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レジ袋有料化の消費税について


結論から言います。
『レジ袋は、消費税率は10%です❕』
こんなこと言わなくても分かるかもしれませんが…

現在、消費税率は標準税率10%軽減税率8%と分かれています(旧税率
5%や3%の取引がある方もいるかもしれませんが)。
軽減税率8%が適用されるものは、定期購読の新聞と飲食料品となります。つまり、レジ袋は新聞でも飲食料品でもないので10%になります。

1. 消費者側からすると

       レジ袋有料について消費税のみについて考えると
  消費者側は特に影響はないかと思います。
  レジ袋が2円だとした場合は、2円×10%=0.2円となりますからね。
  レジ袋が10円でも、10円×10%=1円です。

  私の周りでは
  『1円以上で提供しなきゃいけないから、とりあえず2円から5円くら
   いの価格で提供するよ。』
    と言っている人が多いので、10円以上で提供しているお店は少ない
    気がします。

  

2. 店側からすると

 店側には経理、税務申告といった作業があります。
 
 単純に言ってしまうと、消費税の申告のために税率を分けて
 会計処理を行わなければなりません。

 例えば、
 飲食店の方が食材や消耗品をスーパーで買った場合
 肉と酒を買って、レジ袋を購入した場合
   肉 ・・・軽減税率8%
   酒 ・・・10%
  レジ袋・・・10%

こんな具合に税率の区分を分けていかなければなりません。
売ったスーパー側にしても売上を各税率で区分するのは同じです。


3.  会計について

 
 適当な設定を作って考えてみます。
     個人飲食店。
     店内飲食売上のほか、テイクアウトもやっている。

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《有料義務化以前》
 [買った場合] 
 今までは買い物をすればレジ袋が無料でついてきたので

伝①

 肉(飲食料品)は、軽減税率8%
 酒は、標準税率10%

 こんな形で、会計ソフトに入力していたのではないかと思います。
 ※品目・部門・メモタグは、登録が面倒だったので省略しました。


 [売った側]

伝③

  店内飲食は標準税率10%
  テイクアウトは軽減税率8%
  

《有料義務化後》
 [買った場合] 

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情報の整理、共有から始めていきます。 後々、節税や経費削減などの戦術的な情報を提供できたらと思います。