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学校で子どもたちと行った寄付について


【1分で読めて意味のある情報】


こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「私がクラスの子どもたちと行った寄付」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①寄付をするきっかけ


「次は、どこに旅に行こうかな〜」と休み時間に子どもと話していた時、

✅アフリカとか行ってみたらどうですか?

と言われました。

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面白そうと感じた私は、即決断して、アフリカ行きのチケットを予約。

知り合いが滞在していたウガンダ🇺🇬にいくことにしました。

そのことを子どもたちに伝えるとあまりの即決即断に若干引かれながら、「先生らしいね」と言われました。

✅後日、「先生がウガンダいくなら、みんなで寄付しようよ」とアイディアを出してくれた子がいました。

周りの子たちも、「それは良いアイディアだね」と賛同して、有志で寄付を募ることが彼らの中で決定されました。

これが私が子どもたちと寄付をすることに成ったきっかけです。


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私は荷物が増えそうだな…と思ってちょっと二の足を踏んでいましたが、学級の子どもたちのエネルギーを前にもう言葉を挟む余地が全くありませんでした。

子どもたちが出してくれたせっかくのアイディアです。

早速実現しようと協力して声をかけることにしました。

そこで私は、

「貧しいから恵んであげるみたいな発想はやめてほしい」
「ものをシェアするという気持ちで行ってほしい」

ということを子どもたちに伝えました。

「アフリカの子たちは、恵まれない子たち」といった妙な感覚を子どもたちに持ってほしくなかったからです。




その後、子どもたちが何やら話し合い、

✅「自分が使いたいと思うけど余っているものを集める」

という趣旨で寄付を募ることにしたようでした。

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②寄付を募ってみたところ…


寄付を募ってみたところ、たくさんの寄付の品が集まりました。

子どもたちが計画した寄付でしたが、ものの取りまとめなどは、私が行いました。

子どもたちは、部屋を整理したり、兄弟や親にも話をしたりして、「使いたいけど、余っているもの」を集めてきてくれたようです。




子どもたちは、寄付の品の準備を通して、

・今の自分に必要なものが何か考えることができた
・余っているものをこのまにしておくのではなく、シェアした方がいいと思った

といった話をしていました。

寄付を通して、「もの」について考える良いきっかけになったのではないかなと感じたことをよく覚えています。




その後、私は予想外の量になった寄付の品を無理やり詰め込んで渡航しました。

出発ギリギリになってしまらなくて、スーツケースの上で、ジャンプして閉めたのは良い思い出です。

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寄付は現地の孤児院に行いました。

年末より少し前だったのですが、

✅現地の子どもたちには、日本の小学生からの少し遅めのクリスマスプレゼント

ということで寄付の品を渡しました。

※渡航先で寄付の品を渡した写真はすぐに見当たらなかったので、後日載せたいと思います。




後日、学級の子どもたちに、その様子を見せたところ、とても喜んでくれました。

送る方も、送られる方も笑顔になる素敵なアイディアだったなと今振り返って感じます。

✅寄付の品集めや実際に届けた様子を見ることなどが、子どもたちにとって、1つのよい経験になってくれていると嬉しい

と今も思っています。





③気持ちが引き継がれた出来事


寄付をした翌年の子たちは、私と前年の子どもたちが寄付を行ったことを知っていました。

彼らもシェアの精神のようなものを学校生活で培って、周りの人のために色んな活動をしてくれていたのをよく覚えています。

とても驚いた出来事が1つありました。

✅6年生だったのですが、その子たちのうちの何人かが、卒業後にランドセルを寄付するという取り組みを行っていたのです。




寄付をした子たちに聞いたところ、「もうランドセルは使わないけど、大切にしてきたし、まだまだ使える。それを必要としている誰かに使ってもらえたら嬉しい」といった内容の話をしてくれました。

何かとケチケチしていて、消しゴム一個人に上げられないような子だった私は、尊敬の眼差しで彼らをみていました。

子どもたちの気持ちと行動からはとても学ぶことが多いです。

ちょっとした話から始まった寄付でしたが、今回のように人から人に伝わって、考え方や行動に影響を与えることがあるんだなと初めて実感した思い出深い出来事の1つでした。





今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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