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私の思ったこと

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1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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2019年9月の記事一覧

人の置かれた環境

僕の住んでいた街にはイトーヨーカ堂というスーパーがあり、そこはイトーヨーカ堂というスーパーの記念すべき一号店という店舗だったが、食料品以外の売り上げの低迷で閉店し、一号店だからか、去年一階と地下をイトーヨーカ堂、それ以外をマンションとして復活を果たした。

つまり僕からしたら人気のないお店の象徴が、イトーヨーカ堂なのだ。

しかし小金井エリアに越して驚いたのは、イトーヨーカ堂が大盛況だということ。

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人は関係し合っている

人は関係し合っている

引っ越しを終えて、一息ついたところで、これを書いている。

清掃の仕事をしている同郷の友人が大きな社用車を手配してくれて、荷物の運搬を手伝ってくれた。

車中ではドラゴンボール、特にフリーザの話しでなぜだか盛り上がり、思い出話しや新天地での話しにはびっくりするぐらいならなかった。
彼も僕にも、一言では言い表せない複雑な感情があって、だからこそ普段通りに。だったのかもしれない。

じぶんのInsta

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自分事で味わう

今日、引っ越しをする。

と言っても東京の北千住から東京の東小金井への引っ越しというだけで、遠かったあの場所が近くなったり、近かったあの場所が遠くなったり、出かけるエリアが、その頻度が変わる。といった物理的な変化で、数日数回で適応するだろうと思っていた。

つまり引っ越し後のことを考えていたわけだ。

でもいざ前日になってみると、そういう物理的、機能的な心配よりも、住み慣れた、見慣れた景色に対する

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やさしさを感じるとき

やさしさを感じるとき

やさしさを感じるとき。

というと多くの人は人からされた行為を、誰かのやさしいと感じた瞬間を、思い浮かべ、そのやさしさを、それに触れたときのじぶんの感情を思い出す。

人から受けたやさしさの方が探しやすく、見つけやすく、やさしく大切にされているじぶんに、どこか心もあたたまるからだろう。

しかしこれがことじぶんのやさしさを、じぶんの中に感じるとき、となると答えに困ってしまう。

人には社会や人間関

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他人と知り合いと友達と親友

他人と知り合いと友達と親友

SNSの普及によって限りなく友達と呼ぶ人のエリアが増えて、知り合いは友達の友達くらいまでを差し、下手したら会ったことがない人すら知り合いに入れてしまう人もいるだろう。

つまりテクノロジーによって、知り合いになりやすく、友だちになりやすくなったわけです。

こんな言い方もできそうです、かつてよりは他人も減っている。
誰と誰が友だちで、誰と誰がつながっているかが可視化されていて、人と人の関係性の可視

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発信(表現)のハードル

発信(表現)のハードル

皆さんはどうなのかわからないが、僕は変に顔だけわかる程度の同級生や知り合いが居る場所なら、まったく知らない人しかいない場所の方がどちらかと言えば気兼ねなく過ごせる方である。

それはお互いがお互いを知らないからで、知らないわけだからどうなるかの想像もつかないので、声をかけるもかけぬも自由で、じぶんが思ったように過ごすことができる。
よかったと思えば、また行けばいいし、つまらなかったらもう行かなけれ

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はじめての手紙

はじめての手紙

好きな人にはじめて手紙を渡すとしたら、どんな手紙を書きますか?

書かないよ。と言われそうですけど、想像してみるのは、ほんとうに伝えたいことに気付けるので、とてもいいと思いますよ。

デジタルの文字コミュニケーションは記憶のように上書きされて、積み重なっていくけど、紙の手紙はわりと大切にされますし、どこか粗末にしにくい部分もあります。

つまりどちらも残っていることは同じなのですけど、「残っている

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人の生きがい

人の生きがい

一番美味しかった料理は?と聞かれたら、小さい頃おじいちゃんが熱々炊きたてのご飯で握った少ししょっぱい塩おにぎり。と僕は答える。

僕が仮に今子どもで、おじいちゃんが僕におにぎりを食べさせたいと思ったときに、昔のようにおじいちゃんはご飯を炊いておにぎりを握るだろうか?

おにぎりは現代ではつくるものではなく、買うものとなっていて、コンビニのおにぎりが子どもの僕の空腹を満たす。

空腹からは解き放たれ

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「怒らない」と「怒る」のやさしさ

「怒らない」と「怒る」のやさしさ

◯◯は、バカだよね。△△は運動神経が悪くて、□□とは友だちになれないな。

数人でご飯を食べているときに、その中の一人がそこにいたみんなの共通のここにいない知人達のことについて上のように語った。

聞きたい言葉ではもちろんない。
一瞬モヤモヤとした感情が沸き上がって、そんなこと言うなよと、話そうかとも思ったのだけど、そう言いたいのはじぶんのエゴのような感情そのものだなとふと我に返った。

上のセリ

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今のあなたがいい

今のあなたがいい

「今のあなたがいい。」

と言われて心の底から救われる、安心する。という人もいれば、反対になんだかモヤモヤする、そうですかね?と感じてしまう人もいると思う。

どちらの反応もどちらも気持ちが分かるというもの。

でもこの言葉の大切なところは、『今』という一言に尽きると思う。

今のあなたがいいけれど未来永劫、今が続くわけではないので変わらないという訳にはいかない。
なのでずっと変わらなくていいよ、

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何を書いたらいいのか分からない人へ

何を書いたらいいのか分からない人へ

毎日書いていると、もちろん書いていることにも、内容にも、波が出る。
時にはいいねと言われることもあれば、反応がまるでないということだってもちろんある。

でも読んでくれた人に、伝わった、届いた、響いていると感じる時、書いたものに共通点がある。

それは、何度も何度もじぶんがしつこく考えてきたことであること。

これ昨日実は三時間バッチリ集中して書いてみたのです。
という時間や密度以上に、この一ヶ月

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作れると思えること

作れると思えること

高校生の時に、映画をよく観ていた。

それはTSUTAYAでたまたま借りた『CUBE(https://g.co/kgs/FFwcYs)』という映画を観たのがきっかけだった。

もともと僕は原点回帰、いわゆる幸せの青い鳥のような、ほんとうは手の中にあったのか。という作りの物語に弱い傾向があり、このCUBEもその類いの映画ではあった。

しかしCUBEが与えた衝撃は物語とか映像だけではなく、「映画がじ

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グレーの薦め

グレーの薦め

僕はファッションのコーディネートを選ぶのが得意なことの一つで、特にファッションに興味のない男性や服を選ぶことに苦痛を感じている友人からどうするといいか相談を受けることがある。

世で言われるダサいは、「サイズが合っていない」と「全体の色(柄、文字、プリント含む)の調和が取れていない」ことを改善するだけで、かなり印象は良くなるように思う。

なので、全体を無地のワントーンか、モノトーンで選んでみたら

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買い物の醍醐味

買い物の醍醐味

ネットであらゆるものが買えるように、手に入るように、手元に届くようになった現代。

買い物の、身体と時間を使ってわざわざお店に赴く醍醐味は、昔よりもより一層、いい人との出会い、時間になっているなぁと感じる出来事があった。

立川のニトリで生活に必要な小物の家具数点とソファーを買ったが、フロアが違ったため、家具→ソファーの順で購入し、それぞれ会計をし、送料を払った。

そうするとソファーを担当してく

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