Research26〜資材集め+施工〜

調査時間:2019.1.18(金) 13:00〜17:30
場所:狛江市+多摩川河川敷
天気:晴れ(7〜10°C)

昨日と同様に資材集めからスタートする。一回資材が集まったら現場にてリビングルームの施工に入ろうと思う。リビングルームにはテーブルとイスがおけるスペースを作り、日中くつろげるような場所にしたいと考えている。

お昼休憩後の現場

普段大工さんに声をかける時は、家の外に出てきていて声をかけるのに無理がないタイミングを狙っている。作業の邪魔にならないようにするのがポイントだ。(というか作業の邪魔をしてまで声をかけるほどの勇気がない。)

今日のリサーチ開始時間は13時だったので、工事現場はちょうど昼休憩を終えたばかりだった。大工さんは見事にみんな仕事に集中していて、休憩をとっているような現場は一つもなかった。14時過ぎくらいまで様々な現場を回っていたが、今日はあいにくヒットするような現場は見つからなかった。いくつかの目ぼしい現場は把握できたが。

このことからわかるように大工さんのタイムスケジュールは
12:00〜13:00 お昼休憩
13:00〜14:30 作業に集中
といったことがなんとなくわかった。すなわち現場で廃材を手に入れるには、12:00〜14:30は外した方がいいということだ。これは今後の資材集めにも活かせる情報だ。特に夕方はみんなそれなりに疲れていて、休憩をとっている現場がたくさんある。

拾えるものたち

というわけで、今日の資材集めは道に落ちているものを拾うことになった。
ゲットしたのはかけたコンクリートブロックが2個と、30cmくらいの角材が1本だった。コンクリートブロックは何かを支えたり、基礎として使えそうだ。ただ、昨日に比べれば収穫は圧倒的に少なく、残念である。

リビングルーム

リビングルームの場所は寝室よりもやや奥に入ったところである。写真のパレットが並べられている場所に立って動ける空間を作り上げていく。だいたい1畳くらいのリビングルームでは、テーブルとイスを置いて食事からPC作業までできるような空間をイメージしている。

Research25の3つ目の現場で譲ってもらったベニア板の端材を敷き詰めると、パレット1個分のほとんどが埋まったため、床材にはベニア板を用いることにする。両端を釘でパレットに打ち付け、板を貼る。そしてテーブル高さの木材をサイドからパレットに打ち付けると、リビングのイメージが湧いてくる。

川の方角のビューを意識するようにしてテーブルを設けている。このリビングルームが寝室とは違う角度に振っているのも、より静かな川の景色を取り入れるためである。そしてこのテーブルの脚に天板を受ける角材を打ち付ける。そしてその上にResearch25の2番目の現場でもらってきた光沢のある大き目のボードを載せるとテーブルの完成だ。(まだ強度に問題があるが、最終的にはリビングの支柱とつなげたり、つっぱりを入れたいと考えている。)

その後、このテーブルを設置した場所は後ろに十分な広さがなく圧迫感があったため、パレットを入れ替えた。そしてもう一方のパレットには余っていたサイディングを敷き詰めて床とした。サイディングの裏側のマテリアル感も合間って、玄関とリビングのようなシークエンスが誕生した。

本日の最終形態が上の写真だ。
うん。なかなかにかっこいいぞ。先にも書いたが、マテリアルの切り替えがリズムを生んでいる。さらにルーバー等を設置して、同じようにリズムをうめたらなかなか豊かな空間になりそうな気がする。

ただ、ここで問題は全体を覆う柱梁を作れるほどの材料がないという点だ。そもそも全体を覆う必要があるのか、そこから検討する必要があるだろう。残りの資材と相談しながら今週末の施工に取り組みたいと思っている。


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