ブログに書いたらグーグルに「ハレンチ」と言われた記事をここに。(東京・バンクーバープライドパレード)
※この記事は2019年5月にブログに書かれた物を移転したものです
先日、代々木公園で行われた東京レインボープライドに行ってきました。
あいにくパレードの日は仕事で行けなかったのですが、2日目の代々木公園で行われていたステージやブースは見て回ることができました。
以前バンクーバーで2回ほど見て素敵だなぁと思った経験があり、日本のはどんな感じなんだろう、、と気にはなっていたんですよね。
日本のレインボープライド。ブースはどんな感じ?
思った以上に規模が大きくてびっくりしました。全部はじっくりと見て回れない感じで(笑)
一般、飲食を合わせると235ブースもありました!結構すごい!
特に飲食ブースの充実感半端ない。
なんというか、食の充実感、そこはさすが日本だな!と思うところ。
屋台、フードカー、最高です。
ちなみに、バンクーバーはほとんどが企業のブースでした。(食べ物ではない)
無料で色々もらえるんですが、飲食物といったらペットボトルの水くれるかレモネードとポテチぐらいだった記憶があります。
日本のプライドは食には困らない。(有料だけど)
バンクーバーのブースはこんな感じ↓
飲食はあったけど、そこまで充実はしていない。
てゆーか、すぐ側に普通のお店がたくさんあるのでお腹が空いたらそこで食べろよって感じでもありましたが。
こちらは代々木で食べたレインボー餃子↓
皮がパリパリで美味しかったです!
このイベント中ってなんでもレインボー化する。
いろんな国のブースがあるよ
遠目に発見したキャナダの旗に反応してパシャリ。
そうです、カナダ、オランダ、北欧、イタリア、イギリス、ウィーン、イスラエルなどなど沢山の大使館のブースがありました。
ここまで国際的なブースがあるとは思っていなかったのでびっくり。
様々な国のLGBT事情が書かれた冊子、国のパンフレットなどを配っていました。
メープルリーフに引き寄せられ、ちゃっかりカナダブースに行ってもらってきました。中身は、、
カナダはこんな国ですよ〜という案内と、カナダのLGBTについての冊子、レインボーフラッグ。留学していた身としてはとても懐かしい!
そして、たいわーん!
日本で他国の国旗とレインボーフラッグを同時に見るだけで平和を感じてしまうんですよね私。単純。あれ、そーいや日の丸見かけなかったな、、(笑)
ジーザス先輩もレインボーに!良いですね。嫌いじゃないです。
イベント後の半裸問題?露出ゲイはダメ?
日本も結構盛り上がってるなー!いいじゃーん。と思って帰ったのですが「半裸で歩くのはどーなんだ」ってネット上でちょっとした問題になってましたね。
個人的には「半裸ぐらいでそんな騒がなくても、、」と思いましたが、ここは日本。まだまだ刺激が強すぎたんでしょうか。
国が違えばいろんな捉え方がありますからね。。
それに、ゲイがみんな半裸になるわけでもないですし、みんながそういうの好きなわけでもないと思うし。
ちなみに、バンクーバーは(というか多分他の国は)
結構出てます。 (え?何が?笑)
ベルリンとかすごいらしいw
ここで、バンクーバーの半裸の様子をお伝えしましょう
刺激が強いかもしれないので画像は小さめにしておきます。
あ、出てる写真は流石にないですよ!(何が)
半裸どころの騒ぎではないですねw
ギリギリじゃん!
フロートの上はこんな感じ。結構カラダ仕上げてきてる人いますよね。
見せるためにパレードにむけて鍛え上げるとの話も聞いたことがあります。
半裸で楽器だって吹きますよ。
この時初めてプライドパレードを見る私たちのために、友達の家のホストのカナディアン男性(ストレート)が一緒についてきてくれたんですが
「今年はイマイチだな、、露出が足りん。」
と、申しておりました。
日本の反応と真逆ですがな(笑)
日本は露出の問題で色々言ってますよね。
色んな格好をした人の中に半裸の人がいるだけといった印象
なんかもう、半分仮装パレードみたいになってますよね。 一年を通してバンクーバーのなかで一番盛り上がるのが、このプライドパレードだと思います。
世界各地からたくさんの人が見にくるので、出演者の気合も半端ないです。
犬だってレインボーつけて参加。犬率高かったです。
背中のペイントかわいい!
この人は男性でしょうか?女性でしょうか?
そんなことはどーでもよかったです。暑いから脱いだんでしょう。
プライド半裸が市民権を得るにはまだ時間がかかりそう
日本初のゲイパレードが開催されたのは1994年。まだ20年もたってないですね。LGBTという言葉が世間に広まってきたのもここ5〜6年じゃないでしょうか?
バンクーバーは2018年に40周年ですもの。歴史が日本の2倍。日本はまだまだ抱える問題が、これからもあるかもしれませんね。
国が違えば文化もちがうし、受け入れ方もちがうでしょう。
それにこのイベントは日本発祥ではない。
私がこのイベントに興味関心を持てているのも、身近にトランスジェンダーやレズビアンの友達がいるからかもしれません。みんな特別でもない、普通の人です。
たまたま仲良くなって、たまたまその人がレズビアンだったりしただけです。
身近にいると、なんでわざわざ問題視されてしまうことがあるんだろう?
と思うことが多々あります。
プライドパレードでこんなに感動するなんて
初めて見に行った時は(7年前バンクーバー)ただの興味本位だったのですが、日本では感じられない「平和感」を肌で感じたのを今でも覚えています。
性別や職業、見た目の垣根が何もない。警察官も消防隊もみんなで楽しく笑顔でワイワイやるこんなお祭り、私は初めてでした。
メインはLGBTQだけど、それだけじゃないな、ってのを体全体で感じました。
他の国のは行った事がないから、この感覚がバンクーバーだけなのかはわからないけれども。(日本のとは規模が全然違う)
コロナが去って機会があったら、是非カナダへ行って参加してみてください。
タビマキさんに愛の手を….大好きなドーナツを買います!