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質問が「望む未来」をつくる!自己対話で現実を変える方法

こんにちは!
橘奈緒美です。
皆さんは自分に対していつもどんな質問をしているか、意識していますか?

「ネガティブな自己対話をしていると、さらに望まない出来事が起きてくる」反対に、「ポジティブな自己対話をすると理想に近づける」というのは、聞いたことがあるという方もいると思います。

実はカードリーディングをしていると、質問が自分の限界を決めるということをよく感じます。

例えば、タロットカードでは1枚のカードであっても何通りもの読み方ができますが、どの解釈を採用するかは質問によって決まります。

例えば「教皇」というカードが出た場合、恋愛について質問した場合は「誠実な恋」「結婚を考える」「長期のリレーションシップ」などが読み取れるかもしれませんが、仕事についてなら「アドバイスを求める」「メンターを見つける」「指導する立場になる」と読む場合もあります。

このように質問は自分の意識をどこにフォーカスするかを決めるという特性があるので、人生においてもとても重要なんです。

質問力の大切さと自己対話の力

日常の中で、私たちはたくさんの質問をしていますよね。
人から質問されることもあれば、自分自身に問いかけることもあるかと思います。

でも、実はその自分自身にどんな質問をしているかが、私たちの考え方や行動に大きな影響を与えるんです。

だからこそ、質問力を高めることが「より良い毎日を作るための大切なカギ」になります。

どうして質問が大事なのか?

質問は、私たちの意識を集中させるスイッチのようなものです。
たとえば、友達や家族に「今日は何をしてたの?」と聞かれた瞬間、頭の中でその答えを探し始めますよね。

同じように、自分に対して質問をすると、その答えを探すために無意識のうちに思考が動き出します。

これを脳科学的にはRAS(Reticular Activating System)といいます。
心理でもスピリチュアルでも同じことが言われています。

この機能は、ざっくり言うと視界に捉えたものの中で感心があるものや求めている情報だけを集めて、余計な情報はスルーするというものです。

ここで大切になるのは、私たちが日頃どんな質問を自分にしているかです。

ポジティブで前向きな質問をしているのか、それともネガティブで自己批判的な質問をしているのかで、脳が集中する方向と結果が大きく変わってくるからです。

質問が自分の限界を決める

自分に対してする質問は、自分の限界を決めてしまうことがよくあります。

たとえば、「どうせ自分には無理だ」と問いかけてしまうと、脳は「無理な理由」を探し出します。

こうして、行動を起こす前にあきらめてしまうことが多くなるんです。

反対に、「どうすればできるようになるかな?」と質問を変えると、脳は今度は解決策を探し始めます。

たとえばこんな質問をしてみると、違いがはっきりします。

  • 「なぜこんなこともできないんだろう?」 → 「やっぱり自分には無理だ」と感じてしまい、挑戦や継続をやめてしまう。

  • 「どうすればもっと上手くできるだろう?」 → 「もうちょっと練習や勉強をすればできるかも」と思い、新しい方法を試したくなります。

こんな風に「どんな質問を自分に投げかけるか」が、私たちの限界や可能性を大きく左右するんです。

自分への問いかけは感情も左右する

たとえば日常的に「なんでこんなこともできないんだろう?」とか「どうして私は幸せになれないんだろう?」という質問を自分に繰り返しているとしたら、無意識に自分のダメなところや足りない部分にばかり意識が向いてしまいます。

