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京都の夜更けをさまよう

上の旅の続きである。阪急のフリーパスを最大限に使うため向かったのは京都である。まずは大宮駅で下車。

大宮駅にはとあるチェーン店の1号店があるのはご存じだろうか。それがこちら。

中華料理でおなじみの餃子の王将である。1967年にここ、四条大宮で創業した。建物自体は2代目で当時の面影こそはないが、他の餃子の王将の看板にはない「1号店」という表記が歴史を作ってきた証なのかもしれない。

それにしても人が多い。訪れた日は持ち替えり用の餃子のセールをやっていたうえ、ご飯時だったのかフロアには列が出来ていた。待っていたらおなかとせなかがくっつくかもしれないなと思い、結局近所の松屋でご飯を済ませた。

景観条例に基づいた松屋の看板 黄色がない

次に向かったのは嵐山駅である。

嵐山と言えば渡月橋が有名である。私も何度も訪れたがどれも昼の時間。夜の渡月橋を見たいなと思いやってきた。

昼の渡月橋は人がごった返すほどの人気だが、夜になるとかなり静かで驚いた。ベンチに座っていた、おそらくカップルと思われる野郎どもが2組ほどいたぐらい。

歩道に設置された厳かな灯りが渡月橋を白く染める。街中にあるような背の高い街灯はないので薄暗いが、それもまた風情なんだろうか。なんだか不思議な気持ちになった。

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