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何もない町?—都会から移住したワタシから見える大樹町のリアルな姿

こんにちは、大樹町のPR委員の植松です!

今回は私のことを少しお話したいと思います。

ふるさとチョイスの自治体担当者リレーブログで執筆したものを軸にリライトするので、少し長くなってしまうかと思いますが、お付き合いいただけましたら嬉しいです!

【植松って誰なのよ?】

私は普段、大樹町の中で生活し、ふるさと納税のコーディネーターとして仕事をしています。ただ、大樹町役場の職員ではないので、普段は「ふるさと納税運営委員」と名乗っています。

つまり、ふるさと納税業務を行っている以外は一町民なのです。
そこで、町民の目から見た大樹町と、ふるさと納税業務を担当する上での大樹町への思い、どちらもお話しできたらと思います。

【「宇宙のまち」に来てもうすぐ2年】

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そんな植松、出身は神奈川県、年齢は26歳です。結婚を機に主人の仕事場がある大樹町に移住してきて、もうすぐやっと2年。まだまだ北海道ビギナーなのです。

それまで神奈川県を出たことがなかった私は、電車で都内に通勤するのが当たり前でしたし、北海道に住むというのにペーパードライバー、野生の鹿は修学旅行で行った奈良でしか見たことがありませんでした(笑)

車に慣れてしまった今では、満員電車で通勤するのはもう無理かもしれません(笑)
ちなみに、神奈川県民の通勤コストは全国1位だそうです(・・;)

そんな中で大樹町に移住してきた私が住み始めてしばらく抱いていたのは、「何もないなあ」という少し退屈な気持ち。ウィンドウショッピングをする場所もなければ、チェーンのご飯屋さんもない。「生活する上での不便さはないけれど、どうしても少しだけ退屈」それが大樹町の第一印象でした。

「少し退屈」な大樹町にいるとよく見かけるのが「宇宙のまち」という言葉とロケットモチーフの色々なもの。
お土産のお菓子、インターステラテクノロジズ株式会社(以下IST)を応援するのぼり、飲食店のメニュー・・・本当に大樹町ではたくさんのロケットを目にするのです。

移住する前からISTが大樹町にあることや、国内の民間企業として初の宇宙空間到達を目指していることは知っていましたが、なぜ宇宙のまちと呼ばれているのかは知りませんでした。

なぜ大樹町は宇宙のまちなのか。大樹町は、今から約30年前に「航空宇宙産業基地」の候補地とされて以来、官民一体となって「宇宙のまちづくり」を進めており、大樹町多目的航空公園では、JAXAをはじめとして、民間企業や大学等により様々な実験が行われています。

いずれ大樹町の宇宙のまちとしての歩みはゆっくりお話ししたいと思います。

私が生まれる前から宇宙を目指す大樹町。きっと30年前は今よりずっと宇宙は遠い存在だったでしょう。

「少し退屈」だった大樹町は「少し夢がある」に変わっていきました。


【「何もない」なんてことはない】

宇宙の森フェス(差し替え用)

ふるさと納税業務や、イベントなどを通じて出会った人々もいます。

今まで体験してこなかったアウトドアや、美味しいものを食べに行くのにも誘ってもらい、楽しい経験を色々しました。

「人のあたたかさを感じました!」と言いたいところですが、私が感じたのは「人のパワー」です。大樹町のことを「何もない田舎だ」と言う人もいますが、何もないところでは「自分たちで作る」という楽しみがあります。

それを一番強く感じたのは「宇宙の森フェス」というイベントでした。

カムイコタンキャンプ場で行われる音楽イベント「宇宙の森フェス」。

音楽・宇宙・自然・食・体験アクティビティをテーマにした野外音楽フェスで、町の若者が中心となって立ち上げたイベントです。

2016年、2017年と開催されてきたこのイベント、2019年に開催するとのことで実行委員に誘っていただきました。

自分たちが作り上げたもので笑顔になるお客様がいること。達成感を超えた高揚感に包まれるという経験をし、自分たちで楽しいことをつくるパワーを痛感しました。

更に、宇宙の森フェスにご出演いただいた、アーティスト日食なつこさんの新曲『四十路』のMusic Videoの撮影を大樹町で撮影していただきました。日食さんがピアノを弾いて歌う場所はISTの工場。ロケットの射場も登場します‥!

