とあるSNSのウクライナ人からメッセージ
こんにちは、世界!
今も我々を見つめているのが分かっています。
ポーランドの怯えた目で。
フランスの気後れした仕草で。
ドイツの計画的な歩調で。
ラトビアのびくびくした声で。
ハンガリーの懐疑的な貧乏揺すりで。
イタリアの安らかな鼻歌で。
イスラエルのしんとした沈黙で。
米国やカナダの遠い掛け声で。
………そして他の百数ヶ国の眼差しで。
困った顔で見ていますよね?
………度々俯いてしまいながら。
我々が身を挺して自分達の子供をミサイル攻撃から庇うときは特に。勇気を振り絞って伏せた目を上げると、驚かざるを得ないでしょう。
「ウクライナって一体なんなの?」
と唖然とした顔を見合わせて。
多連装ロケット発射機で砲弾を浴びせられても、有翼飛翔体を発射されても、至る所から戦車で脅かされても全く動じませんから。
面と向面と向かって、
”I’m very sorry and deeply concerned but…”
と言われても「じゃあ好きにしろ。こっちは敵機でも撃ち落としてくる」と答えますから。
核ボタンを見せられても、笑って火焔瓶を用意し続けますから。
世界が息を潜めながら慌ててヨード剤を買い占めている中で、ウクライナはびくともしません。
何の鉄鋼で出来ているのでしょうか?
母乳とともに何を摂取してきたのでしょうか?
幾万人ものボランティアがその戦士達に一体何を食べさせているのでしょうか?
世界はそんなことを知りもしません。
我々だってついさっきまで知りませんでした。
自分たちにあるその力を、その強さを、その愛情を。それらはずっと我々にあったものです。
長年にわたってソ連の瓦礫、「ロシア世界」の腹黒さ、平和の鳩の羽、愛情の木の枯れ枝などに埋もれていただけです。
それをじっと待っていたかのように爆発するまで。そして爆発したのは恐怖なんかじゃありません。
恐怖というのは今、世界のあなた達が感じているものです!
我々が感じているものとは全然違います。
我々が感じているのは怒りです。
…一人一人の殺された子供。
……一つ一つの踏みにじられた未来。
………一つ一つの燃え尽くされた町。
…………一つ一つの壊された夢−
その憤怒は我々に力を与えます。
我々が感じているのは自由です。
本物の自由を生まれて初めて痛いほど強く感じています。まだ脆くて無防備ですが、強力な自由を。その自由は我々に力を与えます。
我々が感じているのは愛情です。
誰にも想像できないような愛情。
身内とか部外者とか関係ないような愛情。
みんなが限りなく親しいような愛情。
−何百万本の手が整然とそれぞれの仕事をすることによって勝利への道を舗装するような愛情。その愛情は我々に力を与えます−
ーだから恐れるな、世界よ。
我々が守って見せます。
恥ずかしすぎて言えないかもしれませんが、一つだけ言っておきたい。
今は怯えていようが、必ず春が来ますよ。
青と黄色に染まった春がー
thanks for HosakaSanshiro
thanks giving power for Olena Pshenychna
経験はチカラです。 若い頃行っとけば良かったな〜と思う事も多かった。 世界は広いです♪ ٩(ˊᗜˋ*)و