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たべドリ式料理レパートリーの広げ方

こんにちは、たべドリのすどうです。

ワンパターンにならずに、あるものでパパっと料理ができるようになりたいと思ったら、基本的にやることは次の3つです。

  • 使える食材を増やす

  • 使える味つけを増やす

  • 使える調理法を増やす

これらの数が増えてくると、

  • 同じ料理を、別の食材でつくれる

  • 同じ料理を、別の味つけにできる

  • 同じ食材を、別の調理法で料理できる

ようになります。

たとえば、きんぴらのような炒めものをつくるとき、

  • ごぼうのほか、さつまいもでもつくれる(別の食材)

  • 醤油味のほか、塩味にもできる(別の味付け)

とか、

じゃがいもが余っていたら、

  • ガレットにする(焼く)

  • フライドポテトにする(揚げる)

といったことができるようになります。

左:ごぼう(醤油味)、右:さつまいも(塩味)

では、食材・味付け・調理法の3つのうち、なにから増やすのが良いのでしょうか?

  • ひとつの食材だけを極める

  • 和風の味付けだけを極める

  • 煮物だけを極める

といった方法もありますが、修行中の料理人でもないですし、飽きてしまいそうですよね。

正解は、まんべんなく増やすです。

小さなチャレンジを繰り返す

できることをまんべんなく増やすには、小さなチャレンジを繰り返す方法がおすすめです。

例えば、目玉焼きがつくれる、という人は、

  • 卵を使うことができる(食材)

  • 塩で味付けができる(味付け)

  • 焼くことができる(調理法)

という状態です。

この状態から新しいことを試すとき、目玉焼きからのジャンプが小さいほど成功確率が上がります。そのため、チャレンジする要素をひとつにしぼってジャンプを小さくします。

卵のかわりに、

  • じゃがいもを塩味で焼いてみる

  • ズッキーニを塩味で焼いてみる

とかですね。

新しくチャレンジする要素をひとつにする

食材を変えるチャレンジがうまくいったら、次は調理法だけを変えてみます。

卵とズッキーニが使えるので、どちらかを使って、スープ(煮る)にチャレンジしてみます。味つけは変えずに、塩味のままです。ズッキーニは焼くことができるので、焼いたズッキーニでスープをつくることもできます。

次も同じ要領で、味つけだけを変えてみます。

卵やズッキーニを使った塩味のスープを、醤油を使って和風に仕上げたり、牛乳を使ってミルクベースにしてみます。

そうやって、いまできることをベースに、小さなチャレンジを繰り返すと、できることがまんべんなく広がっていきます。

小さな学びを蓄積する

ここまで読んで、なんとなくできそうなイメージがついたかもしれませんが、まだまだ理論上の話です。

なぜなら、卵とズッキーニでは、焼き方が違うからです。

卵には卵の、野菜には野菜の焼き方があります。仕上げたいイメージによっては、必要な下ごしらえも違います。

たとえば、じゃがいもを焼こうと思ったら、

  • 皮はむいた方がいいのかな?

  • どれくらいの大きさに切ったらいいのかな?

  • 焼く前に水にさらした方がいいのかな?

とか、目玉焼きをつくるときには気にならなかったことが頭に浮かぶと思います。

勘を頼りに焼くこともできますが、もっとおいしく焼きたいと思ったら、知っておくべきことがたくさんあります。そして、それらを学ぶことこそが、実際に使える食材、使える味付け、使える調理法を増やすことの実態です。

  • 新じゃがなら、皮つきのまま焼くと香ばしく仕上がる

  • 小麦粉をまぶして焼くと、カリッと仕上がる

  • グラタンやガレットみたいにするなら、水にさらさない

1回のチャレンジを小さくするのは、これらの学びを確実に得るためです。味つけのことを考えるのは、じゃがいもの焼き方を覚えてからにします。その方が、もしチャレンジがうまくいかなくても原因の特定がしやすく、学習効率が良いからです。

これらの小さな学びは、蓄積されればされるほど、新しいチャレンジのハードルを下げてくれます。これまでやったことがない料理でも、なんとなく作り方が想像できたり、簡単そうに見えてくるのです。

コロッケやグラタンも、次第に簡単に見えてきます

チャレンジを習慣化する

たべドリが提供するドリル形式の学習法は、小さくチャレンジして、確実な学びを得ることで、短期間にレパートリーできることを増やすための仕組みです。

たべかたドリルで出題される、ひとつひとつのお題には、

  • けずり節をプラスしてうまみたっぷりのおかかあえをつくってみよう

  • 市販のトマト缶を使ってトマト煮をつくってみよう

など、小さな学びが設定されています。

和風の煮物ならつくれるという人にとって、市販のトマト缶を使った洋風のトマト煮をつくることは、新しいチャレンジです。

  • トマト缶を使った煮汁の作り方

  • 手羽元の下ごしらえ

  • にんにくを使った風味づけ

など、毎回、小さな学びを解説テキストとお手本動画で学べます。

そして、最大のポイントは、定期的にお題が出題されることによって、チャレンジが習慣化されるところです。

最初にトマト缶の使い方を覚えたら、

  • 野菜をプラスして具だくさんのトマト煮をつくる

  • 白ワインを使ってすっきりした魚のトマト煮をつくる

  • カレー粉を使ってスパイシーなトマト煮をつくる

など、小さな学びを変化させたトマト煮のお題に繰り返しチャレンジしていきます。

せっかく蓄積された学びも、使わなければ忘れてしまいます。たべかたドリルは、学んだことを確実に定着させるためのきっかけをつくり、上達のためのチャレンジを習慣化することができる唯一の料理学習法です。

詳しくはこちら。