たぐち珈琲豆店カバー写真

2020年1月【今月の珈琲・10%OFF】のご案内

新年になったことを機に突然ブログを引っ越しました。突然とは言ったもののnoteはSNSとの親和性が高いということで、前々から引っ越しは考えていました。現に去年の3月ぐらいにはアカウントを取ってたりして。あ、今年もよろしくお願いします。先月は超手抜き更新で申し訳ありませんでした。
その先月のゲイシャですが、これがまぁビックリするほど売れました。12月一ヶ月間持たずに完売となってしまい。お買い上げの方に配布した「ゲイシャの淹れ方」がこれまたえらく好評で、作った甲斐があったというもんです。お渡しした方には直接説明しましたが、この淹れ方は完全に理屈から導き出した方法です。
と、なんでこの話をしたかと言いますと、今月のブラジルにも流用できるからです。つまり浅煎りのコーヒーなら試してみる価値がある淹れ方です。お持ちの方は今一度、お試しくださればと思います。ちなみに第二弾として次は「ドリップバッグの淹れ方」を作成中です。

ということで【今月の珈琲・10%OFF】。10月(ピンクブルボン)、11月(ダイヤモンドマウンテン)、12月(ゲイシャ)と特徴的なコーヒーをセレクトしてきたのでベーシックなブラジルのコーヒー、ディアス・ポンチス農園 ウーバ1 17/18にしました。ディアス・ポンチス農園はご存知、当店の契約農園であります。普段は深煎りにしているこのコーヒーを浅煎りっぽく仕上げてみました。「っぽく」というのがポイントなんですけど、最近は浅煎りとか深煎りとかにあまりこだわってません。結果として焼き上がったコーヒーの色が浅いか深いかだけで、きちんと火が通っていることと、火が通るプロセスしか重視していません。
今回のウーバはイメージで言うと炙る程度の焙煎とでも言いましょうか。「遠火の強火」なんて良い言葉もありますが、そんな上等なモンじゃありません。非水洗式(ナチュラル)のコーヒーは水洗式(ウォッシュド)と比べると熱が入りやすいという特徴があります。これを逆手に取って強いカロリーを瞬間的に豆に与えてみたら、ほんのりとした甘味と苦味を柔らかい酸味が包んだカップになりました。
ブラジルの風味の特徴は「甘味を伴った、柔らかな苦味と適度な酸味」とされています。「苦い」と思っている方が意外と多かったりしますが、ブラジルはやっぱり口当たりの柔らかさが身上だと思います。

流れ的に先に今月の珈琲の話をしなきゃならなかったので今月のカレンダーが後になってしまいました。22日は装丁夜話さんでJ.C.Q.A.インストラクター3級検定講習会を行います。まだ席には余裕がありますのでご興味ありましたらぜひぜひお申し込みくださいませ。

最後に【今月の珈琲セット・15%OFF】について。ちょっと迷走していた感じのブレンドの方向性が固まったので数ヶ月振りにセットブレンドがたぐちプレミアムブレンドになりました。ここで一旦、完成としておきます。次のバージョンアップは入荷状況なんかでまた考えることにしましょう。しばらくはコレで行きたいと思います。

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