見出し画像

TOEICのIIBC AWARD OF EXCELLENCE 2019

去年、6年ぶりにTOEIC Listening & Reading Testを受けました。何故、受けたかというとTOEICのL&R(リスニングとリーディング)とS&W(スピーキングとライティング)で一年間の受験でそれぞれ一定以上の得点を取ると表彰状をもらえるという制度があり、戦略に乗せられてると思いつつも一回くらい取っておいてもいいかなと思って受けたのでした。

画像2

必用なスコアはL&Rで800点以上(リスニング375点以上、リーディング425点以上)、S&Wでスピーキング160点以上、ライティング170点以上です。この基準を狙いやすいと考えるか、厳しいと考えるかは人それぞれですが、見た目より簡単ではないのでないかなと思います。L&Rの800はそこそこ頑張ったら取れそうな気がしますが、上述のようにLとRで別々に基準が設けられています。ザックリ言うとリスニングの基準は上位40パーセントくらいに入っている必要があり、これは案外、難しくないかも…と思ったら、リーディングの方は上位5パーセントくらいに入っている必要があります。

しかもTOEIC L&Rの傾向としてリスニングの点数の方がリーディングより高く出やすいといわれてますので、ということはリーディングで425点くらい取れる人はリスニングでもそれくらいか少し上を取れてしまうことが多く、実質的にはトータルで850くらい取れてないとリーディングで425の実現は難しいことになります。実際、私が去年、久々に受けたらL475、R405でRが到達しませんでした。時間が足りずに15問くらい解き残しました。新形式になって難しくなったとは聞いてましたが、いや、もっと急がないといけないのだなと思った次第。そして結局、The Awardのスコアを目指して再トライすることに。

一方S&Wはそれぞれが200点満点でスピーキングは大体上位10パーセント以内、ライティングが上位20パーセント以内に入っている必要があります。ではL&Rよりこの基準は楽なのかというと、これがまた案外そうではありません。母集団、受験者層に違いがあります。L&Rは学校や会社内で強制的に受験させられたりと、あまり英語に本気でない人、まだ基礎がしっかりしていない人も受ける場合があるので、その分、全体平均は下に引っ張られますが、S&Wはまだ受験者がL&Rほどないテストで、受けたくもない人が無理矢理受けさせられるようなことも少ないと思います。なので、そもそも英語にある程度前向きな人しか受けないと思われます。ですので、例えば平均点の意味がL&Rとは違います。実際、私が初めて受けたときは周りがみんな流ちょうに話しているように聞こえましたからね。

3年前に定期的にTOEIC Speaking Testを受けて自分の力の変化の測定をしようと思い立ったのですが、去年ふとThe Award取っておくかとごくごく軽い気持ちでL&Rを受けたら、上に書いたように初回は全然基準に到達しなかったのでした。ちょと甘く見過ぎていたようです。気を取り直し、L&Rを再度受け、結果的にはこんな点が取れて表彰状が届いた次第。

今年の取得者は310名だそうです。留学とかしなくても学校英語ベースで、あとは自分で色々工夫したらこれくらいには来られるという証明になれば幸い。さて一回もらえたし、これで満足としておくか、今年も狙うかが考えどころ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?