
桃の花満開!春の淡路島*取材記
今年最初の取材は私たちの拠点である大阪からも近い淡路島です。
ホテルや旅館さんが多いイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、昔からの建物を改装したお宿や移住された方が始められたお宿など個性豊かなお宿さんも年々増えているところなのです。
お宿さんの取材はもちろん、最後は桃のお花見会にも参加!いつもながら食べることも忘れない食いしん坊の取材です。
一棟貸切りの有形文化財のお宿
まず最初に訪れたのは、今回淡路島の取材のご縁をいただいた旅行会社も経営されている高山傑さんがオーナーを務める『春陽荘』さん。
◆春陽荘
元々戦前に建てられた岩木造船の自宅兼事務所だった建物で、7年(!)かけて建てられ、現在国の有形文化財に登録されています。
門は波の模様でどこかモダンでおしゃれ!
敷地内にはいくつか建物があり、まずは通常宿泊できる「貴賓館」を見学。事務所として使用された建物で、応接室や社長室が寝室に改装されています。
寝室が2室もある、約95平米の広さ、しかも有形文化財の建物を一棟貸しで泊まれちゃうのです。なんて贅沢。
家具や寝具などは高山さんが買い付けたもので、重厚感ある建物にぴったり。ところどころあるステンドガラスは高山さんのお父様が作られたもの。
こちらではなんと着物の着付け(有料)もできて、着物を着て写真撮影するのが若い女性で人気なのだとか。モダンな建物を貸し切って写真を撮る所なんてなかなかないので、嬉しいサービスです。
他にも日本の伝統文化と体験や漁師の朝ごはんや収穫体験、サイクリングなど淡路島の暮らしを味わえるメニューもたくさんあります。
ひとつひとつ丁寧に建物の魅力を教えてくださる高山さん。
見るとこも多くて、説明を受けるのと受けないのとでは全然建物の魅力の感じ方が違うので、ぜひ宿泊される際は建物の見学されるとよりこのお宿での楽しみ方が増えますよ。
地元の方が通うお食事処で海の幸ランチ
ランチは春陽荘の高山さんがよく通うというお店へ。
◆お食事処 みろく
由良漁港の新鮮な魚貝類を使った料理を出されるお食事どころで夜はちゃんこ鍋や魚ちりなど鍋料理が、お昼は新鮮でリーズナブルな定食がいただけます。
こういう地元の人が通うお店が一番好きな私たち。黒板のメニュー見る目も真剣(笑)。
注文し、「最初はこれを食べてね」と出てきたのは、サラダとおしんことつくしの佃煮。久しぶりのつくし!春だー。おばちゃんの手作りでおいしい。
私たちが迷った末に注文したのは3種類の魚とお野菜の天麩羅てんこ盛りの天麩羅三種御飯850円と
ぷりぷりの鯛のお刺身がのった鯛刺身丼750円。
このボリュームの内容でこの価格は漁港近くのお食事どころならでは。高山さんが選んだ塩サバ焼御飯も脂が乗った塩サバで美味しそうでした。
私たちの後もぞくぞくと地元の方が来店されていました。1本路地に入るから通りがかりでは絶対分からないお店。地元の人のみが知るお店、ご紹介いただきありがとうございました^^
日本みつばちのいるゲストハウスさん
2軒目に訪れたのは偶然ネットで見つけて、サイトで見るお宿の雰囲気やコンセプトに惹かれ、行きたい!と思い念願かなっての訪問です。
◆草地家(くさちけ)
草地さんご夫婦が森の中にたたずむ古民家に移り住み、日本ミツバチの養蜂をしながらゲストハウスも始められました。
今は1日1組でお部屋は和室と洋室があって、リビングにはおこたが。
キッチンも完備で近くのスーパーやマルシェで買った食材で楽しく料理できそう。
手づくりのはちみつも試食させていただき、、すごく濃厚でやさしい甘さ。
蜂の行動範囲は巣箱から半径2キロ以内で、その範囲内のお花や季節によって味が変わるなど、お二人の蜂とはちみつのお話がおもしろくて、普段何気なく食べているはちみつなのに知らないことばかり。
採る季節によってこんなに色が違う!
