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自分でやる!不動産所有権移転登記

はじめに

こんにちは。はじめまして。ちゃんカジです。
普段は利回り144%の75万のアパートや想定利回り240%の30万の戸建など激安戸建不動産投資をやっているちゃんカジです。

去年の春に利回り144%のアパートメントを取得した時に、あまりに安い物件に手を出すお金のないワタクシを不憫に思ったのか、仲介不動産会社の社長から「せっかく物件価格が安いので、どうせなら所有権移転登記を自分でやってみたらどうですか?」と言われたのがきっかけで初めて自分での所有権移転登記にチャレンジしてみました。ありがとう、社長!

で、やってみた感想は、

「思ったよりも簡単だった」

以来激安物件の時は自分で所有権移転登記をするようになりました。

前提として所有権移転登記は所有者(素人)が原則行うものなので、法務局で親切に教えてくれます。
激安物件のように現金決済で抵当権の取消や設定などが不要の場合は第三者を入れる必要もないですからどんどん自分でやっちゃいましょう。

司法書士に支払う報酬分が節約できるので5~6回自分でやると20万ぐらいの激安戸建がもう1軒買えちゃいますよ~。

じゃあ、実際にやってみよう

所有権移転登記をするには、物件の所在地を所管する法務局に電話をして登記相談の予約を入れて相談に行きます。

以上!

たったこれだけ?

実際はそうなんですが、それだとわざわざnoteにする意味がないのでもう少し詳しく書きますね。

物件の契約の前に買主が所有権移転登記を自分で行う旨を仲介業者と売主に伝えて了承を取っておきましょう。
売主の協力(委任状)がなければそもそも出来ないので事前にちゃんと話しておかないと後々こじれる事になりかねません。根回しが必要なのは勤め人と同じですね。

所有権移転登記の流れ

大まかに流れを書くと次のようになります。

最寄りの法務局(物件の所在地の法務局でなくても可)に登記相談の予約を入れる。

登記相談を受けながら所有権移転登記の申請書類を作成する。

書類が完成してから物件の決済に臨む。

決済時に売主に申請書や委任状等に署名押印してもらう。
(この時点で申請書類が全て揃います)

申請書類を持って物件を所管する法務局へ行き所有権移転登記を申請する。

大体1週間で所有権移転登記が完了。
法務局から連絡が来ますので受け取りに行ってください。

法務局に登記相談に行くときには下記の資料を用意してください。

・対象物件の不動産登記の写し(土地・建物それぞれ全部事項)
・最新年度の土地・家屋課税明細(写しでも可)
・売主の住民票の写し

このとき気を付けてもらいたいのは売主の住所(印鑑証明の住所)と登記上の持ち主の住所が一致しているか確認すること。
登記後に引っ越しして現住所が変わっていたり、市町村合併で住所の表記が変わっていて登記簿の住所が古いままだった場合、所有権登記名義人住所変更申請と同時に行わなければいけません。
私が初めて所有権移転登記をやったときは売主様は登記後に引っ越ししていて、かつ市町村合併で移転後に住所表記が変わっていたため大変でした。
一度だけの引っ越しの場合は住民票だけで良いですが、複数の引っ越しがある場合は履歴がわかる戸籍の改正原附票が必要になります。

最新年度の土地・家屋課税証明書は登録免許税を計算する際に必要になります。
最新のものを持参して相談に行くと登録免許税を計算してもらえます。自分で計算をすると間違う可能性があるので、私はいつも相談窓口で計算してもらっています。

申請書類は相談窓口でもらうことが出来ます。なので上記の書類だけ持っていけば大丈夫です。もし心配なら相談予約の電話をした時に持参書類を聞いておきましょう。

相談窓口では用意してもらった申請用紙にどこに何を書けば良いか職員の方が鉛筆で記入してくれます。自分で書ける部分はその場で記入すると良いと思います。書き損じてもすぐに新しい用紙をもらえますから(笑)

所有権移転登記に必要な書類と記入例

提出前に記録用としてスマホでババーっと撮影したものなので、見にくいのは勘弁してください。

登記申請書(所有権移転登記)

不動産の表示

収入印紙貼り付け台帳

委任状

このときはしていませんが、委任状に捨印をもらっておくと訂正が簡単になります。

登記原因証明情報

売主の印鑑証明

自分の住民票

最新年度の土地・家屋 課税明細

この順番で綴ってステープラーで止めて提出します。

所有権移転登記が終了したら

所有権登記が完了したら法務局から電話連絡が来ます。その後引き取りに行く訳ですが、郵送を希望する場合は申請時に手続きをしておくと郵送してくれます。

引き取りに行くと登記識別情報通知(土地・家屋それぞれ)の他に登記完了証を手渡されます。

以上で所有権移転登記は終了です。お疲れさまでした。

このnoteはちゃんカジが実際に所有権移転登記を行った体験に基づいて書いています。できる限り正確に書くよう気を付けていますが細かい部分に勘違いや間違いがある可能性があります。実際に行う場合は法務局で確認しながら進めるようにしてください。

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