絵を描くことについて

2019年間近の今日この頃、この1年を通して今まで描いてきた自分のイラストを見た。まだまだ出来が悪いがそれでも良い変化はある。だけど、私は自分の絵に満足していない。
その原因は、無理矢理テーマを探して絵を描いているという所にある。

イラストを描き終えると、次のテーマは何にしようと好きでもないモチーフやテーマを思い浮かべる。それは悪いことではないし、苦手なものを克服できるかもしれないという自分への課題でもある。だけど自分に強いた課題ほど筆が進まないものはない。

学校から出された課題などは成績に反映されるし納期が決まっているため自主制作とは異なるはやさで作品は完成する。

課題の内容に納得できず、自分から良い方向へともっていけていないせいでいつも苦しみながら描いているのは自主制作でも同じなのだと感じた。

以前、ある人は自分が楽しめるように工夫をすると言っていたのを思いだした。
退行し、停滞するのではなく、どこかに「自分に合ったやり方を考え出して」取り組む。

けして、絵を描くことが苦痛なのではない。
自分が好きなように描けないのが私は辛い。

そうやって自分を苦しめているのも、自分が自分を縛っているせいもあるからかもしれない。

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