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【経済人・実業家列伝】第16回 安田善次郎伝説

安田善次郎のざっとしたあらすじ


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安田善次郎は、実業家。安田財閥の創設者です。

天保9年10月9日に富山藩下級藩士の家に生まれる。

1858年 安政5年に江戸に出て玩具商、海産物・両替商、唐物商に奉公をし

1868年 文久3年独立し日本橋小舟町で露店銭両替商を開業をしました。

1869年には日本橋乗物町に両替屋兼小売商を開業、屋号を安田屋と称し1866年安田商店と改称しています。

その後、幕府依頼の古金銀の買い集めて利益を得、明治維新後も太政官札を買い占めて巨利を得ました。

1874年以後は司法省ほか諸官庁の公金取扱い御用を引受けるこになり、金融業者として急成長

1876年第三国立銀行開業の認可を受けて、さらに 1880年安田商店を安田銀行として発足。

1897年には銀行5行、保険会社3社、ほかに事業会社4社を行っている。

そして1882年日本銀行設立にも参画して理事に就任

1904年には第百三十銀行を援助し,国家財政の危機を救うなど手腕をふるった。

晩年には日比谷公会堂,東京大学安田講堂を寄付するなど社会事業に尽力したが、1921年 大正10年9月28日、大磯の別荘で国粋主義者朝日平吾に刺殺された。

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安田善次郎年表

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