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未完成品をオンライン販売するブランドに至るまで

タグ専門ブランドのTAG BRAND(@tagbrandjp)です。

2019年11月から始まったブランドで、発送しているのは【タグとソーイングセット】になります。

こちらお客さんのデザインしたオリジナルタグを作る業者ではなく、

こちらがデザインしたタグと縫うという体験を提供してるブランドになります!

TAGBRAND手縫いセットs

このようにソーイングセットには針と糸とタグがセットされており、受け取ったお客様がご自身で縫って完成させるモノになります。

しかしこのタグ専門ブランドを思いついた当初はこのような形ではありませんでした!

そこからどのような形で今の形に至ったかを書いていきます。


当初のシステムはこちらでタグを縫って返送するシステム

当初はお客さんに縫ってもらいたいアイテムを発送してもらい、こちらが縫ってから送り返すつもりでした。

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しかしこの方法ですと、、、お客さんの送料負担が2重になってしまう、、、!!

またどこの位置に縫うかなどトラブルにもつながるということで断念しました。


そこからの方向転換でお客さんに縫ってもらう形に

当初のシステムを断念し、お客さんに縫ってもらうという形が可能なのではないか?と思いつきます。

しかし、、、縫うのに慣れてない方は縫ってくれるだろうか?

そんな大きな疑問がありました。しかしその疑問はすぐに無くなります。

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縫うのは家庭科の授業以来10年ぶりという男性に試しに縫ってもらったところ、説明さえあればできたのです!

むしろ針に糸を通すところから新鮮で楽しんでる様子でした!

この結果を受けて、お客さんに縫ってもらう形は決定にし、あとはどういうソーイングセットにすればいいか。試行錯誤していきました。


試行錯誤の末に、オリジナルのソーイングセットが完成!!

タグの縫い付けに最低限必要なのは、タグと針と糸。

これらをどんな梱包にして発送するのかの試行錯誤が始まりました!

1点1点小袋に入れると味気ないし、かといってそういった台紙があるわけでもないし。

そんな中で紙の印刷会社を調べたところ、どうやら切り込みをいれれるらしいということが分かり、まずは自分のカッターで切り込みをいれて試作品を作ります。

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どんな切り込みを入れるとちょうど良いか色々やってみたのですが、、、

最終的に6箇所に切り込みを入れると、針と糸とタグがしっかり収まることが判明します!

そして実際にできたオリジナルのソーイングセットがこちら!

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なんだか元からこういった台紙があったかのような完成度になりました!笑


ちなみになぜ手紙サイズにしたかといいますと、、、

タグブランドは縫うというアナログ価値に重きを置いているので、そんなアナログ価値を表現するのに手紙の形が最適だという判断からでした!


タグブランドは完成品ではなく、未完成品を贈るブランド

一般的なファッション系、アパレル系のブランドさんは完成品を発送することがほとんどかと思います。

しかしタグブランドではお客さんに完成させてもらう、未完成品を贈るブランドとなってます。


その形になるまで、またその形を思いついてからの方向転換と試行錯誤を書いていきました!


当初のこちらで縫って返送してもらうシステムからお客さんに縫ってもらう形に変更するにあたって、、、

自分たち自身「縫う」という大きな価値に気づいていくことになります。


またその話は次回以降できればと思います!最後までご覧いただきありがとうございました。



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