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BTSの事務所が危ない!!

今年は、Big Hit Entertainment (BTSの事務所)にとって素晴らしい1年になるはずだった。去年、CDの売り上げ・利益・そしてIPOすべてが過去最高だったが、コロナショックの影響により、CEO Bang Si-hyukは今までにない苦難に立ち向かっている。

Big Hitの台頭は、KpopグループBTSの大成功により事務所として大きくステップアップしました。2019年には、BTSの3つのアルバムがU.S Bilboardチャートで1位を獲得したことは、この25年間の中で、初となる歴史に残る快挙でした。経済雑誌フォーブスによると、”BTSはアジアで一番稼いでいるバンドである。8ヶ月に渡る”Love Yourself"ワールドツアーでは、約200億円の売り上げだった。”

・・・!! エゲツないですよね。笑

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しかし、全てのBig Hit 所属アーティストのコンサートが延期された中、どのような影響があったのだろうか?

去年、Big HitはCDの売り上げで65億円、全体で500億円の売り上げだった。2018年度に比べて160%の成長を遂げた。今年の売り上げの予測は、620億円であったが、現段階では280億円と下降修正した。

Big Hitは、そんな状況下の中でも、SNS戦略によって様々なことができると確信している。元々、独自のSNSマーケティング戦略によりBTSをここまで大きくさせた。そして、今のKPOPは彼らのマーケティング戦略を模範にしている。

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↑Big Hit Entertainment事務所の共同代表、Yoon Suk-jun氏

BTSが2013年にデビューする以前から、BTSのSNS戦略が始まっていた。TwitterやYoutubeを通じて、メンバーの日常やリハーサル映像、誕生日のお祝い、エクササイズ、食事など様々な映像をアップしてきた。Yoon氏曰く、”BTSはアイドルグループとして有名になる前に、インフルエンサーとして世間に知られた。”とのこと。

2013年、BTSのリーダーのRMが”正直、寒いし、お腹すいたし、眠いよ・・・。もうお家に帰りたい。”と真夜中のスタジオから話していた映像をアップしていた。

このような映像が、多くのファンに共感性を与えた。

Yoon氏は、”K-Popのファンは、マルチプレイヤーである。ただ、楽曲や歌詞が好きなだけではない。まるで、アーティストと付き合っているかのようだ。いわゆる秘蔵映像は強いコンテンツであり、僕らBig Hitは7年前から始めていた。”

コロナショックの影響だけでなく、メンバーの一人が来年から入隊し18ヶ月一時離脱となる。そんなBig Hitは、コンテンツ不足になるかと思いきや、この先1−2年分のコンテンツは確保できていて、さらに、新たにテクノロジー事業を開始し、グローバルのファンを虜にしている。700万人のユーザーを抱え、グッズの販売や長編映像、そしてアーティストとのコミュニケーションが取れるファンクラブアプリだ。

これだけ大規模なコンサート中止・延期により負債を抱えることや、広告費がすべて飛んでしまうことがかなりのダメージになっている。

しかし、時代を先駆けて進んでいるBTSとBig Hitは、きっとコロナショックを乗り越え、さらに大きくなってファンのみんなを笑顔にさせると思う。

”素晴らしい曲は大切だけど、それ以上にファンはアーティストとのコミュニケーションを求めている。”

最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!

大河

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