見出し画像

優雅さ漂う小さな「公国」 【10.リヒテンシュタイン🇱🇮】

アルプスの山々が美しいリヒテンシュタインは通常、スイスから鉄道で向かう。まずはチューリヒ駅からサルガンス駅まで、スイス国内を1時間ほど移動する。ずっと湖畔を走るので、青い湖と空、緑の山という美しい風景を堪能できる。テレビ番組の「世界の車窓から」並みに優雅だ。

画像2
画像1
画像6

ここからバスで30分ほど揺られ、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツに着いた。

画像3


どうもライン川を渡った辺りが国境だったようだが、入国審査などはなく、国境越えた感じは全くない。「スイスの美しい片田舎に来た」と言う気分だ。

画像4

リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに囲まれた小さな「公国」。香川県、小豆島くらいの大きさで、人口約3万7千人、ファドゥーツは約5千人が暮らす。

広告の名の通り、街の各所に後期さが漂う。国家元首は代々オーストリア貴族のリヒテンシュタイン家の当主が見所。丘の上にはどうけど白があり、その佇まいは緑豊かな自然と見事に調和している。

画像5

入国スタンプが欲しい場合はツーリストセンターで王冠の形をした可愛らしい記念スタンプを3スイスフラン(約300円)で押してもらえる。
多くの人は日帰りで、私も2〜3時間ほどの滞在だったが、この国独特の優雅さが印象に残った旅だった。

画像7

2016年9月2日✍️西日本新聞夕刊コラム

「珍国に恋して」より

リヒテンシュタインについてもう少し詳しくブログで書いています。

https://tabing.hatenadiary.com/entry/68599543


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?