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#56 マナー

社会人1年目の日記 56日目。

こんばんは。だつをです。

今日はマナー研修を行った。改めて敬語とか電話応対はまだまだだと感じる反面、研修の中で違和感を持つ部分もあった。

特にお茶出しの場面。茶托の木目が相手と並行になるように置かなければならない、らしい。それができていないとして、不快に感じる人がいるのだろうか。また、できていたらおもてなしの気持ちを感じることができるのだろうか。

あとお茶碗に口をつけるのは正面を避けるのがいい、らしい。茶道のような正式にお茶を嗜む場であればそのようなことに気遣うべきかもしれないが、ビジネスマナーにまでそれを持ってくるのはやりすぎではないかと感じた。

ちなみに茶道の世界でお茶碗の正面を避ける理由は、絵柄の見える正面は亭主(もてなす側)が最も大事だと思っている所であり、そこにいきなり口をつける失礼であるからとのこと。

茶道ではお茶を飲んだ後にお茶碗を見る時間があるため、お茶を飲む時は飲むことに集中し、お茶碗を見る時は見ることに集中するという意味でも正面を外すのがいいのだそうだ。

こうやって調べてみて、訪問先の方がお茶碗にこだわっているような人であれば、正面を外すという気遣いはするべきなのかなと思えた。

他に違和感を持ったのは名刺交換。名刺交換をする順番は上司同士、上司と部下、部下同士という順番らしい。上司が名刺交換を行っている時は部下は名刺交換を行わず、ただ上司の名刺交換を見守る、らしい。ということは部下同士が最後に名刺交換しているのも上司は見守る。時間の無駄ではないだろうか。

敬語であったり身だしなみ、立ち振る舞いなどのおもてなし、思いやりはマナーとして必要とは思う。ただ、それに固執しすぎて効率が悪くなったり、謎の時間が生まれるのはよく分からない。

さらにこういったマナーが少しできていないからといってマナーがなっていない、などと不快な気持ちになる人もよく分からない。マナーとはその人なりの思いやりであり、あからさまに悪くなければいいではないか。細々としたところでマウントを取ろうとしてくる人はむしろそっちの方がマナーが悪いのではないかと感じる。

愚痴みたいなことをいろいろ書いてしまったが、マナーは必要だと思っている。電話応対、名刺交換、言葉遣い、身だしなみなど他にも未熟な部分はあるが、自分なりの思いやりが相手に伝わるように行動できる人間になりたい。

それでは、また明日。

少しでも心に引っかかったらサポートしていただけるとありがたいです。それだけでずっと書き続けることができます。自信になります。