末寺の末事 218
謎だ、『宗教は必要か?』という問い。
必要も何も、常に自分より先に、前に、上に、至るところに、無限に、果てしなく、永遠にあるものに対して、必要か否か選択する必要があるものか?
どちらかと言えば、こちらが必要とされるか否かのが問題ではなかろうか?
本当のところ、皆が問いたいのは、『宗教に意味はあるのか?』だろ。でもってそれって、『価値はあるのか?』って聞いてんだろ。
裏返せば『価値が無ぇなら必要無ぇ』だろ。
価値なんて無ぇ。ズバリ、無ぇヤツには全くもって無ぇ。解はそれだけだろ。でも、こっちが必要無ぇんじゃなくて、むこうに必要とされて無ぇんだよ、それってば。
加えて言えば、宗教なんてのは自分で選べば良い。何を中心に据えて生きるのか、そんなの皆好きにすりゃ良い。なんて言ったってそれも無理かもな、自分って何?生きるって何?それを知ろうともせず中心も何もありゃしない。
to be continued
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