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約4ヶ月間で400kg以上の食品ロス削減に成功。TABETEユーザーのホテル通常利用や、リピーター獲得にも繋がる。【ジェイアール西日本ホテル開発様】

今回インタビューさせていただいたジェイアール西日本ホテル開発様では、運営する「ホテルグランヴィア」5ホテルでTABETEをご利用いただいており、2022年1月から5月までの間で計400kg以上の食品ロス削減に成功しております。
JRグループのホテルで初めてTABETEを導入することができた背景や、実際の現場オペレーションについてお伺いいたしました。

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【今回お話を伺った方】
・福島さん:株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 カンパニー統括本部 営業戦略部 マーケティング企画グループ(写真左)
・藤村さん:ホテルグランヴィア京都 料飲部 カフェレストラン「ル・タン」「ルームサービス」(写真右)
目次
・TABETE利用者が、ホテルを通常利用
・先陣を切ることを目指し、TABETE導入に至った
・食品ロス削減だけでなく、新規顧客の獲得にも繋がっている
・ブッフェの食品ロス削減も視野に入れて、TABETEの活用を続けていく

 
TABETE利用者が、ホテルを通常利用

 
峯岸:はじめに、お二人の自己紹介と、担当されている職務などを教えていただけますでしょうか?


福島さん:ジェイアール西日本ホテル開発の福島と申します。グループ全体を統括しているカンパニー統括本部に所属しており、ブランディングやSDGs推進を担当しております。


峯岸:SDGs担当は昔からあったのでしょうか?


福島さん:2021年10月からホテルグループ全体で本格的に始動いたしました。


藤村さん:私はホテルグランヴィア京都の料飲部でTABETEを導入しているカフェレストラン「ル・タン」と、「ルームサービス」を兼務しています。


峯岸:普段TABETEの操作や受け渡しを最前線でやられているのですね。スタッフさんから、TABETEに関するご感想やフィードバックはありますか?


藤村さん:TABETEの影響力をすごく感じていて、普段は足を運んでいただけないようなお客様もご利用くださっているように感じます。食事のご利用を兼ねているお客様もおられ、最終的には店舗のリピーターになってくださる方など、新規顧客の集客にも繋がっているので、すごく有難いと感じております。


峯岸:通常利用にも繋がっているのですね。確かに以前TABETEユーザーさんにアンケートを取らせていただいたところ、69%の方が「TABETEきっかけで利用したホテルを通常利用したい」と回答されていました。

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先陣を切ることを目指し、TABETE導入に至った


峯岸:続いて、TABETEを知っていただいたきっかけを教えてください。


福島さん:ホテルグループでSDGsを本格導入する前に、外部で開催されていたSDGs研修を受講いたしました。その研修の中でTABETEの取組みを紹介されていたのが、TABETEを知ったきっかけです。「この取組みは私達のホテルグループの中でも導入できるのではないか」と考え、問い合わせいたしました。
また、当時は全国のホテルチェーンでTABETEを導入している企業がなかったこともあり、一番最初に導入することに意義があると感じました。


峯岸:社内全体で前向きな雰囲気になっていたのですか?


福島さん:そうですね。ただ「安売りではないか」「ブランドイメージを損なうのではないか」と懸念する声は社内にもありました。とはいえ、このSDGsの取組み自体が我々のブランド価値を高めてくれるという事も強く感じておりましたので、ぜひ進めてみようという結果に至りました。

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ユーザーへのアンケート結果では、TABETEを導入されたホテルのブランドイメージは、59%が向上したと回答。TABETEを導入すると、食品ロス削減に積極的に取り組んでいるホテルとして、ブランドイメージ向上に繋がる結果となった。


食品ロス削減だけでなく、新規顧客の獲得にも繋がっている


峯岸:TABETE導入により、ホテルをご利用する客層に変化はありましたか?


藤村さん:普段はホテルのショップに足を運ぶことが少ない、20~30代の女性が来店されるようになり、新規顧客層の獲得に繋がっています。あと、意外にも男性サラリーマン層の方の利用も多く、ケーキ二つ入りセットを2箱買ってくださったりします。

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出品商品例:ホテルメイドケーキ


峯岸:では、普段のTABETEのオペレーションを教えてください。


藤村さん:17時半にブッフェが始まり、お客様が退店するのが19時くらいになるのですが、その入客数やテイクアウト商品の販売状況を見て、19時前には「TABETEに何を何個出品するか」判断しております。


峯岸:なるほど。すでに大きな実績も出していただいていますよね。


福島さん:実績は5月途中の段階で、ホテルグランヴィア京都だけでも食品ロスを約300キロ削減できております※。ユーザー様のお気に入り数に関しても、ホテルグループ全体で1月の導入当時から約300%増加しており、関心を高く持っていただけているのは有難く感じております。
※「ホテルグランヴィア」5ホテル合計では400kg以上の食品ロス削減量に達しています
 
峯岸:スタッフさんのモチベーションなどへ影響はありましたか?


藤村さん:ありますね。パティシエやシェフに、TABETEを使って廃棄がなくなったという報告をしたり、リピーターに繋がっているという話をしたりすると喜んでくれますので、モチベーションはすごく上がっていると思います。

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ブッフェの食品ロス削減も視野に入れて、TABETEの活用を続けていく


峯岸:それでは、今後の展開を教えてください。


福島さん:いずれはブッフェ料理の食品ロス削減にも取り組んでいきたいと考えております。今回TABETEの効果を非常に感じられましたので、然るべきタイミングで次のステップへ進んでいく予定です。


峯岸:TABETEでブッフェ料理を出品されているホテルは増えておりますね。では最後に、他のホテルさんにお言葉があればお願いいたします。


福島:TABETEの取り組みは、出品側だけではなくユーザー様にとっても食品ロス削減の貢献を実感できる、非常にwin-winな取組みであると感じております。ユーザー様、出品側(食品ロスの削減により、販売スタッフや、作り手である調理スタッフのモチベーション向上につながるなど)皆が笑顔になる取り組みだと思いますので、ぜひ今後も積極的に勧めていきたいです。また、今後TABETEに共感されるホテルや店舗が増え、ユーザー様の選択肢がより広がると良いなと思います。


〈取材・文=峯岸〉 
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今後もTABETEを導入している店舗さんへのインタビューや、フードロス削減の工夫についてnoteで発信していく予定です。フードロス削減にお困りの飲食店の方は、ぜひ以下URLからご連絡ください。
 
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