新体制18

ツエーゲン金沢2020シーズン選手名鑑 ~GK・DF編~

みなさん、お待たせいたいました。いや、お待たせし過ぎたのかも知れません。村西とおるです。

とうとう都城でキャンプに入った我らがツエーゲン。毎日公式に上がるキャンプレポートが楽しみですが、選手が頑張っている中、サボっている訳にはいかないので、見て楽しめる、いや感情移入して「早く応援したい!」と思えるような選手名鑑を作りたいと思い、パソコンの前に座っています。(マジっす)それではGKからいってみよう!

ゴールキーパー GK

21.石井綾(完全移籍)

突如、「リョウ」集めに走ったツエーゲンが3番目にゲットしたのはゴールキーパーだった。しかし、先輩「リョウ」両名(ややこしいな)より年上の26歳で、新体制発表会で見る限りは、言葉よりプレーで見せるタイプっぽくどっしりと構えていた。大学を卒業しプロになって沼津・福島・琉球とレンタルで渡り歩いた経験からなのだろうか。

しかし、プロ4年目と言ってもサッカーでは若くは無い歳。「コーチング」が強みとの事で、白井神の牙城を崩すべく「リョウ神」が公式戦で台頭してくる事を期待したい。完全移籍はただ1名。期待の表れ。

23. 白井裕人

「もしかして居なくなるんじゃねえか」選手権第3位(2位は本当に居なくなった)の神が残ってくれたのは、金沢にとってとても心強いファクター。なんせ昨シーズン、何点の勝ち点を我らに与え賜うた事か。4年目の正守護神はまた、幾つのビックセーブを見せてくれるか。セーブだけでなくドッカンドッカン正確無比な文春砲ならぬ、裕人砲をルカオさん目がけて飛ばして頂きたい。(セカンドボールを拾おう)

僕のレポート第1弾で触れた、「何分に1点入れられているか」の数値をチーム一丸となって上昇させて欲しいものです。マジGKユニ欲しい。

31. 上田樹(ユース昇格)

今年から3名体制になったゴールキーパー。「試合に絡める選手を増やしたい」意味の少数精鋭だと強化部長が言っていたので、上田くんの出番もあるかもと期待しています。ハイボールの処理が魅力の樹くん。金沢のアンダーから世界へ!の期待は大きいが、そんな事気にならない様子のクールフェイス。

J1に上がって正ゴールキーパーになった姿を、小汚い居酒屋の天井近くに置いてある14インチくらいのテレビでぬる燗をちびちびやりながら「いゃー、いつきはひろしと上田に限るねぇ」なんて言いながら観るのだ。(私は一滴も飲めません)

ディフェンダー CB、SB

2.山田将之(期限付き移籍)

イケメンもイケメン。初めて実物を見た時からそれしか言葉が浮かばない、目に色気を感じるCB。2016年にFC東京入りし2018年までトップチームとU-23を行き来して昨年、福岡でプレー。7試合でスタメン出場している。41節の金沢戦にも出ていた。(3バックの右、いわゆるHV)

その時とは与えられるタスクも違うし、なんせあの時の福岡イレブンの雰囲気と言ったら、とても前を向いて戦う集団とは思えなかったので(アビスパサポさん、ごめんなさい)金沢で心機一転頑張って欲しい。

空中戦の強さをストロングポイントに上げていたり(2017年にJ1でもゴールあり)SBの経験からビルドアップへの意識も高そうなので、義道から引き継いだ2番を背に、イケメン旋風を吹かせる事に期待したい。金沢の2番は出世のナンバーだ。

3. 作田裕次

昨季、京都戦のみの出場となった屈辱を晴らして欲しい我らが「作ちゃん」もう、スーツ姿と公式SNS系の写真を見るだけでは気が済まんのだ。数少ない地元の雄は、ハードワークが信条のツエーゲンでもまだまだ必要な大黒柱。作ちゃんのヘディングゴール久々にみってぇぞいや~(金沢弁で見たい)でも見たら泣く、たぶん。(うんうん)

4. 石尾崚雅

義道くんのマリノスタウンへの引っ越しにより、金沢の守備の期待を一身に背負う事となったWリョウの片割れ。対人モンスターだった義道の穴を埋め、金沢の守備は大丈夫だという声をマリノスタウンとついでにイッキュウのマスターにも届けたい。昨季リーグ後半では、廣井くんからレギュラーの座を奪い、安定した守備力とパスセンスを見せたものの、まだ9試合しか先発出場していない。

ライバル達が続々やってきた今オフ。スタートラインは他の選手とほぼ同じだ。キャンプを経てディフェンスリーダーとしてピッチに立つ崚雅を見る事が出来るか。CB争い大注目の今オフ。個人的には、去年のようにプロフ写真をかわいい「アニー」のようにしておいて貰いたい。

24. 長谷川巧(期限付き移籍延長)

忘れもしない、我が次女の誕生日8・31の鹿児島戦での着地シーン。うずくまる巧のユニフォーム姿を見るのが、まさか昨シーズン最後の姿とは。そのままでは新潟には返せないとレンタル延長で金沢2年目のリベンジを誓う。

