無題20_20191026222107

「勉強スキ、体育キライ」な人はジムが好きになれる

勉強は好きだし、成績はそこそこ良かった。でも体育の授業はキライ。

そんな私のジム通いが2ヶ月続いている。

しかも、休日を使ってまで週1回のペースを守っているのだ。


きっかけは昨年、座りっぱなしの仕事に転職したこと。

同業者が「腰が爆発する」「1日1000歩切った」と話すのを聞いて、危機感は覚えていた。

実際に前職よりも明らかに運動量は減り、筋力がみるみる低下するのか、体重が落ちて食べても戻らない。

しかたなく、自宅近くのジムに通うことを決めた。


...と、さらっと書いたのだが、この決断にはとても時間をかけた。

だって、「運動」でしょ?

10年以上体育の授業を受けたのだから、自分が運動キライなことは知っている。

運動はイヤだ。でも、老後に旅行や散歩ができなくなるのはもっとイヤだ〜。

そんなイヤイヤを1年繰り返して、出した結論が「お金を払って、ジムの快適な環境で必要最低限の運動をする」だった。

この時点で、すでにジム通いには黄色信号がついている気がするが、ここから2ヶ月続いているのだ。


ジム初日、涼しいトレーニングルームに入った最初の感想は

「臭くない!」(ジムは汗臭いと思っていた)

しかも私の好きな髭男(Official 髭男dism)の曲が流れていて、心の中でこっそりテンションが上がる。


初めてなのでスタッフさんに案内されながら、ジムのマシンを2, 3個試してみると...面白い。

足を上げ下げするだけの簡単な動作でも、10×3セットも繰り返せば、太ももは熱くなり、重りを上げるたびに千切れそうになる。

翌日は一歩進むたびに太ももが痛み、横断歩道を渡っている途中にお尻がつった時はさすがに慌てた。


それだけ痛い思いをしながらジムに通うのは、「積み上げる楽しみ」があるからだと感じる。

1人でもくもくと、目標を決めて努力する。

「過去の自分」「自分の目標」が基準なので、人と比べる必要もない。

そして、結果は努力した分だけ確実に積み上がり、運や環境に左右されない。

実際に、あきらかに腰がくびれて、月に一度の筋力測定で0.4キロ筋肉が増えていた。

体重もちょっと増えて、標準体重に近づきつつある。

ジムに通えているのは、快適な環境と、私がスキな「楽しみ方」で運動ができる環境の両方が用意されているからだとわかった。


そして、体育の授業が嫌だったのは

授業で求められる技術、技をどれだけ習得できるかで判断されるから。

チームプレイが多いので、他人に迷惑をかけないことが重要になるから。

全員が同じことを同時にやるので、つい他人と比べてしまうから。

つまり、同じ運動でも「楽しみ方」が私には合わなかったのだろう。


運動がキライな人、それは今までの「楽しみ方」が合っていなかったからかもよ?


コツコツ続けることがスキな人。自分で目標をたてて頑張れる人。学校の勉強が得意だった人。

そんな人こそ、ジムという新しい楽しみ方を通して、運動がスキになれるはず。


                                                                                                                            



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