「一所懸命になってものごとに打ち込む」習慣
「下手は上手の下地なり。下手よりだんだん上手になるなり」・・・この教訓は最近のものではありません。
寛文7(1667)年に書かれた「子孫鑑」に出てくる一文です。
こんなに古くからの教訓ですが、現代にもピッタリと当てはまります。
「初めのうちは下手だけど、そのことに打ち込めば打ち込むほど上手になるものだ」と解釈していいと思います。
この言葉には「興味とか関心、やりがいなどは、そのことに打ち込んでいるときに自然と湧いてくるものだ。やる前から感じるものではない」という意味も含んでいるといえます。
打ち込んでいるうちに面白くなってくるものです。
仕事もこれと同じです。打ち込めば打ち込むほど、面白くなるはずです。
やる前から面白さを感じるものではなく、一生懸命にやるからこそ面白さを感じるのだと思います。
ところが、私たちはいま、なにか一つ欠けたような、心の中の虚しさを感じながら行きているような気がします。
大学へ行く学生も、みんなが行くから自分も行く。
これといった目的もなく、ただなんとなく大学へ進む。
会社に行く人も同じです。働かなくてはならないから会社に行く。
もちろんそれはあたりまえのことです。
でも、面白くないけど仕方なしに仕事をしている人がけっこう多いと思います。
そこが問題です。
仕事でも遊びでも勉強でも、本気になってそのことに打ち込んでこそ、面白さを感じるものだと思います。
もっと【「一所懸命になってものごとに打ち込む」習慣】を学びたい人はこの本がおすすめです
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