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馬日記・その4

2004年3月13日(土)
コスタリカ

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 荷物をまとめ、朝食を表の食堂でのんびり食べる。そして、昨晩の約束通りに、愉快なお兄さんたちが、トラックの荷台で途中まで載せて行ってくれた。しばらく行ったところで、「ここまでだよ」と降ろしてもらった。どうやら、ここにぼくの乗りたいバスが来るらしい。そして、聞いて回ったところ、お目当てのバスが来るのは13時のようで、今は8時前。たっぷりと時間がある・・・。

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 近くの売店にてコーヒーを飲んでいると、Rainbow Gatheringに行くような風貌の若者の男子が一人現れた。話してみると、彼はRainbow Gatheringにもう滞在していて、今朝は街へ用事をしに行くところらしい。別のバスが止まり、もう一人のRainbow Brother が現れた。話しかけ、13時までバスを待たず、一緒にヒッチハイクをしようということになった。しばらくすると、トラックが止まり、荷台に乗せてもらう。運転手はおじいちゃんだった。このおじいちゃんは、色々なお店へ、荷台に載せたさまざまな仕入れの品物を配達途中だったようで、よく止まった。ぼくたちも、荷下ろしを手伝った。

 Rainbow を目指す一つの目印だった、『Rock Map』で降りる。本当に岩に地図が書いてあった。荷物を担いで歩いていると、後ろから車がやってきたので、親指を突き立て乗せてもらう。荷台に回り込むと、もうすでに二人のRainbow Brother & Sister が乗っていた。このまま車で乗せてもらえるところまで行き、その後4人で歩いていたら20分ほどで、ついにGatheringのサイトに到着した!少し向こうに、たくさんのRainbow Brother & Sisters が見えた。はあ、ここに来るまで長い道のりだった。そして、いろいろな思いと苦労があった。けど、ついにここまでやって来たのだ!

 ちょうど、朝食が食べ終わったタイミングだったようで、皆がメインサークルに集まっていた。一年前の、BrazilのRainbow Gathering で出会った日本の仲間もいる。そして、他の同じくBrazirからの顔馴染みの人たちもたくさんいた。Horse Caravan をオーガナイズしているyoyoとも再会した。yoyoも再会を喜んでくれて、早速に小川沿いのよいテントサイトを教えてくれた。そこに、茂みに覆われたよいスポットを見つけ、テントを張った。テントを貼り終えたところで、ホッとしたのか、日本からの長旅の疲れがどっと出てきて、そのままテントにゴロンと横になった。ずいぶんと寝たなと目が覚めると、もう夕食の時間になっていた。メインサークルに行って夕食に参加する。夕食の後には、真ん中に炊かれた火の周りで音楽が鳴り響いていた。

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