旅屋の日記 Vol.2 -六本木~お台場-
休みの日は悪天候だったり、予定が入っていたりして、しばらく独りで散歩に行けてなかった。やっと散歩に行けて嬉しい。
ノープランで家を出てきたけれど、きょうは六本木からお台場まで歩いて行くことにした。
六本木交差点から南へ向くと東京タワーが見えて嬉しい気持ちが高まる。
今日のランチは何を食べようかなぁ。
しばらく進むと、芝公園の文字と東京タワーが見えてくる。東京タワーまでもうすぐだ。
この辺は大使館などの重要な建物が多いせいか警備とても厳しい。少し緊張する。
飯倉の交差点。六本木から東京タワーへはよく歩くので見慣れた光景。安心。
とりあえず東京タワーに到着。しばらく来ていなかったので、少し懐かしい感じがする。
東京タワーは目的地ではないので、お土産屋さんを覗き、お手洗いを借りてあとにする。東京タワーのお手洗いは最高にクールで大好き。
そうだ。僕の大好きなお寺増上寺に寄り道をしていこう。
歩いていたら暑くなったのでセーターを袖まくりしていこう。
増上寺。
前に来たのは初詣の時だったので人がごった返していたけれど、きょうは空いていてなんだか広く感じた。
お台場までまだ距離があるので、境内を散策することはせずお参りだけして出発。
大門の交差点に到着。
麺屋虎杖のカレー担々麺は、本当に旨い。とてもおすすめ。
とても天気が良く、少し肌寒く、お日様はとても暖かい。夜中雨が降ったので、蒸発した水蒸気が若干の霧になり、とても幻想的な風景が楽しめる。まるで春の様。
すっかり、僕はあたまのなかで「3月9日」をかけながら歩いている。
しばらく歩いていると前方に船のマストのようなものが見えた。あれは一体なんだろう…。好奇心が刺激される。こういう予期せぬ出会いがあるから、散歩はたのしい。
近づいて見ると、これはどうやら地面から直接生えているらしい。すっかり船があるものだと思っていたので少し残念。
ここはニューピア竹芝の、中央広場という場所だそうだ。
すこし奥まったところに移動すると、運河が見渡せる臨海広場という場所に出た。眺めがよく、ちょっと感動。
この先、左へ進んで築地・勝どき・豊洲ルートで進むか、右へ進んでレインボーブリッジ・お台場ルートで進むか、迷う。
いつもは豊洲からお台場にかけて散歩をすることが多いので、きょうはレインボーブリッジ側から行ってみようか。
しばらくのんびりと日に当たりながら歩き続ける。暖かい。
このあたりは工事現場が多く、建設中の建物をよく見かける。これから景色はどう変化していくのだろう。楽しみ。
遠くにみえるのが、豊洲の新市場。
機会があったら、見学ツアーに参加してみたい。おいしいものも食べたいな。
しばらく歩き続けてやっとレインボーブリッジに到着。レインボーブリッジを歩くのはいつも気持ちが高まる。
台場方面は地続きでレインボーブリッジに入れるけれど、芝浦側はエレベーターを使って入る。
レインボーブリッジを歩くときは、車の振動で、かなり揺れる。怖い。
橋には景色を眺めることができる展望エリアがいくつも存在している。
遠くには六本木ヒルズ森タワーや、東京タワーが小さくみえる。
ああ、あそこから歩いてきたんだなあ、と実感する。
この感動が、散歩をするなかで一番のしあわせ。達成感。
大興奮のまま渡りきり、お台場へ到着。
お台場は、都心から気楽にビーチを感じられるところが大好きだ。
東京湾とカモメを眺めながら、持ってきたお菓子をたべて休憩。じゃがびー。
日向ぼっこはしあわせだ。
やっぱり海はいい。
豊富な水量とまぶしい太陽で、心が癒される。
心が弱ってしまったひとには、とてもおすすめ。
のんびりしよう。
アクアシティお台場にて、ジャンプショップをのぞいていこう。
お店をみて離れるつもりだったけれど、アクアシティにはラーメン国技館があることをおもいだした。
ランチはここにしよう。
ラーメン国技館の中にある、赤備にて味玉濃厚豚鶏つけ麺をたべる。
スープが本当に濃厚で、よく麺に絡みついて、食べている間はしあわせだった。またこようかな。
続いて、フジテレビを挟んで向かいにある建物、ダイバーシティー東京まで移動。
ガンダムベース東京を見てこようかな。
ガンダムベース東京は、行くたびにレイアウトが変わっていて新鮮。
やっぱりガンダムはかっこいい。
ところで、バンダイホビーセンターの制服は軍服風になっているのをご存知ですか。役職が階級になっているあたりもおもしろい。
さて、きょうもたくさん歩いた。
そろそろ帰ろうかな。
今回は、六本木からお台場間のお散歩をお送りしました。
2019.11.19 旅屋うつし
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