、朝何時に起きて、どんなことをして、どこに出かけた。みたいな記録がほとんどになり、書くのが退屈になっていた。

そしてここ最近人(他者とじぶん)の至らないところが目につくことが増え、そんな心持ちでいることに疲れを感じていた。

半ば強制的にでも、目のつけどころを変えたいなぁと思っていたので、その日ありがたいことを書く日記を始めた。

こんな人に、こんな道具

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夜中に徒然

夜中に徒然

帰路に数日続いていた夏真っ盛りというような気候が一旦お休みを告げるかのように、冷たく感じる風が吹いていた。

自室で机に向かっていると、今度は雨音がした。

明日ボクが住んでいる地域には台風が通過するらしく、その予兆となるような涼しさと風と雨音だった。

そんなときふと思うことがある。

こんな涼しさや風や雨音を、かつての人間たちも聞いていたのかなぁ?と。

今は亡き人たちだし、そんなことはもちろ

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あの頃欲しかった学び

あの頃欲しかった学び

義務教育の時代、勉強が、学びが心の底から楽しめるものでなかったのは純粋に知っていることが少なかったからかもしれないし、これがどうじぶんに活きるのか知らなかったからかもしれない。

今大人と言われるものになったじぶんが、子どものじぶんにどんな学びの場を提供したら、ボクはテンションが上がるのかな?というのを、ふと考える。

おそらく学ぶことの伝え方や教材選びというものは、幾千通りもあるだろう。

でも

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俺は海賊王になる

俺は海賊王になる

漫画『ONE PIECE』の主人公モンキー.D.ルフィは自身が海賊王になると様々なところで宣言している。

更に驚くことにライバルの海賊たち、自身より格上とされる海賊たちにも堂々と宣言している姿が潔いと感じさせる。

じぶんが「(後世に名を残すような)何者かになる」と宣言することで後には退けぬし、日々のモチベーションにも繋がるのだろう。

ルフィのように盛り上がれる人は宣言するのが良いし、「何者か

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仕事をする上での価値観

仕事をする上での価値観

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、自身の子供にスマホを与えなかった、あるいは時間制限を設けていたという話がある。

同じような話だとマクドナルドの各国の社長は普段子供にマクドナルドを食事として出しているのか?

経営者や創業者でないとしても、社員は、関係者は自社のサービスを、製品を、子供だったり、家族だったり、大切な人に奨められるか?

この質問にイエスと答えるのが難しい日々が続くと

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身体を整える

身体を整える

ほんとうに今年になるまで、身体のことは後回しにしてきた。

というくらい身体のことは気にしていませんでした。

もちろんじぶんでじぶんを傷付けたわけではないですし、寝ないで、無茶をしてきた。とかそういうわけでもないです。

そういうことよりもう少し基礎的な部分。

身体のストレッチや、身体をつくる要素の、何を食べるかという食事などの部分です。

身体の可動域を広げたり、どんなものをどのくらい食べる

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「記憶」と「忘却」

「記憶」と「忘却」

記憶が人である。

と話しているので「記憶する」や「記憶力」に意識が向いていそうなものだが、どこかボクは記憶と忘却はセットだし、仲間だとも思っている。

脳は生き残るためにネガティブなことを忘れまいと記憶した。

そしてそのあと忘却を覚えた。

つまり今記憶していることは忘却をかいくぐった記憶だとも言えるし、忘却は記憶の一部だとも言えそうだ。

何よりボクたちは忘却に数多く救われている。

ずっと

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人が健康を損なうとき

人が健康を損なうとき

身体にダメージがある、疾患がある。

これが健康を害しているのは、目にも見えやすいし、何よりわかりやすい。

そして精神的なダメージであるうつ病をはじめとした精神疾患も最近は認知され、年々受け入れられやすく、そういう意味で人が健康を損なっている時というのは気付かれやすくなってきている。

だが損なう前の、今まさにダメージを受けているというところは、各々がそれぞれ違うパターンや負荷の強弱もあるため、

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みんながアーティスト

みんながアーティスト

定期的に話している友人がいて、その場所でこんな話をしたことがあった。

じぶんが監督で映画をつくるとしたら、どんな映画を撮る?

と。

映画という大きくぼんやりした枠組みしか決まっていないと、人はそこにじぶんを出さざるおえなくなります。

例えば友だちとの時間が大切だと思っている人、亡くなったおじいさんとの時間に後悔を残す人、どんなことがあっても最後は幸せがいいと思っている人。

そういう普段口

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今の時代の悩み相談

今の時代の悩み相談

先日友人のキャリアの悩みを聞いた。

これはボクが経験があって、あるいはそれらの技術があるから頼られているという類いの相談ではない。

もちろんそのように知識や技術がある人に相談をするという関係性は今もたくさん世の中にあるとは思う。

しかしことキャリアに関しては、その形でいることがほんとうに難しくなった領域であるし、じぶんは今の道で大丈夫。と安心している人に相談するのが、安心なのかを少し疑問が残

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心がけていること

心がけていること

金曜日だったか、不意にお二人の方からメッセージをもらった。

一人は昔からの友人で都会に散髪しに来た帰り道だが、もし近くに居たり、どこか出先にいて都合が良さそうなら、あわよくば今日会おうか。
というお誘いだった。

残念ながらその日会うことは叶わなかったが、その「あわよくば」狙いのお誘いがボクにはうれしかった。

もう一人の方はほとんど面識がなかったのだが、ボクが出ているYouTubeを観てくださ

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