うまくいく与える人間になるには

1. ギバー、テイカー、マッチャー3分類

ギバー・・・惜しみなく与える人。自分を犠牲にして人に尽くす自己犠牲型のギバーと、相手によって自身の関わり方を変える他者志向型ギバーがいる。

テイカー・・・自分の利益を優先させる人。与えるより受け取る方が多くなるように行動する。愛想が良く気前が良いテイカーもいるが長期的に見て自分がどれだけ受け取れるかで行動を変える。

マッチャー・・・損得のバランスを考える人。相手によって自身のスタンスを変える。相手がギバーならギバーとして振る舞い、相手がテイカーならテイカーとして振る舞う。与える量と受け取る量が一致することを目指す。

以上がアダム・グラントさんの三つの分類です。

しかもこの考え方はローマ帝国時代からあったそうです。

2. 「与える人」こそが成功する時代?

与えることで短期的には自分のパフォーマンスが損なわれるように見えても、長期的に見ると惜しみなく与える行動によって培った信用が人的、技術的なネットワークを形成し、自分の評判やチームとしての成果の向上の要因になります。

ギバーは、自分がどれだけ多く受け取れるかよりも、長期的には自分が所属しているコミュニティの全体のパイをどう大きくさせれるか関心があります。全体のパイが大きくなった結果として自分自身の成果も大きくなるという発想です。

しかし、上記のギバーのあり方は理想的な状態においてのギバーとしての振る舞いです。愚直にギバーとしてのあり方を実践するだけでは、テイカーに搾取されてしまいます。

つまり、その点が最もパフォーマンスの高いギバーと最もパフォーマンスの低いギバーを分ける戦略が必要です。

3. ギバーとしての生存戦略
「自己犠牲型ギバー」の場合、テイカーに搾取されることが多く、自分がどれだけ尽くしてもその見返りが返ってこないことによって(もともと見返りを求めていない場合も多いですが)、自分の努力が成果に反映されないという状況が生じます。

また、自身を犠牲にして人に尽くすことによって燃え尽きてしまうギバーもいます。これが、理想的なギバーが成果を上げづらい理由の一つです。

一方で、「他者志向型ギバー」の場合も最初はギバーとして与え続けます。しかし、相手がテイカーの場合、自分の関わり方をマッチャーに変更します。

そうすることで、誰に与えるべきか、または誰と関わらない方がいいかを選択します。マッチャーとして振る舞うことで、テイカーに対しては与えることをやめます。

自分の限られた時間と資源を与えるべき人に集中することで、信頼関係を構築し、かつ成果にも反映させることができるのです。

また、ギバーの行動原理は相手が喜ぶことである場合が多いので、ちゃんと自分の行動に対して反応を返してくれるマッチャーかギバーと関わる方が、ポジティブなエネルギーを循環させることができます。それが、さらに与え続けるという循環につながり、ギバーとしてのパフォーマンスがさらに発揮されるのです。

自主的・計画的・達成感を感じるギバーになりたい方は下の方から勉強されると良いと思います。


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