ヘブバンの難易度緩和で考える麻雀の点数計算問題

仰々しいタイトルですが90%はヘブバンの話です。

最後に取ってつけたかの様に麻雀の話も添えてますが、これはあくまで僕個人はこっちの方が好きだな〜っていうだけの話で、
別に麻雀のルールはこうすべき!とか業界はこう動くべき!とか物申すような内容ではありませんので誤解なきよう…。

麻雀に限らず、noteでは物申す話を今後もたぶん書かないので、何か聞きたい人は酒とご機嫌なお店だけ用意して誘ってください。
酔っ払ったらよく語る奴なので。笑


さてそんなヘブバンですが、きっと多くの方は麻枝准さんの最新作!って事ではじめた方がほとんどでは無いかなと思います。


もちろん僕も御多分に漏れず・・って言いたい所なのですが、実は麻枝作品ってほとんど見たことが無いんですよね。
昔に『Angel Beats!』と『シャーロット』をながら見でちょこっと見たぐらいです。
Angel Beats!はもう1回しっかりと見ようとは思っています。


僕がこのゲームに興味を持ったのは、Xなんかで少し話題になっていたキャラクターの名前がきっかけでした。

主要メンバーの名前が茅森月歌・和泉ユキ・逢川めぐみ・東城つかさ・朝倉可燐・國見タマ・・・なんか気づきませんか?

もう少しヒントを出すなら蒼井えりか・水瀬姉妹・・・という事で、キャラクターの苗字がまんま女流プロのオマージュなんですよね。
※國見さんは今年退会されてしまいましたね。


そんなこんなで麻雀プロの方もリリース当初は結構Xで話題に出していたりしていたのですが、今でも続けている方ってどれだけいるのでしょうかね?


魚谷さんやアサピンさんがたまにヘブバンのことポストにあげていたら嬉しくてすぐにいいね!押しに行っちゃいます。

最近では北海道本部の内田も始めたみたいなので、長く続けてくれればいいなあと願っております。


というのもヘブバンって一時期、課金ありきゲーっていう不名誉な呼ばれ方で大量に離脱者が発生していた時期があったんですよね。


離脱の原因は2章後半から3章までの難易度の高さだって言われています。

ヘブバンって戦闘時のゲーム設定が結構難しくて、きちんとそれぞれの役割について理解していないと敵に全然ダメージ与えられず、最初の頃はそれはもう簡単にゲームオーバーなっちゃうんですよね。

特に3章ザコ敵は敵の装甲も硬くてちっともダメージ与えられないから時間かかるわ、3章ボスはゲーム性を理解できていたとしても、ガチャ運悪いと手持ちがクリアに見合わない渋いキャラしかいなくて、
どうやってクリアすんのこれ?
って感じで辞めちゃう人がいるのもまあ納得はできます。


無課金プレイヤーが3章クリアするのなんて無理じゃねえか!酷いゲームだ!って意見と、
無課金でもきちんと戦略考えればクリアできるでしょ、これだからゆとりは・・って
意見で、当時はちょこっとXが荒れていました。

僕は性格悪いので荒れているXを眺めているのは大好きです。笑


さすがに運営陣も由々しき事態と察したのか、今は一定数ゲームオーバーになったら、段階的に難易度が緩和されていくシステムに改変されたそうです。

また、キャラクターの能力についても上方修正が入り、新しい装備品の強化なんかもあって、作品全体の難易度がかなり緩和されました。

それもあって大量離脱はだいぶ収まったそうです。


僕は難易度緩和前に3章クリアしたのですが、YouTubeチャンネルの攻略解説見まくってパーティー編成めちゃくちゃ考えたし、毎日ログインして常にキャラクター強化に勤しんでいたので、その苦労あって3章クリアできた時はもう感動しましたね。

ヘブバンはストーリーがとにかく熱くて泣けるゲームなので、ボス撃破以降の泣けるストーリーはその苦労もあり、より泣けました。
難易度が高いが故にもたらした感動だったと思います。


その後、難易度緩和され迎えた4章ですが、ん?ヌルゲー化した?って思えてちょっとずつ前ほどの情熱は無くなってきました。

ストーリーの熱さは相変わらず秀逸・・特に4章後編ラストはもう涙ちょちょ切れる怒涛の展開で、全ての感動が終結した激熱展開の中、ボス戦へ・・・!!!ってなった中で、
ほぼワンパンでボスを倒せてしまったのはズコーって肩透かしをくらいました。


めっちゃいい話なのに、ただただボスがザコすぎて興ざめ。


今はヘブバン5章まで配信されているのですが、相変わらずの難易度の低さでストーリーさくさく進みすぎるのが自分的には物足りなさを感じてしまい、実はしばらくメインストーリーは進めておりませんでした。
※最近やっと重い腰上げて再開した。


この難易度緩和がもたらすゲームのつまらなさを考えた時に、ふと麻雀の点数計算について思い出したんですよね。


麻雀の点数計算(符計算)って初心者が概ね1番最初にぶつかるであろう壁になる事が多くて、離脱者が出てくる要因にもなるかと思います。

それもあって最近では符計算は無くして全て30符の点数でいいじゃないかっていう意見もよく耳にします。


ただ、僕個人としては30符のアガリと40符のアガリで局面の打開方法が変わってくるような、点数計算の複雑さがあったからこそ麻雀っていうゲームにどっぷりハマったって思っています。


きっと30符のみの点数で麻雀していたら多分ここまでハマっていないし、今後もし符計算は廃止!っていうルールが仮に出来たとしたら、たぶん麻雀辞めます。

そのぐらい符計算って麻雀に楽しさを色付ける要素であると思っているので、無くすって方向に動いていって欲しくないです。

だって3,900じゃ足りないから頑張って三色作って5,200にしたり、500.1000じゃ足りないので、三面張捨ててあえてカンチャン待ちにして700.1300とかツモったら脳汁ドバドバじゃないですか?


とはいえ符計算が麻雀普及の障害になってしまっているっていう現状もまあまあ理解は出来るので難しいですよね。


僕は昔から凝り性だし、他の人が出来ることを自分が出来ないっていう状況をけっこう嫌う性質なので、ヘブバンも符計算も一生懸命やり込みましたが、
今の時代、面白いことなんていくらでも転がってる中で時間かけて覚えるよりも、瞬間で楽しさを見出せるコンテンツの方に人気が集まるのも仕方ないのかなあとは思います。


ただそれでも、僕個人としては符計算をマスターしての条件計算が出来るようになれば、麻雀の楽しさが更に1段階上がるとも思っているので、麻雀のルールは据え置きのままにしておいて欲しいなあ。


けれど麻雀普及の為には、複雑性は少しでも排除した方が…っていう思考のループにいつも入ってしまいます。


どうしたらいいんでしょうね?
この議論はずっと永久ループしてしまいますわ。

永久ループ!


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