クソ生意気な若手社員のアイデアが、「時代を作ったメディア」に成長するまで~フリーペーパー『R25』の裏側
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クソ生意気な若手社員のアイデアが、「時代を作ったメディア」に成長するまで~フリーペーパー『R25』の裏側

最大60万部、最盛期には返本率2%前後という驚異的な数字をたたき出していたフリーペーパー『R25』。伝説のメディア、フリーペーパーブームを牽引してきたとも言われるR25はどのように生まれ、育てられたのか?

初代編集長の藤井大輔氏と事業発案者の1人である元リクルート社員・現田端大学塾長の田端信太郎と、による特別対談を開催しました。

ゼロからのメディア制作、新規事業としての社内での立ち位置や、大手広告代理店との駆け引き、営業と編集のぶつかり合い・・・

など当事者だからこそ知る、記事化ギリギリの生々しいエピソードが満載です。

キレイごとだけじゃない、新規メディア立ち上げの裏側。メディア制作や新規事業の立ち上げに携わる人は必見です。

そもそも、伝説のフリーペーパ『R25』とは

『R25』は2004年にリクルートが創刊したフリーペーパー。25歳~34歳までの比較的若い男性をターゲットに、政治や社会などの時事情勢を分かりやすく解説した記事が人気に。東京都心を中心に、駅やコンビニなどに設置され、最盛期には60万部を発行し、一世を風靡したとも言われています。

2015年に惜しまれつつも廃刊し、現在はサイバーエージェントのメディア事業子会社が運営する『新R25』としてその名が引き継がれています。

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(以下敬称略)

ここから、90分間の対談内容を丸ごとお届けします!

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川波

本日は「時代を作ったメディアR25から学ぶ 新事業立ち上げのリアル」ということで『R25』の伝説と言われる初代編集長、藤井さんをお迎えしました。

R25の事業は、ものすごい勢いで立ち上がっていったんですけれども、メディアとして大きくなっていくときに、“編集長としての藤井さんから見たときのR25”と、“事業起案者(=田端さん)から見たときのR25”というのは、きっと違う見え方をしているはずでなので、そのあたりも掘り下げていきたいと思います。

直接メディアに関わっていないという人にとっても、新規事業を大きくするときのヒントを学ぶ機会になればと思っております。

川波は、当時、リクルートで内定者アルバイトをやっておりまして、お二人とは当然面識があるんですけれども、その中でうまく皆様の質問とお話を引き出せたらなと思いますのでよろしくお願いいたします。

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田端大学の皆さん、はじめまして。藤井大輔といいます。

本当に田端くんと小林くん(※編集注:もう1人の立ち上げメンバー、小林大祐氏)と僕の3人で夜な夜ないろいろ話をしながら考えて立ち上げたR25というフリーマガジンが、あの当時、一応大ヒットしました。

現在はフリーマガジンは廃刊になって、『新R25』というメディアで、サイバーエージェントさんに引き継いでいただいてはいますけれども…。良い話もあれば悪い話も当然あるわけなので、そのへんできる限り包み隠さずお話ができればなというふうに思っております。

実は今僕、富山で県議会議員をやってて、ちょうどこの間の日曜日(※4月11日)から富山市長選と富山市議会議員選のダブル選挙がまさにあってところでして…。今日も街頭演説と個人演説会の応援演説というのを7回ぐらいやってからの、この21時半なので、ちょっと頭の中があんまり…

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本当に思うんですけど、議員というか政治家の人ってすごいっすよ。議員って、遊んでいるとかイメージあるけど、朝食の勉強会から出て、今ぐらいまで、夜の会合もダブルヘッダーで、とか。すごいバイタリティというか、とにかくすごいっすよね。

例えば、鈴木宗男さんなんか、政治的な考え方とか意見を脇に置いて、とにかく現物を見ると後光が差してるぐらい存在感があるんですよ。

握手してもらったら俺も元気になるんじゃねえかみたいな、気がしてきます。癌になったのにまたここで復活してとか、もうバイタリティがすごいよなあと思うんですよね。

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本当に「ブランド人」という意味でも、前に田端くんも言ってたけど政治家って天下一武道会みたいな感じですね。

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そうそう。本当に確かにそう思います。自分の名前を何千人何万人に書いてもらうって、すごいことですよ。

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投票に行くっていう行動自体が面倒くさいのに、そこで「藤井大輔」「田端信太郎」まで書かせるというのは、ある意味僕は、政治家っていうのはマーケティングの中でも究極のマーケティングだと思う。

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それは本当そう思います。

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例えば、当時R25では「クロスメディアマーケティング」を行っていました。

「クロスメディア」とは何かというと、雑誌と電車の中吊りと街中にある看板など違うもので同じ商品の広告を3回ぐらい通勤中に見ると、その商品のことを覚え購買したくなると言われています。

これは「スリーヒッツセオリー」と呼ばれていて、R25ではそんなことを仕掛けていたんですけど、まさに選挙もそうです。

3回握手すると一票になるっていう話があったりとかね。7人から違う人から「藤井大輔って良いよ」って聞くと、なんとなく「良い」っていうふうに思うととかっていうのは、まさに人間の心理なので、そこは本当にマーケティングや広告とそっくりだと僕は思ってます。


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ということで前置きが長くなってしまったんですけど、何を言いたいかというと、「疲れてます」ということ(笑)。

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そんなこと言わないでくださいよ(笑)。ご事情は分かるんですけど。だから、疲れてるんで、失言があっても絶対に皆さん文春砲とか動画を外に出すとか絶対にないように。よろしくお願いします。

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<続きはこんな話をしています…>

・ユーザーの本音を引き出したグループインタビュー
・「R25」が実施したクロスメディアマーケティングとは?
・編集と営業、代理店のぶつかり合いをまとめたひらめき

等、「R25」立ち上げの当事者だから語れるその裏側をたっぷり収録しています。

田端大学は月額9800円で、こうした定例勉強会へのリアルタイム参加・アーカイブ視聴、田端信太郎との/塾生同士のコミュニケーション、MVP決定戦への参加権などがありますが、「コンテンツの中身だけ知りたい!」という方はnoteでお好きな内容の回だけお読みいただくのもおススメです。

(※なお、田端大学の塾生は、noteの続きも無料で閲覧できます。詳細はFacebookグループをご確認ください)

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