旅エッセイ『赤土と太陽』とは?
漫然と日々を過ごすだけの筆者は飲み会となれば知人に自身の夢を語り始める。どこにでもいる口八丁。本当は大層な夢も本質も持ち合わせていないのに。
唯一の救いはそれに疑問を抱く様になった事で、旧知の友人に相談すると、大阪で出席予定の結婚式に東京から自転車で参加する事を提案される。
「一度でいいから自分で口にした事を最後までやり遂げてみよう」そう思った筆者は中古の小さな自転車で東海道を走り始めるが、この旅が国境を越えてどこまでも繋がっていく事をこの時は知る由もない。
そしてゴールは失われる。
全てが実体験によって綴られるノンフィクション作品。愚直に走り続ける事で人生の何が変わるというのか?
旅エッセイ『赤土と太陽』
◆第一章目次
「国道1号線」
「国道2号線」
「南洋へ」
「音楽と旅と」
「不安」
「UFOキャッチャー」
「思いやりという名の狂気」
「アルコール中毒」
(約2万字/500円/無料範囲約7千字)
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