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独立しました。拝啓、BEMANI Sound TeamだったTAGへ。

こんにちは。TAGです。このたび15年勤めた会社から独立してフリーランスの作曲家として活動することにしました。

なぜ会社を辞めたのかと言いますと新しい働き方の可能性に挑戦してみたかったからです。

どういうことかと言うと、世の中の働き方には大きく2つあると思っていて1つ目は自分が従業員となり他の経営者の元で働くパターン。パートやアルバイト、会社員などおそらく日本の多くの方がこれにあたるのでは無いかと思います。僕も今まではこれでした。

もう1つが、自らが経営者となり事業を営むパターン。自営業やフリーランス、会社の社長などがこれにあたります。
船で例えるなら船長と乗組員の関係でしょうか。今までは大きな船の乗組員でしたが、小さくても船長をやってみたかった。

もちろんリスクはあります。これまでの船はそれはもう巨大なクルーズ船です。多少の波ではビクともしません。乗組員も多くいます。どんな困難な状況でも乗り越えていけるでしょう。

こちらは小さな船です。いや・・・もはや船ですらない。子供用プールです。ちょっとした波で転覆します。
それでも自分の行きたいところに行ける、そんな感じです。

具体的には自分の店を持つという事。市場を調査し何を仕入れそれをどこに売るのか。何が求められていて、その中で自分ができることは何なのか。今までは会社におんぶに抱っこでしたが自分の足で立つ、そんなことに挑戦してみたかったのです。

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僕は昔から真面目と呼ばれることが多かったです。学生の頃は通信簿によく書かれたものです。言われたことは守り、世間体が良いように振る舞い、一般的なルートで進学し就職。そんな人生も悪くはなかったのですが、そんな中芽生えた一つの興味。

社会のレールから脱線するのって面白そうじゃね。

これはもうね。あれですよ。遅くきた反抗期ですよ。幼少の頃、親へのそれはなかったので。
人生一度きりだぜ!だからやりたいことやらなきゃ!と言えるほど意識は高くありません。おそらく一生サラリーマンのままでもそれはそれで自分の決めた道だと割り切ることができそうなので、多分後悔はしないでしょう。

今回の独立は死ぬとき後悔しないようにと言うよりは、なんか面白そうだからという興味の部分が大きいです。

何が起こるか分からないからワクワクする。

最近読んだ本に上のようなことが書かれていて確かにそうだなと。結末のわかっている映画はワクワクしません。
いいことも悪いこともこれから起きるとは思いますが、全ては自分の行動の結果。決して楽な道ではないですが楽しそう。そんな気がしています。

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さて、独立してまでやりたかったことですが、なんと・・・まだ・・・決まってません!ウソでしょ?

音楽やってるんだったらアルバム作りたいとかメジャーデビューしたいとかないの?応援してくださっている方には申し訳ないが全くありません。

見切り発車にも程がある。普通、独立する人は「あんなことがやりたい!」と目指すものがあるはず。だが僕にはない。そんな状態で独立したのは結構クレイジーだと思う。どうも、スーパークレイジーマンです。

いや、全くないはウソだ。SNSを通じて発信を行いみんなを楽しませたいというざっくりとしたビジョンはある。だが具体的にどのようにするかはまだ決まっていない。だから突然、怪しいツボを買ったりビットコインに投資しだしたりするかもしれないが指差して笑っといて欲しい。

あと、みんなの助けになるようなことがしたいとも思っている。もし僕を必要としてくれている仏様のような方がいらっしゃいましたらご一報いただけると助かります。できる範囲で全力でやります。

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これまでどうにかやってこれたのはこれを読んでくださっているであろうみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。形は変わりますがこれからも変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いします。

皆さまの暖かいサポートにより私TAGは成り立っております。いつもありがとうございます。