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【休校中にやること】学校再開時に向けた予定の確認

休校中には、授業の準備や事務作業等を効率よく行うことがとても有効だと思います。
しかし、まずは、何より、
子どもが来た時のことを想定して、予定を管理すること
が大切だと思います。

学年の先生たちと一緒にできればいいですが、勤務の都合上そうはいかない場合も、連絡を取り合いながら、実際に再開したときにどのようにスタートを切っていくのか確認しておくことをオススメします。
特に、若手の先生や初めての学年をもつ先生は、何をどのようにしたらよいのか具体的でないと、いざという時に不安がよぎると思いますので、しっかり確認しておきましょう。

では、学校再開時の予定の確認のポイントを2つ紹介します。


①約一週間の具体的な予定を確認する。

例えば5月7日(木)が再開の初日の場合は、5月18日(金)ぐらいまでの毎日の具体的なタイムスケジュールを学年の先生と共有できるように、質問をしていくと良いと思います。
理由はとてもシンプルです。
子どもも授業や学級のスタートで不安を感じている中、先生まで翌日、翌週の不安を抱えていては、いいスタートがきれないと思うからです。
逆に、直近で何をするか細かいことを把握していると子どもに対する指導にそれを上手く反映しやすくなるメリットがあります。

具体的な準備としては、一日のスケジュールをタイムテーブルにして把握しておきましょう。(授業の詳細は、それぞれ個別に詳しく準備します。ここでは流れを確認。)

8:00~始業前 
児童を教室で出迎える。(中休みの遊びについて話しておく。)
8:30~1時間目 
学級開き  話すことのメモは別紙参照。
9:20~2時間目 
国語授業開き 学年で相談したゲームを取り入れた授業 全員に声をかけるようにする。
10:05~中休み クラスでレク (朝、子どもにアンケートをとり、やることをきめておく)

・・・といった感じで、PC等に整理しておきます。
電子化しておけば、他学年にいったとき、人に説明するとき、同じ学年をやるとき等々かなり活用しやすくなります。


②向こう一カ月のおおまかな予定を知る。


約一か月分のおおまかな予定を把握します。
1か月分の予定が書き込める表をPC等で作り、そこにいくつかの項目を書き込んでいきます。
項目は、
・学年や学校の行事(健康診断やイベント等)
・それぞれの授業の新単元の始まる日(例えば1年算数の場合「いくつといくつ」の開始日を書く)

の主に2つです。
この2つをしておくだけで、かなり見通しが立ちます。余剰時間がほとんどないことが想定されますので、予定をしっかり管理して、無駄なく授業が実施できるように準備しておきましょう。再開すると何かにつけて対策をしたり、配慮のための打ち合わせをしたりで時間がないことが予想されます。
これは、今後、仕事を効率よくすすめるための先行投資になります。
ぜひ、やっておきましょう。

・まとめ 学校再開時の予定の確認のポイント

①約一週間の具体的な予定を確認する。
毎日のスケジュールをタイムテーブルにして把握しておく。予定が把握できると指導の質が向上する。
②向こう一カ月のおおまかな予定を知る。
1か月分の予定が書き込める表に行事や授業の新単元の始まる日を記入して、今後の流れを把握して、準備に生かす。

・最後に・・・

再開後は、教育課程ばかり重視した押しつけがましい指導をするのではなく、限られた時間の中でも子どもたちが学びを楽しめるよう、しっかりと予定を把握してゆとりをもった接し方をする必要があると私は思っています。

ぜひ、みんなで力を合わせて子どものためになる業務をどんどん行っていけるようにしたいです。

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