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只見線のあるまちにて2021/06/12

はい、今日も天気予報通りでしたね。曇りですが暑かったです。そんな中、写真撮影行ってきました。ちょっと無理があったかもしれませんが。

久しぶりの撮影は楽しかったですね。やっぱりファインダを覗いているときが一番楽しいですね。写真やってて良かったって。

あまり前説が長くなってもあれなんで、さっそく本題に入ります。いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2021/06/12)

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今日は友人宅で数時間だべったあと、いつものところへ向かいました。4時半で閉館すると、今日はどうしようかな写真撮りに行っちゃおうかという変なハイテンション状態になってしまい、自転車を本郷方面へと走らせるのでした。ただ、前より本郷へ行く距離が遠くなり間に合わなくなったので、本郷17:00の上りの只見線は遠くから望遠で狙うぐらいしか撮る方法がありません。只見線が来る前、望遠で眺めていると子供と母親が来ていて、子供がカメラを持って何かを撮影しています。これは将来有望だなと僕は勝手に思うのでした。


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以前にも書いた通り、本郷駅の周辺の水路にはホタルが生息しています(いました?)。本郷駅の使われていないほうのホームは藪だったのですが、いつの間にか伐採され太陽光発電のパネルが設置されています。写真のガードレールの向こうに水路があり、昔はホタル生息地の看板が設置されていたのですが、今は何もありません。今年はホタルの撮影に行ければいいなと思うのです。


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上りの只見線の次は下りの只見線ですが、間が15分くらいしかありません。最近撮ってないところで面白いところはなかったかな、と考えながら移動します。途中線路の向かい側の農道をウォーキングしている人がいました。こんなところでウォーキングするなんて、都会の人からしたらうらやましがられるんじゃないかと思いながら、シャッターを切るのでした。


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とりあえず撮影ポイントは三角の山が見えるところに決めました。田んぼの稲がだいぶ育ってきたので、その様子もわかるように撮影したいなと思っていたところ、田んぼの水が泡になっていて赤くなっている田んぼがありました。特になにか問題があるわけではないのですが、ちょっとばかり写真にはふさわしくないかなと、一つ隣の田んぼから撮影してみるのでした。


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いつも言っている後庵の踏切への入り口にある交差点の標識です。あれ?村の鳥だって?どうしたことだと思った人がいるかもしれませんが、前にも話した通り、後庵は北会津村(現会津若松市)の土地なのです。それなのに、なんで会津美里町の標記にこだわるのかと言うと、特に理由はなく、このあたりは北会津村と会津美里町の境目なので、僕がわかりやすいように会津美里町と標記しているだけです。北会津村には各集落ごとにこの種の看板が立てられてあり、村の鳥だけでなく村の花など様々な看板があって、自分も一時期それを目当てに携帯のカメラで撮影して歩いた記憶があります。ご希望があれば、そのうちお見せできるかもしれません。


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今日は本当は撮影に出かけない予定だったので、水分を持ってくるのを忘れてしまいました。でも大丈夫です、高田工業団地にある末廣酒造の酒に使われている水が自由に飲めるのです。昔もそう言えばここで休憩したっけなと、道路の向かいにあるあずまやを眺めてみます。今は誰も使わなくなったのか蜘蛛の巣まで張っています。木のベンチに汗のかいたTシャツで横になるとジュワっと汗が吸収されて気持ち良かったのになと、昔のことを思い出すのと同時に、ここをまた使えるようになにかお手伝いはできないだろうかと思うのでした。


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この看板を見た時は、一瞬ドキッとして通り過ぎたのですが、また戻ってきて撮影することにしました。なんだって親不孝なんて店の名前にしたんだろうかと不思議でいっぱいです。ラーメン食べて親不孝なんて理由がわかりません。親の金をくすねてまで食べたいラーメンだったら親不孝かもしれませんが、それだとどこかの国の親と競争してまで食べたいうまさだと言ってるみたいで、今度食べてみたいなと思わされる何かがあるのでした。


