立川美術学院

東京都立川市にある藝大美術大学受験のための予備校、立川美術学院です。受験生の手助けにな…

立川美術学院

東京都立川市にある藝大美術大学受験のための予備校、立川美術学院です。受験生の手助けになるnoteを書いていきます。

最近の記事

デザイン・工芸科の指導の様子②

~タチビブログより~ 家をテーマに平面構成 こんにちは デザイン・工芸科昼間部です。 1日1課題のペースで授業を進めています。 今回の平面構成は、ポッキー、クラッカー、カラーセロファンが配られて 家をテーマに構成しました。 家って何?って、あらためて真剣に考える課題です。 各自がどういうところに家を感じてどのように表現していくのかを楽しみに出題しました。またどのようにモチーフを扱うのかも大切です。 できあがった作品は、家に対する突きどころも面白くて それぞれの表現手

    • 高校1・2年生で美術の進路に興味のある方へ②

      「どうして美術の勉強を始めようと思ったのか?」「高校の勉強との両立は?」「タチビでデッサンをしてみてどうだったか」、などみんなが聞きたいことを実際に基礎デッサン力養成コースで勉強をしている高校1・2年生に聞きました。これから美術の勉強を始めようと思っている人、迷っている人、とりあえず興味がある人など立場はいろいろだと思います。楽しくデッサンを描いている立美生のお話をこれからの参考にしてみてください。 宮崎さん 私は、学校でバスケ部に 所属しています。平日の放 課後は毎日部活

      • デザイン・工芸科の指導の様子

        〜タチビブログより〜 巨匠から学ぶ 本日の課題は、有名なデザイナーの研究です。 国内外問わず世界的に有名なデザイナーの作品の、何が良いのか? 高校生の頃は私もよくわかりませんでした。 よくわからないので、とりあえず同じことをしてみようか! 参考にした作品の手法を見て自分たちの作品にも反映させます。 細かい模様、独特な線…息を止めて慎重に… 生徒たちの緊張感が見てるこちらにも伝わってきます。 デザインとして良いと言われるものは何か、 身につける為の大事な一歩となる課題だ

        • OBが語る!上京して美大現役合格

          出身地:静岡県 多摩美術大学彫刻学科 造形大学立体アート科現役合格 西島 予備校時代は作品を中途半端に終わらせないことを気をつけていました。高校では100%の作品を講評に出したことがなかったけど、 お金払って予備校行くんだからとことんやらなきゃと思って100%まで行ったか分からないけど精一杯描いていました。 高校が静岡にある美術系の高校だったため東京の予備校に行くつ もりはなかったけど、違う環境で知らない人たちと絵を描いて刺激を受けてきなさいと言われて夏期講習・冬期講習・

        デザイン・工芸科の指導の様子②

          OBが語る!上京し美大受験をして

          語り手:愛媛出身 武蔵野美術大学映像学科 武蔵野美術大学デザイン情報学科 武蔵野美術大学芸術文化学科合格 兵頭 〜私は愛媛を飛び出した〜 武蔵野美術大学。美大を志す者なら一度は憧 れる大学じゃないだろうか。愛媛のド田舎で 育った私もムサビに魅せられた一人だ。しかし 相手は難関美大と呼ばれている高嶺の花。私のように田舎で細々と画を描いているような人 間に手の届くような所じゃない。そう思っていた現役時代の私は志望校を地方美大に定め高 校の美術室の隅でひたすらデッサン。ムサビを

          OBが語る!上京し美大受験をして

          OBが語る!苦手って?自信って?

          多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン合格/武蔵野美術大学空間演出デザイン学科現役合格 南 私は平面がとても苦手でした。なぜなら、らしさばかりを追い求めて自分の表現したいことが、素直に出せなかったからです。しかし、テキスタイルの平面だけは別でした。とてもカラフルな画面作りや、自由な形を作っていくそんな ところが、私にはぴったりでした。そこで画面に私の好きをすべて詰め込んでいきました。私の好きな色・私の好きな形・私の好きな表現を盛り込んだおかげで、最後は楽しんで作品

          OBが語る!苦手って?自信って?

          高校1・2年生で美術の進路に興味のある方へ

          高校1・2年生で美術の進路に興味を持った方へ 美術の進路に進むと、専門的な勉強が必要になります。アーティスト、ゲームクリエイター、アニメーター、カーデザイナー、ファッションデザイナー、webデザイナー、、、美術を学んでできる仕事は沢山あります。 物を作ることや絵を描くことが好きで、仕事にしたいけれど今はいろんなことに興味があって一つには決められない人も多いと思います。 立美のアトリエでは美術の基本であるデッサンを中心に進行していきます。まだ進路に迷っている人も、すべての

          高校1・2年生で美術の進路に興味のある方へ

          中学生で美術の進路に興味のある方へ

          中学生 基礎コース・美術系高校受験コース 立川美術学院基礎科では美術に興味のある中学生が学べる基礎科中学生コースを設けています。実技試験がある美術系高 校の受験を考えている中学生の対応ももちろんですが、高校は普通科でもその先美術大学にいってみたい、また、将来、 美術に関係のある仕事に就きたいと考えている中学生にも最 適なコースです。 ゲームが好き、アニメが好き、漫画が好き、 ファッション・デザイナーになりたい、ゲーム・デザイナー になりたい、たくさんの夢を中学生たちは持って