去年前半のサプライズとなった柏・瀬川とのバチバチ勝負も記憶に新しいが、愛媛との試合で、「1回スルーパスを通されてから自分の中でリズムが狂った。」と話していた相手、下川くんが加入。同じチーム内での刺激が相乗効果をもたらすか。キャンプリポートには元気にトレーニングに励む姿が。開幕に間に合うか分からないが、万全を期して欲しい。金髪の仕上がり具合は完璧だ。

25. 高安孝幸(新加入・興国高校)

昨季最終戦に後半から出場し、いきなり度胆を抜くオーバーラップやグラウンダーのクロスを見せつけた沖縄生まれのスーパーノヴァ。新体制発表会見では、意外とマイクが苦手そうな一面も見せ、地味な印象だった。全国高校サッカーでは昌平高校に敗退してしまったが、金沢でその悔しさを存分に晴らして欲しい。八つ当たりで構わない。

当たるなら 当たってしまえ ホトトギスならぬヤサガラス。

度胸は証明済み、文句なしだ。

27.  廣井友信

チーム最年長の35歳は今年もキャプテンだが、石尾・作田に加えて山田・杉井・ホドルフォ(?)とライバルが増え、まずはキャプテンマークを巻いて試合に出られるかが問題。

昨シーズン後半にレギュラーを石尾くんに奪われた原因は、長いシーズンの疲れもあっただろうが、素早い相手に振り切られる、強い相手に当たり負けする事が多々見られたせいか。それとも張り切って、うんこをかぶって宣伝した罰か。

やられても立ち上がる不屈の精神は見る者を熱くするが、心配になる事もあるので、何とか相手を跳ね返すくらいの強靭な肉体をキャンプで手に入れて欲しい。マッチョ廣井。似合うネーミングだ。というか、ウチのキャプテン跳ね飛ばすんじゃねえよ、クレーベさんよー(苦笑)

29.  ホドルフォ(期限付き移籍)

所属先のCAメトロポリターノがブラジルで4部相当のクラブであるというのが驚きだが、まあ個人とは関係ないと思うので参考程度に。昨シーズン1年山形で過ごし左のウイングバックとして6試合出場。その後、夏にCBとして2試合出たっきりだったが、プレーオフのかかった大詰めの40節でCBとして久々に出場した長崎戦で、呉屋くんをペナルティエリア内で倒してしまいドグソ(決定機阻止)と判定され一発退場に。4ヶ月ぶりの出場で秘めたる思いもあっただろうが、流した涙を無駄にせず、金沢で山形のサポにも頑張っているところを見せて欲しい。

苦手だったという守備も、木山・山形前監督の下でかなり改善されたとの事で7月の京都戦・岡山戦では良いプレーも見られたようだったが、強化部長いわく「激しい上下動が出来て金沢のハードワークに合った選手」と言っていたので、今のところ考えられるのはSBでの起用か。本名ホドルフォ・チト・デ・モラエス(RODOLFO Tito De Moraes)なので「チット」と呼んでほしいとの事。「もうちっとやな~」とか言ったらダメねんぞ!(自戒)

34. 杉井颯(期限付き移籍)

いきなりヤサガラスとのTwitterドタバタ劇から幕を開けた金沢での選手生活。とにかく声を出していくとの事で、ピッチ内外どちらも活躍してくれそうだ。しかし、柏ユースでキャプテンを任されるほどの人望と、サッカーに対する向上心の持ち主。相手監督をなだめたこともあるという。

そんなピッチ全体を見渡せる洞察力や「左足に絶対の自身がある」と会見で力強く語ったアピール力、「求められればどこでもやる」という貪欲さで、いきなりステーキ、もとい、いきなりスタメンもあり得るのではないかと筆者は思っている。ひょうきん者枠の垣田くんがリカ将の生徒になった今、永遠くんとのタッグでヤナ将の雰囲気をどこまでブチ壊してくれるか楽しみである。良い意味でね。(SNS続きますように)

39. 下川陽太(期限付き移籍)

わからん。なぜ同じカテゴリーのクラブチームにこんな良い選手を貸してくれるのか・・・。まあ、わからんでも良いんですけど。借りたもんは1年間きっちりお借りしときます。

たまにポカするとかダイジョブ!ダイジョブ!健介なんてどんだけポカしてきたことか(笑)(ちなみにプロレスネタです)取りかえしゃーいいんですよ。

加入時のコメント見ました?「このクラブの為に自分の全てを捧げます。
そして一年間最後まで走り続けます。」この令和の時代に、そんな事言う人そこらへん見回しても居ないよ、ホント山雅さんありがとう。攻撃のセンスはJ2屈指。なんせ僕とKENTAさんが去年のJ2ベストイレブンに選んだ男だ。間違いない。加藤くんの穴を埋めても山が出来るほどのドリブル力とパスの正確性。来年、山雅さんがもっと間違えて「金沢に下川くんあげる」とか言ってくれねぇかな。下川くんのおかげで、不安が一気に解消した年明けなのでした。

という事で、わたくし村西とおるがお届けしましたGK・DF編。次はMF・FW編でお会いしましょうね。お待たせします。お待たせし過ぎるかも知れません(笑)

追記:下のリンクからMF・FW・監督編をご覧ください。









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