【中学受験】塾に行かなくても自宅で実践できるサピックス流勉強法

サピックスという中学受験で大きな成果を出している学習塾チェーンがあります。この塾の特徴は、復讐を中心とした反復システムにあります。初めて習う授業の翌週に同じ内容を復習する授業があり、授業内容を復習するための毎週のテスト、習ったことの習熟度を確認する毎月のテストなど、とにかく反復、反復です。

他の塾チェーンでも反復なのでは?と思われるかもしれませんが、復習テストの問題と最初に習った時の問題がかなり違っていたりして、サピックスのような精緻な反復システムにはなっていません。

ではどうすれば良いか?

自宅で各科目で数冊の良書とされる参考書を用意して、反復システムを構築することは可能です。具体的には、

(国語)

・出る順読解(旺文社)

・ロジカル国語(くもん)

・読解の基礎(啓明館)

・読解の応用(啓明館)


(算数)

・ベストチェック算数(日能研)

・パワーアップトレーニング算数(サピックス)

・4科のまとめ算数(四谷大塚)

・プラスアップ問題集(東京出版)


(理科)

・デイウィークマンス理科(学研)

・丸まる要点ノート理科(学研)

・メモリーチェック理科(日能研)


(社会)

・デイウィークマンス社会(学研)

・丸まる要点ノート社会(学研)


を、反復します。ただし、反復といっても、2回目以降は間違った問題だけを解きます。そしてどうしても覚えられない問題は、ノートにまとめたりします。

これを5年生くらいまでに終えたいところです。6年で受験勉強を始めたのであれば、夏休みまでに。

そして上記の勉強が定着してきたら、今度は入試問題が収録されたテキストを少しずつ活用していきます。具体的には、

・予習シリーズ5年、6年(四谷大塚)

・首都圏模試の過去問(ネットで買えます)

・ステップアップ演習(東京出版)

・特進クラスの理科・社会(問題集編です。文英堂)

・読解の完成(啓明館)


などの活用が良いでしょう。なお、予習シリーズは、収録問題が多いので、つまみ食いで構いません。

上記のプランで、首都圏の中堅校までは十分射程に入れることができます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?