          中学生で美術の進路に興味のある方へ

          OBが語る!楽しいタチビ生活

          語り手:東京藝術大学 デザイン学科現役合格OG関根 私はタチビに二年間在籍しました。初年度の高2の時は、基礎科の土曜クラスでした。率直に、とても楽しかったです。タチビのいいところは講師と生徒の距離が近く、話もしやすいところです。高3の時のデザイン・工芸科夜間部も特にピリピリすることなく、ほんわかとした空気と適度な緊張感で、とても居心地が良くて私には合っていました。仲の良い友達もできて、その子たちと一緒に頑張っていくことが、すごくすごく楽しくて、どんな課題も乗り越えられました

          OBが語る!楽しいタチビ生活

          OBが語る!基礎科の夏期講習

          基礎科の夏期講習会はどんな感じなんだろう、と初めて受講を考えている中学生、高校1、2年生は不安に思っているかもしれません。 基礎科を受講した先輩に様子を聞いてみましょう。 ー原島さんは去年の夏は夏期講習会、前期と後期は基礎科、中期は油絵科をうけたんだよね。 普段は基礎科に在籍していたけど、夏期講習会を受けてみてどうでした? 原島(以下H) 疲れるし、おなかも減るし大変でした。でも、朝から描けるのは楽しいです。長時間だけど、6時間あるし、次の日もあるから作品のことをずっと考

          OBが語る!基礎科の夏期講習

          OBが語る!美大進学を決意しタチビに通い始めた頃のこと

          語り手:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科合格 多摩美術大学 統合デザイン学科合格 OG 私は、高校三年生の夏からタチビに通い始めました。始める時期が遅かったのもあり、私の実力は同じ受験生の中でも低いと自覚していたので、最初は「どこでもいいから美大に...」くらいの気持ちでした。しかし、入学してみるとタチビのデザイン・工芸科は、大学、専攻ごとのクラス分けをせず総合的に制作していたため、様々な作品の作り方や考え方が自然と身に付いて初心者の自分には良い影響がありました。い

          OBが語る!美大進学を決意しタチビに通い始めた頃のこと

          OBが語る!デッサンについての話

          語り手:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科合格 宮崎 「タチビでのデッサン」 僕はデッサンが好きなのでデッサンについての話をします。僕のデッサンは大きく分けて3つの壁がありました。 最初に大きな壁となったのは、ぼやぼやしたデッサンになってしまう事です。その解決のきっかけとなった事が一浪目の夏期講習の夜間デッサンの時の事です。「際を締める」作業を理解できていなかった僕が講師から「ものの際の線はもっと命をかけて描きなさい」と言われた事です。その時のやった静物デッサンでは見

          OBが語る!デッサンについての話

          OBが語る!高校3年生で美大進学を決めて立美に通い始めた頃のこと

          語り手:デザイン・工芸科OB 自分は高校3年生の時の5月頃のコロナ自粛期間中に美大進学を決めました。先輩の勧めもあって、家からも近かったタチビに6月から通うことになって、そこから本格的に美大受験をはじめました。自分の学校は、部活も勉強も行事もすべて力を入れて行うので、はじめは続けてタチビに行けない日が多く、内心ではとても焦っていました。ただ、まだまだ伸びしろしかないとポジティブに考え、やるしかないと自分に言い聞かせました。部活を引退してからは受験モードに切り替え、毎週出るホ

          OBが語る!高校3年生で美大進学を決めて立美に通い始めた頃のこと

          OBが語る!芸大・美大受験浪人生活

          語り手:東京藝術大学油絵科合格OG今井 「立川に上京して良かった事」 わたしの地元は海辺の、車がないとどこにもいけない田舎だったので、今は免許がなくてもどこへでも行けて便利です。最寄りの美術館まで車で3時間かかっていましたが、今は見たいもの全て見に行くことができます。動物園も博物館も、お金があればなんでも手に入ってすごいです。人が多く、それなりにしんどいこともたくさんありますが、そのぶんふるさとの自然が美しく思えるのもありがたいところです。個人的に、立川は郊外だしとくに南口

          OBが語る!芸大・美大受験浪人生活

          OBが語る!タチビの夏期講習

          語り手:多摩美生産デザイン学科テキスタイル専攻 武蔵美工芸工業デザイン合格 OG梅宮 「タチビでの夏期講習会」 タチビでの夏期講習はあっという間でした。毎日のように出される課題に、一生懸命食らいついているうちに、何をやればいいのか、手が全く動かなくなったことが沢山ありました。私はテキスタイルを第一志望にしていたので、どうしても「受験テキスタイルっぽさ」をどこかで意識してしまって、自分が本来描きたい作品を描くことができていませんでした。でも、先生方に個別に作品を見ていただい

          OBが語る!タチビの夏期講習

          OBが語る!美大受験生が3-4月にするべきこと。

          語り手:多摩美術大学グラフィックデザイン学科所属 立川美術学院デザイン・工芸科OB かぶとむし 今年も春が来ました。また、新しい一年が巡ります。 美大受験は東京藝大の合格発表の終わったころ次の年度が始まります。一ヶ月半くらいの短い期間ですが、美大受験においてキーとなる時期です。 3月中にするべきこと 立美の講習会 3月下旬には春期講習が始まります。現役生浪人生が近い位置で触れ合える最初の機会です。 生徒数もまだ比較的少ないのでコースによっては他の学科の生徒の作品も

          OBが語る!美大受験生が3-4月にするべきこと。