ぼくと謎の人

ツイッターやってるんですよ、ツイッター。

ツイッターの使い方は慣れてきたものの、なんていうんだろう、暗黙のルール?そういったものがよく分かってなくて。
リプ頂いた際に『いいね』つけるつけないとか、フォロー外の人が自分のこと呟いているのを見つけたときにいいねとかリアクションしちゃ駄目よとか。
なんかそんなのあるじゃない?

で、今回書こうと思ったのは所謂 鍵垢ってやつについて。
最初はね「あー、こんなのあるんだ。フォローしないと見られないんだ。フォロバ欲しい人なのかな?」って比較的悪い方の目で見てたんだよね。
でもその人の動きというか、そういうのを見る限り多分そうじゃなくてさ。

ちょっと前に誰かが言ってたんだけど、ツイッターって言うのは部屋の中でぶつぶつ独り言をいってて、その独り言を聞くために盗聴器を仕掛けるのと同等の行為がフォローだ、って。
で、それに気付いてこちらも相手に同じ気持ちを抱けばフォローバック。
でもそれはある意味の理想論で、やっぱり社会で生きてると社交辞令というかさ、飲み会で取り敢えず瓶ビールのラベルを相手に見えるように酌したりをするじゃない?そんな気持ちのフォローバックをしようかな、と考えたりしちゃうと思うのよ。

でも「そういうのいいから」って言ってくれる上司もいたりして。
そういう姿勢が鍵垢なのかな?って思ったのよね。
もちろん推測だけどね。「フォロー返せよ」ってみんな思ってるかもしれないしね。
いや、でも気楽にはなる。ありがとう、って。

たださ、自分に対して好意的なのか、敵意での監視行為なのか、ってのは気にすれば気になるよね。
でもこっちから触れない。確かめる術がない。
おばけだね。おばけ。それかFBI。

あれ?なんかちょっと楽しくなってきた。
鍵垢でアイコンがデフォルトってすごくFBIっぽくない?
多分ぼくがいたずらに「プラネタリウムでハッパをキメた」ってツイートしたら即座に捕まえられるように監視してるんだねきっと。
有名人かもしれないよ?釈由美子さんとか。「釈由美子さんにツイートを見られているかも」と思うだけで生活に張りが出るよね。知らないけど。

フォロワー全員鍵垢とかも面白そうだよね。エネミーオブアメリカとかトゥルーマンショー気分が味わえる。
「フォローは鍵垢の方のみお願いします。1日だけでいいんで」ってアカウント作ろうかな。50くらいでも鍵垢だけに囲まれたら今まで生きてきた中で体感したことのない気分になれそう。

なんだろうなー。謎だなー。
でも気になりすぎてフォロバしたら「フン!君がそんな人間だとは思わなかったな。正直失望した。さらばだ」って去っていくんだろうなあ…。

そんな感じで鍵垢にロマンを感じた、というお話。

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