宿泊した際には巣箱や蜂が生活する裏山にも案内していただけます。
朝はお宿から近いパン屋さんで食パン買ってハニートーストにしたり、パンケーキを作ってはちみつかけて食べたり、はちみつのある朝食素敵*
草地家さんも近々gochi荘サイトに掲載予定です。
やさしい人柄の草地夫婦と取材中大人しくお話を聞いてくれていたかわいいなおくん、ありがとうございました。
果樹園さんの桃のお花見会で春を満喫
取材を終えて、最後に向かったのはなるとオレンジや温州みかんなど育てている森果樹園×ツギキさんへ。
◆森果樹園×ツギキ
草地家さんを紹介してくれた元同僚で淡路島在住の祥子ちゃん(https://24ban.jp/About)が取材の日にお花見のイベントしているよと教えていただき、私たちも参加させてもらうことに。
販売所から少し歩くとたわわに実ったなるとオレンジの木!
私たちは遅れて到着したので、二部の桃のお茶会から。
なるとオレンジの畑からさらに坂を登るとこの景色!違う世界に来たみたい。
さあ、桃のお花見会スタートです。
まず、ひとりずつ桃のつぼみと花をつんで、コップに入れ香りを楽しみます。
次にお湯をそそぎ、香りと味を楽しみます。
淹れてくださっているのは中国茶会や中国茶教室をされているTE tea and eatingの川西まりさん。
お湯を注いだだけなのに、味がしっかり。杏仁豆腐のような味わい。
2杯目は桃にあう中国茶と空想燕の岡田舞さん手づくりお茶菓子。
・なるとオレンジのキャラメル
・ラズベリーとピスタチオのサブレ
・なるとオレンジのピール
中国茶はお菓子も相性のよいフルーティーでやさしい味の貴妃烏龍茶。絶景眺めながらゆっくりとお茶できるなんて最高です。
なるとオレンジの畑に戻り、遅れてきた私たちのためにもう一度一部をしてくださることに。ありがたい><
一部はまりさんの中国茶を飲みながら祥子ちゃんの手づくり点心をいただきます。まりさんとは初めてお会いしましたが、共通の知り合いがたくさんいることが分かり、人のつながりを改めて感じました。
見た目美しい!春の点心3種は
・猪豚ソーセージの小籠包
・いかなごちりめんとなるとオレンジ酢の手まり寿司
・なるとオレンジサラダの生春巻き
いつもながら祥子ちゃんの発想とおいしさに驚き。
春の淡路島を目と舌で味わえました*
取材後、森果樹園のなるとオレンジと草地家さんのはちみつでトーストを作りました。
移住する方も増え、ますます面白くなっている淡路島。gochi荘サイトでもおいしいお宿さんが登場しますのでお楽しみに。
お知らせ◆gochi荘『旅のご相談窓口』できました
gochi荘でどこか行きたいけれど…どのお宿さんがいいかわからない。
子どもがいても大丈夫かな?
この日しか行けないけど空いてるのはどこ?
交通機関もセットでお願いできる?
ワーケーションで長期滞在したいのだけど?
などなど…
少しでも旅のお悩みを持つ方へ、gochi荘の事務局スタッフに、オンラインで無料相談ができる「15分の旅相談窓口」を期間限定で設けました。
▼gochi荘『旅のご相談窓口』
https://docs.google.com/forms/d/1DC-7lrf-yNd12vjKinkiSp07-Epux0ABcSSebx3eEyw/edit
小さくてすてきなお宿さんが
各地で『おいしい時間』を携えてお待ちしています。
ここが、みなさまの新たな旅の入り口となりますように。
Bon Voyage!
Written by.... Hiromi from Table a Cloth. CO
▼ 『gochi荘』:里山でおいしい体験ができる宿泊予約サイトhttps://gochisouoyado.com/
▼『gochi荘』に関するお問い合わせはこちらまで
gochi荘 運営事務局: 株式会社 Table a Cloth (テーブル・ア・クロス)
Table a Cloth HP : http://tableacloth.com/
gochi荘 HP : https://gochisouoyado.com/
お問い合わせ: info@gochisouoyado.com
『おいしい旅』のプランニング・手配を専門とする旅行会社です。
大阪府知事登録旅行業 第3-2945号
#TableaCloth #テーブルアクロス #旅行会社 #旅行 #オーダーメイド旅行 #おいしい旅 #女子旅 #新婚旅行 #ハネムーン #食旅 #ワイン旅 #traveldesigner #gochi荘 #gochisou #gochisouoyado #tableacloth #宿泊予約サイト #農家民宿 #アグリツーリズモ #国内旅行 #家族旅行 #古民家宿 #一棟貸し
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!