力強くも繊細な楽曲と併せて、日食なつこさんのコメントも是非ご覧ください。

一つのイベントがたくさんの縁を繋ぐ、その瞬間を目の当たりにした私が「大樹町って何にもなくて退屈だよ」と思うはずがありません。

「何もない」なんてことはないのです。

そもそも十勝には開拓者の血が流れているのですから。

今では当たり前になっている個人の酪農家が作るチーズも、40年ほど前から研究が始まったばかり。ふるさと納税のお礼の品として人気の半田ファームも先駆者のひとり。

町内には沢山の酪農家さんや農家さん、漁師さんがいますが、みなさん一番美味しいものを目指して日々向き合っているのです。

新しい取り組みはほかにも、「チーズサーモン丼」「MEMU EARTH HOTEL」。

「チーズサーモン丼」は2013年に誕生したご当地グルメ。大樹町を代表する食材であるチーズと秋鮭(サーモン)を組み合わせた天丼御膳です。町内の一部の飲食店で食べることができます。

町内飲食店や企業、町民が協力し合って誕生したチーズサーモン丼。地域活性化を目指したB級グルメです。

大樹町にお越しの際はぜひ(*^^*)

「MEMU EARTH HOTEL」は「地球に泊まり、風土から学ぶ」をコンセプトとする実験住宅型のホテル。元々サラブレッドの生産牧場「大樹ファーム」のトレーニングセンターがあった土地に寒冷地実験住宅施設「メムメドウズ」を建設。いつしか隈研吾氏や伊東豊雄氏など日本を代表する建築家の実験住宅や「国際大学建築コンペ」の最優秀作品が点在する、世界的にも稀有な「建築の聖地」となりました。

2018年11月に施設内の実験住宅や牧場の記憶を継承するリノベーション建築をホテルへとコンバージョンするかたちで「MEMU EARTH HOTEL」が誕生しました。建築・自然・体験を楽しむことが出来る宿泊施設として人気です。

「少し夢がある」だった私の大樹町の印象は「結構楽しいことやっているなあ」に変わったのです。


【大樹町で暮らしていくこと】

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北海道といえば乳製品、魚、野菜、お肉、スイーツ・・・何でも美味しいという印象はありました。

ふるさと納税業務を担当するようになり、色々な生産者さんとお会いするようになって知ったことは、「北海道は何でも美味しい」とざっくり言われてしまうけれど、どんなものにも生産者のこだわりが詰まっているということ。

当たり前のように美味しいチーズも、何十年も研究してできた結果ですし、海産物も不漁や自然と闘いながらやっと美味しいものが生み出されています。

熟成肉を20年以上前から研究してきた「夢がいっぱい牧場」や、
北海道産の食材にこだわる「カウベルアイス」
豚一頭一頭を目の行き届く範囲で愛情を注いで育てる「源ファーム」、牧草づくりから並々ならぬこだわりを持って手作りのチーズを届ける「半田ファーム」
大樹町には熱い思いをもった生産者が沢山います。

北海道旅行でも美味しいものは味わえますが、実際に生産者の思いを知ることはそんなに多くありません。ふるさと納税はもしかしたらそのチャンスのひとつかもしれないなと思っています。

応援したい町に寄附をするふるさと納税。町や生産者の思いに触れる貴重な機会です。

美味しいことは決して当たり前ではないことや、それぞれの町の特徴を知ってからこだわりの品や体験を味わうと、今までと違うものを感じるように思います。
多くの方に大樹町を知ってもらう機会を作る仕事をしていること、大変嬉しく思っています。

色々な人の熱い思いを知った私の大樹町の今の印象は「たくさんのワクワクが詰まっている町」です。

「北海道」や「田舎町」と一括りにされてしまうことも少なくないですが、大樹町にはその枠組みを突破して飛び出していくほどの魅力があります。

まるで宇宙を目指すロケットのように。

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