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日本刀鑑賞&手入れ体験

7月17.18日、田舎館村の中畑刀匠のところにお邪魔して、日本刀の鑑賞と手入れ体験をさせていただきました。

日本刀は、ガラス越しに見ることはあっても、触る機会はなかなか無いですよね。中畑刀匠のところに伺うときには、刀を直接持って鑑賞する方法を、体験しながら教えていただけるので、参加者の皆さんの満足度がとても高いコンテンツとなっています。

まずは刀の作り方を教わります

玉鋼の産地、取り出し方から始まり、どのように鍛えていくのかを説明していただきました。刀は「折り返し鍛錬」(鉄を熱して打ち延ばし、折り返して2枚に重ね、さらに打ち延ばす作業を何度も繰り返すこと)をすることによって4万を超える薄い層ができ、地鉄(じがね)には肌目模様が生まれ、大変強度のある刀が出来上がるのだそうです。

刀剣を手に取り、光に反射させることによって、
肌目模様を確認することができます。

地鉄の肌目模様とともに刃文も様々な種類があり、鑑賞ポイントの一つ。

時代によって流行があったという刃文。
刀匠はどんな刃文も作れなければいけないんですよ。作れません、なんて言ったら仕事にならないでしょ、と中畑刀匠。
肌目模様とともに刃文も味わいます。
刀によってはこれを振り回すのかと思うほど重く、戦国の世がリアルに想像されます。

鑑賞のあとはお手入れ体験。
ポンポンと打ち粉をうって、刀身についた余分な油を落とします。

打ち粉には砥石の粉と鹿の角を細かく砕いて粉にしたものが入っています。
みなさん緊張しながらも
教えていただいた通りに実践!
打ち粉のあとは拭き取り。仕上げの作業。


緊張するも楽しい体験が終わり、最後は刀匠との歓談のひととき。18日はちょうど中畑刀匠のお誕生日だったので、ケーキでお祝いしました!
ろうそくを立て、バースデーソングをみんなで歌って(火は手であおいで消しましたよ)刀匠を囲んでみんなでいただきましたー!

ろうそくを立てたホールケーキの状態の写真を撮るのを忘れてしまった。。。
なんとかこれで面影を。
81歳のお誕生日、おめでとうございます!

美味しいスイーツもいただいた(ケーキの前には古代米のおはぎもいただいたのです(^^))ところで
日本刀体験は終了。
中畑刀匠、お世話になりました。

最後は見頃を迎えた田んぼアートへ。

ほんとにうまいですよね。成長著しい。

雨予報でしたがおかげさまで予報が外れ、暑くもなく気持ちの良い両日でした。

今回の日本刀体験は、8月5日(金)にもう一度実施いたします。ご希望の方は弘前観光コンベンション協会のサイト、または電話0172-35-3131にてお申し込みください。

https://machi-aruki.sakura.ne.jp/

8月5日(金)13:00-15:30
集合場所 田舎館村役場正面入口前
(田んぼアート期間中は弘南電鉄田んぼアート駅と田舎館村役場間の無料シャトルバスが出ています)
定員   10名(最少催行4名)
参加費  5,000円
締切   8月2日(火)

貴重な体験をお楽しみください。

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