これって、気づかないうちに自己否定や自信のなさを引き起こす原因になるんですよね。

ネガティブな質問の例としてはこんな感じです。

  • 「どうして自分は他の人より劣っているのかな?」

  • 「なぜいつも失敗してしまうんだろう?」

  • 「どうしてうまくいかないんだろう?」

こういった質問に対して、脳が「ダメな理由」や「劣っている部分」を探し始めると、自然とネガティブな感情が強まってしまい、自己肯定感も低くなっていきます。

質問を変えれば現実も変わる

そんなネガティブなサイクルから抜け出すためには、自分への質問を意識的に変えることが大切です。

ポジティブで建設的な質問を繰り返すと、脳は解決策や可能性に目を向けるようになり、前向きな行動にもつながります。

たとえば、以下のように質問を変えてみるとどうでしょうか。

  • 「なぜこんなこともできないんだろう?」 → 「どうすればもっと上手にできるようになるかな?」「誰かにお願いしてみようかな」

  • 「なぜ私は幸せになれないんだろう?」 → 「私がもっと幸せを感じるためには何ができるかな?」「今幸せだと思えることはなんだろう」

  • 「どうして上手くいかないんだろう?」 → 「どんな工夫をすればもっと上手くいくかな?」「良いアイディアがないか聞いてみよう」

こういった質問は、前向きな解決策に焦点を当てて、行動を起こすエネルギーを引き出してくれます。

そして少しずつ自己評価が高まり、現実も変わっていくんです。

良い問いかけの具体例

では、具体的にどんな質問をすれば良いのか、いくつか例を挙げてみますね。

  1. 「今日の自分の成功は何?」

    • 私たちは成功というと大きなものと考えがちですが、小さな成功を何度も祝うことで自信がついていきます。

  2. 「今、感謝できることは何だろう?」

    • 感謝の気持ちに目を向けると心が自然と前向きになるし、「今このままの自分でもありがたいことや幸せなことがあるんだ」と気づけます。

  3. 「この経験から何を学べる?」

    • 困難な状況でも、それを学びの機会として捉えることで自分を成長させることができます。もちろん望まない結果で終わることもありますが、その後も続いていく人生の中では、全てが自分の糧になっています。

  4. 「どんな新しい挑戦ができるかな?」

    • 新しい可能性を見つけることで、未来への希望が広がります。繰り返す日々に張り合いがなく「何やってるんだろう」なんて思った時はこの質問を問いかけてみてください。「本当はずっとやってみたいことがあった」と気づけるかもしれません。

  5. 「次に進むためにできる小さな一歩は何かな?」

    • 大きな目標に向かっても、一つ一つ小さなステップを踏んでいくことで、現実的に進んでいけます。焦っている時は先ばかり見て、目の前のことに集中できていない時。焦る心を鎮めるための質問でもあります。

自己対話を変えるためのヒント

ポジティブな質問を自分にするためのステップをいくつか紹介します。

  1. 毎日、自分にポジティブな質問をしてみる
    朝や寝る前の数分でいいので、自分に良い質問をしてみてください。そうすることで、少しずつ前向きな思考が習慣化されていきます。

  2. ネガティブな質問に気づいたらポジティブに変える
    ネガティブな質問をしていることに気づいたら、すぐに「どうすればポジティブな質問に変えられるかな?」と考えてみるといいです。どうしても無理、という場合は私たちのようなカウンセラーや信頼できるお友達に手伝ってもらうのも良いですね。

  3. 小さな成功体験や感謝リストを作る
    日記やメモ帳に毎日少しでもいいので、自分の小さな成功体験や感謝できることを書き出してみてください。ポジティブな思考が自然と強化されていきます。他の記事でも言っていますが、この時の成功はハードルを低く低く設定してください!

私たちが自分に投げかける質問は、人生の方向性を大きく左右します。

質問が自分の限界を決めるため、ネガティブな質問はそのまま否定的な考え方につながり、ポジティブな質問は新たな可能性や成長への道を開きます。

だからこそ、日常の中で自分への問いかけを少し変えてみるだけで、私たちの現実は大きく変わっていくはず。

そして自分への質問が良いものになると、周囲の人への問いかけで相手の良い部分を引き出すことができるので、人間関係も良くなっていきます。

質問力を高めて、より良い未来を作り出していきましょう!


私の個人セッションでも自己対話をより良いものにしていくお手伝いをさせていただいてきます。

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