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いつも通り、高田駅へと向かっていると駅前の食堂で子猫の撮影会です。だいぶ大きくはなっているものの、まだまだ中身は子供のままなのかもしれませんが、なにぶん人んちの前なのでちっちっちとか舌を鳴らして気を引くようなこともできません。とりあえず二匹いた子猫を両方撮って、前を向いていた一枚のほうをアップしたのです。ちなみに今日は昨日ほど暑くなかったせいか、ぐんにゃりしてることはなかったようです。


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夕方5時半、いつもなら大沼高校の生徒で賑わうはずの高田駅ですが、今日は土曜日のせいか生徒はおろか一般の利用者もいないようです。そう言えば、高田駅の三角屋根の下にはツバメの巣ができるはずなのですが、今年はまだ確認していません。どなたかのプロフィール画像がヤクルトスワローズのマスコットキャラクターなので、偶然思い出しました。次回、行くときには必ず確認したいのですが、高校生のいるなかをいい大人が屋根の下を観察している様子はちょっとばかり滑稽で、僕は高校生の視線に耐えられる自信がないのです。


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駅舎前の大沼高校家庭クラブの花壇が、きちんと整理されているようで感心します。自分が会津美里町から足が遠のいていたせいなのか、一時期花壇に何も植えられていない時期があったような気がするのですが、あれは気のせいだったのかなと今思い返すと合点がいくような気がします。植物は人間性の育成にも役に立つみたいなので、頑張って育ててほしいものです。自分は陰ながらさりげなく撮影して、ここにアップすることにします。


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この間、空を撮ってCMOSセンサーのゴミチェックをしたと書いたのですが、あの時はF4で撮影していたのであまり意味がなかったかもしれなかったので、今日はF8で撮影してみることにしました。おいおい、もっと絞れよと思う方もいるかもしれませんが、今は只見線を待っている最中で、そのセッティングでF8にしてあるので変更することはできません。あいかわらず不器用だなと自分ながら思ってしまうのです。


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今日は曇り空、背景に見えるはずの飯豊山も見えません。ということは空を入れて撮ってもなにも面白いことはないということでしょうか。そういえば、ここ寺崎のカーブではいつも日の丸写真にしてしまいます。別に日の丸写真が好きとかいうわけではなく、長年撮り続けた結果日の丸写真に落ち着いてしまったというところです。こんなところがいまだに初心者なんだよなと自分で思いながら、今日は珍しく只見線を右上に撮ってみようかと考えていたところ、後ろから只見線の来る音が聞こえてきたのです。


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寺崎のカーブを撮り終えた僕は、もう一本只見線を撮ることにしました。ということは去年同様、伊佐須美神社のあやめ苑を見た後に、後庵の踏切へ行くというのが、いつものパターンです。先日もあやめ苑に行ったのですが、ここ一週間ほどでだいぶ咲いてきたようで撮りがいがあります。でも本当は、後ろの親子を入れて撮りたいだけだったりして、不自然にならないようにあやめを撮っていますみたいなふりして、実は親子も狙っていたのでした。


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先日アップしたあやめ苑で万歳をしている子供たちが見ていたであろうものは、このコイ達だと思われ、自分もコイを呼んでみました。餌は持ってなかったのですが、池のふちに立つと自然とコイが寄ってきて、我先にと口をパクパクします。残念、今日は撮影だけだよと詫びながらシャッターを切るのでした。


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おい、また写真曲がってるぞとツッコミを入れたい人もいるでしょうが、これは電信柱が曲がっているのです。まっすぐ立ってなくて大丈夫なのかなと思いながら写真を撮ったのですが、そう言えば昔、本郷のほうでも曲がった電信柱の集団があり、どこか一直線になるところはないだろうかと探した記憶があります。やっぱり田舎には田舎なりのルールがあるみたいなのです。


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そんな電信柱にさよならを告げて、ようやく後庵の踏切へ到着しました。でも、やっぱり気になるのは「ふくしまの米」です。別に農協の回し者ではないのですが、この看板にピントを合わせて撮ったことがないので、今回撮ってみることにしました。使われているキャラクターは「ふっくん」と「しまちゃん」なのかは今度誰かに聞いてみたいのですが、誰に聞いたらいいのかもわからないので、自分の中で納得して完結することにしたのでした。


