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小学校の一人一台端末の導入で気を付けたいこと

【1分で読めて役立つ】小学校教員の情報発信🖋

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「一人一台の端末のこと」について書いていきたいと思います。





この記事は、

✅子どもが小学生の方
✅教育に関わる方

に特にオススメの内容です。



目次は以下の通りです。


1⃣一人一台の端末の活用は、目的ではなく手段


まず、最初に絶対確認しておきたいことは、

✅一人一台の端末の活用は、目的ではなく手段である

ということです。



導入されたり、使うように言われたりすると「あぁどうやって使おうか」となってしまいがちです。

しかし、

✅一人一台の端末は、教育をより良くするために、導入されていることを忘れてはいけない

と思います。



✅一人一台の端末は、教育をより良くするための道具

にすぎません。




このことを忘れてしまうと、一人一台の端末に学校の現場は、変に振り回されてしまうかもしれません。

超絶便利なものが、現場の妨げになってしまっては、悲しすぎます。

しっかりと効果的に活用したい気持ちでいっぱいです。





2⃣手段の目的化を防ぐシンプルな手立て


一人一台の端末の活用において、手段の目的化を防ぐための手立ては、

✅具体的に何のために活用するのかを考えること

だと私は思います。




例えば、

算数の統計の授業で、より主体的な学びを実現したい。

と考えた時、

✅気になった事を調べて、PCを活用してプレゼンテーションを行うというのはどうだろうか。

と考えるイメージです。




✅「どんな目的のためにするのか」を明確にすることで、手段の目的化を防ぎやすくなります。




3⃣一人一台の端末で最初にやっておきたいこと


一人一台の端末の導入でかなり活動の幅が広がります。

そこで、最初にやっておいた方がいいなと感じることがあります。




それは、

✅どう使っていくか子どもと共通理解を図っていくこと

です。


いわば、今は黎明期。使い始めです。

✅ルール等もあまり多くなく、比較的自由に活用できる状態

であるわけです。




一人一台の端末で、YOUTUBEを活用して自由に言語を学んだり、動画作成やライティング、プログラミングのスキルを身に付けたりすることも可能です。

反対に、一人一台の端末で、動画の視聴やゲームをしたり、人を傷つけたりすることもできます。




当然、課題が発生すれば、ルールも増やさざるを得ません。

ルールが増えれば、自由度は減り、効果的な活用の幅も狭まることでしょう。




✅こうしたことについて一緒に子どもたちと考える必要がある

と私は思うのです。




情報リテラシーやら、機器の活用の方法やら、知っておいた方が良いことはたくさんあります。

しかし、先も書いた通り、一番最初にしておいた方が良いことは、

✅一人一台の端末を自分たちがどう活用していくのか、子どもと一緒に考えること

だと私は思います。




そうして一緒に考えて、

✅子どもと共通理解を図ったことが、その後の生活における大切な判断基準になる

からです。



何かあったとき、迷った時、

✅これは、みんなで話し合った使い方と照らし合わせて、適切だろうか

と考えることができるのは、大きなメリットになるはずです。



そして、

✅この考え方は、一人一台の端末の活用だけでなく、別の生活の場面でも活用できる

と私は思います。




一人一台の端末の導入を通して、より多様な経験を子どもに積んていってほしいと願っています。

今回は以上になります。



今度、私が子どもと取り組んでいる活動についても紹介していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。


これからも学校現場のことや教育、仕事や日常生活に役立つことを書いていきます🔥

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