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違和感

幾度目かの無職になって、30日弱の時間が過ぎていった。
起きて飯を食って本を読んだりゲームをしたり音楽を聞いて寝るだけ、
金は無くなるし、生活リズムもバグるし、先々の支払いの事を考えると気が重くなるばかり、ネガティブが募るばかり。


一瞬でもネガティブを忘れられればと思って、
午前0時みんなが寝静まった頃、最近寒くなってきたなと思いつつ、
近所のコンビニへ向かう。
缶チューハイとカップ麺とスナック菓子を気の向くままカゴに投げ入れ、
帰って貪り食い、缶チューハイで流し込む。
幸せの前借り。一瞬の幸福に包まれながら惰眠を貪る。
目を覚ました昼過ぎに感じる虚無感、借りた分だけ無くした幸せ。
明日から頑張る、明日から頑張る、心の中でリフレインさせる。

心療内科に行った。
気分が落ち込む、社会に馴染めない、
ADHDかもしれない、何か病気なのかもしれない、
病気だと診断を下されば、今までの失敗も病気のせいにできてしまうかもしれない。不健全だが、病気だと診断される事に一抹の希望を感じていた。

先生は「人との関わり方があまり上手じゃないね」と言われた、
なんだか自分の大部分を否定された気がした、
全くそんなつもりはないんだろうけど。
自分が社会に合わないのか、社会が自分に合わないのか、
わからないけど、めちゃくちゃ生きづらい事だけは確かだ。
人の顔色を伺い、ビクビクしながら生きてきた気がする。


社会的、世間的に普通で一般的で模範的に生きようとするあまり、
自分のキャパシティを見誤り、なんでもかんでも自分で処理しようとして、
爆発、再起不能。退職黄金パターン。
働いてない人間は人間じゃないみたいな雰囲気を感じてしまう。俺の思い込みかもしれないけど。

ライターになって文章書きつつ、好きな格好好きな場所で仕事をしたい。
ライターじゃなくてもいいから、好きな格好好きな場所で働きたい。

以上スーパー社会不適合者でした。

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