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実は後庵の踏切の隣の田んぼには、農家の人がいて稲をいじっていたようなのですが、自分は田んぼ落成記念碑に腰掛けながら、その様子を眺めていたのです。もう少し向こう側に行ってくれたら只見線と一緒に撮れるのになと、いつものように考え始めています。でも、只見線が来る前に農家の人は帰ってしまいました。そう言えば、以前田舎のジジババは軽トラかスクーターに乗ってると書いてしまいましたが、あれは間違いです。軽トラか自転車が正解です。会津坂下に行った時のように、背中に鋤を背負って自転車に乗ってる人に出会えるのを楽しみに待っているのです。


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農家の人が帰って、ほどなくすると上りの只見線がやってきました。そう言えば今日は土曜日なのに、会津坂下行が2両編成で運行されていたことに、ようやく気付いた自分は、めずらしいこともあるもんだなと呑気に構えて只見線を撮るのです。ただ、いつもと違ってあまりアップにしないで撮ることにしたのですが、やっぱり「ふくしまの米」が入ってしまいます。単体でも撮ったのに、くどすぎやしないだろうかと心配にはなったものの、まあいいやと強引に納得したのです。


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後庵の踏切は上手と下手で違う風景が撮れるので楽しい場所です。今日も「ふくしまの米」を撮ったあと、いつもなら飯豊山をバックに小さな橋梁を渡るところを撮るのですが、今日は曇っていて飯豊山が見えません。かわりに後庵の踏切を過ぎた後に撮ると、今度は磐梯山をバックに撮ることができます。まったくもって、欲張りでものぐさな自分にはうってつけの撮影場所だと思っているのです。


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さて、今日最後の只見線を撮り終えた僕は家へ帰ることにしました。ただ、それでもカメラだけは首からぶら下げていて、いつでも撮れるようにしています。さっそく、ネギ畑でなにやら面白そうな機械を操作する農家の人がいました。本当ならば、なにしてるんですかとか聞けばいいのでしょうが、なにぶん人が苦手なもので聞けません。とりあえず後ろから撮らせてもらうことにして、家に帰ってなんの機械なのか考えてみることにしたのでした。


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今日、伊佐須美神社を訪れた帰り、宮川沿いにウォーキングしている人がいたので撮影したのを、さっきみたところ、あちこちにペットボトルやらごみやらが落ちていて、とてもじゃないがこんな写真載せられないなと思っていました。撮った時は何も思ってなかったのですが、後庵の帰り道ポイ捨て禁止の看板を撮りました。なんで神社の鳥居なのかわかりませんが、天罰下るにはちょっとばかり怖くなるところがあって、自分でも気をつけようと思うのでした。


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いつも撮影する小松原球場ですが、今日は夕陽が出てないのであまり楽しい絵を撮ることはできません。いつもと違うほうから撮ってみるかと思って撮影したところ、家へ帰って確認してみると、壁に北会津の文字がありました。やっぱりここは北会津だよなと思いつつ、本郷駅が北会津に立っていてもいいじゃないかと、ちょっとばかりおおらかな気持ちになるのでした。


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そんな球場を撮影して、ちょっとばかり行ったところで猫と出会いました。一瞬猫は固まったようなのですが、レンズを向けると脱兎のごとく飛び跳ねながら逃げていき、安全な場所まで行くとこちらを眺めてきました。逃げるさまを撮影したかったのですが、あまりにも速くてAFが追いつきません。こんなときカメラとレンズのせいにすればいいのでしょうが、MFも練習したほうがいいのかなと思わされるのです。そんなこんなで、今日の撮影散歩を終えるのでした。


今日はここまです。

本当に久しぶり?の撮影は楽しかったです。カメラってこんなに楽しいものなんだと思わされました。それは文章からも見て取れると思います。

明日はどうやら曇りのち雨のようです。今日、撮っておいて正解でした。明日はどうやって撮影欲求を満たすのか今から考えてます。

それではまた。

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